前回の記事「『怒り』の下に隠れているものは何?」に関連して。
私は「無駄な時間」が苦手です。
何をもって「無駄」かというと、「自分にとって必要性を感じない」ことです。
中には「寝てる時間がもったいない」とおっしゃるショートスリーパーの方もいますが、私にとっては睡眠時間は大切なものだし、だらだらしたり、ボーッとしたり、友達と遊んだり、アニメやドラマを見たりすることも必要な時間だと思っています。
結局、私の場合、体調不良でダウンさせられたり、激痛で自由に動けなくなったりする期間が結構あって、「動けるうちは有意義に時間を使いたい」という思いが人一倍強いんだと思います。入院も何度もしてますしね。若くして亡くなったリウマチ仲間もいますし。
過去に、「拘束されている時間は長いのに、何もすることがない」職場に在籍していた時期がありますが、「私は給与額よりも『やりがい』のほうが大事」と気付き、すぐさま辞めました(笑)。
それ以前に勤めていた職場で役職をいただいていて、責任ある仕事をしていたし、忙しいのが当たり前だったので、その反動もあると思いますが…。
お金は稼げばいくらでも取り戻せるけど、時間は取り戻せないですから。
時間って、「命の時間」で、有限なんです。
誰しもが、今日死ぬかもしれないし、明日死ぬかもしれない。
自分の大事なものが分かっているなら、少しでも早く、それを大事に出来る環境に身を置いた方が良いですよね。
その大事なものを奪いに来たり、ないがしろにさせたりするような環境に身を置いてしまうと、どんどん苦しくなっていきます。
(Roberto Justo KabanaによるPixabayからの画像)
これ、人それぞれの価値観です。
「やりがいより、お金が大事」な人も多いでしょうし、実際に「やりがいなんか感じたこともない」と声高に言う人にも出会ったことがあります。その人たちを批判するつもりは毛頭ありません。
何を大事にするか、何の優先順位が高いのかは、それぞれの自由であって、他人がとやかく言うものではないですから。
さて、あなたは、誰かに時間泥棒をされていませんかもしくは、あなたが誰かの貴重な命の時間を奪ってしまっていませんか
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