静かなふたりの時間 8
どうものぶのやつを見てるとカエちゃんとは親しい友人くらいな気持ちの態度っぽい。
まだまだ女心を理解してない風に見える。
もしかしたらのぶも気はあるのかも?
だけどもなかなか自分の気持ちに気がついてない、とか。
ありうる。
のぶだしね。
わりと鈍いとこあるんだ、昔から。
子供の頃、私がのぶのためにふたりだけで誕生日会をひらいてあげたときも、よくわかってなかったし。
自分の誕生日会だ、てこと。
人にさりげない気づかいができる子なんだけども、自分がされてるのはわりとうといんだよね、のぶって。
ここは真由ねぇちゃんがなんとか恋を実らせてあげましょうか。
のぶがたちが上手くいけば、カエちゃんがらみで男紹介してもらえるかも、だし。
うん、それいいかも。
そこ、期待できそうだ。
カエちゃんかわいいから男友だち多そうだしな。
もしかしたら掘り出しものの男子いるかも、だし。
て、なんか学生時代思い出すなー。
誰かと誰かをくっつける、て感じは。
リナのときは失敗して…ま、絶交されたまま卒業したけども…
過去のかわいいあやまちということで。
気にしない気にしない。
あれは相手の男子が悪かった。
リナに気があるそぶりみせてたから、いけるっ、て私が思い込んであおったら…1年つ付き合ってたという。
付き合うならこそこそすんな、て感じ~
リナははじかいたってわめくし、へこむし、謝ってもとうとう許してくれなかったし。
…ま、しゃーないや。
私が悪かったんだし。
でもでも。
やはり人の恋話っておもろいのはなんでだろか。
興味ありありだよ、いくつになっても。
32にもなって、人の縁結びにわくわくしてるなんて…私の将来の趣味はお見合い請負いになったりして。
押し付けオバサンにだけはなりたくないけども…ありうるのかも。
ま、私が独身のままでない、てことを前提にしなきゃだけどもね。
と、いうわけで。
ひとりきりになってしまったのぶのために、なんとかしてやろう、うんうん。
あ、待てよ、そもそも、のぶ彼女いるんだろか?
まず、そこだよな。
ふたり付き合ってる、てこともあるかもだしな。
「のぶ、あんた彼女いるの?」
私はおしんこをほうばりながらのぶにきいてみた。
「ん、いない」
のぶはニンジンに箸をのばしながらいった。
ちらり、とカエちゃんをみたらのぶをみてた。
やっぱ気になってるんだな~。
「じゃ、カエちゃんどうよ?
もう付き合っても、いいら?」
私がカエちゃんが入れてくれたお茶をすすりながらいうと、
「んー、今はないかな」
とあっさりいいやがった。
カエちゃんは一瞬ショックな顔をしたが、すぐ笑顔になって、
「のぶくん、もてもてだから…
あ、あたしそろそろ帰りますね」
と使った食器を流しに置いて、身支度しだした。
「のぶくん、食器洗っといてね」
「うむ」
「じゃ、真由さん、またです」
カエちゃんがあわただしく帰ろうとするのは目に見えてわかって、私はのぶに小声で
『とめなよ、まだいたらいいよ、ていいなよ』
と言いながらのぶをひじでつっついた。
でものぶは「カエもいろいろ忙しいんだよ」と涼しい顔でお茶をすすって止める気もないようだ。
むかついたので、のぶのヒゲをむしってやった。
さすがに「いててっ」と顔をゆがめた。
ざまぁみろ。
だいたい男ってなんで女心がわかんないんだろうか。
おばぁちゃんが引っ越すてきいただけで、お重に豪華な料理持参して会いにこないでしょう。
好きな男にいいとこみせたくてポイントあげたくてくるのにさー。
どう考えてものぶ目当てだろ、カエちゃんは。
どんだけわかってないんだか。
「のぶ、あんたカエちゃん送ってきな。
あ、カエちゃん車?」
「ぁ、いえ、母が買い物ついでに送ってくれたので…ここまで」
「じゃなおさら、のぶ、先生とこで軽トラかりて送ってあげなよ。
昼だし、先生いるら?
八木沢じゃバスになっちゃうよ」
「んー」
のぶがそうだよな、という顔をしたので、よしっ、と思った。
こうゆうことからしてかないと、ね。
女子は好きな人に家まで送ってもらうってのは大好物なのだから。
しかも車、なんだか距離がちぢまる予感~、みたいな。
いいんじゃない、いいんじゃない。
「いえ、いいです、あたし、携帯で母呼びますから」
カエちゃんが携帯とりだそうとしたので、「めっ」としかってしまわせた。
「いいの、いいの。
女子を送るのは男のつとめ~。
なにせこんなおいしい料理ごちそうになってなにもしない男なんてありえないし~
ねーのぶ」
「うむ。
送るよ」
のぶが、うんとうなずいたので、やったね、と思った。
まだまだかかりそうな恋模様だけども、こうゆう積み重ねが必要だしね。
「じゃ、私があと片付けとくから。
で、適当に帰るねー鍵べつにしめなくていいら?」
「ん」
のぶが了解したという顔でうなずいた。
カエちゃんは嬉しそうにのぶにありがとう、といった。
「じゃのぶ宮ジィんとこ電話したら?
軽トラかりるって」
「ん、それは大丈夫かな。
もう今日午後からかりる予定だったし」
「あ、そうなんだ、どっか行くの?」
私は食べ終わった食器を流しへと運んで、他の食器と一緒に洗い出した。
家じゃあんましたくない作業だが、ま、しゃーないか。
「ん、ちと宇久須に」
「ふ~ん、じゃちょうどいいじゃん、八木沢抜けるし。
気をつけてカエちゃん送ってきなよ」
「うむ」
のぶはとくになにか持つわけでもなく、玄関へ歩き出した。
カエちゃんも私にぺこりとお辞儀してからあとにつづく。
「のぶ、お重っ」
私はカエちゃんがもってるお重を泡のついたゆびでさして、注意した。
たく、男ってこうゆうとこふと気づかないときあるんだよねぇ。
のぶなんか気がきく方でも、やっぱ忘れてるし。
「ぁ、ごめん、持つよ」
「ぁ、ありがとう」
のぶがカエちゃんからお重を受け取り、玄関を開けてカエちゃんを先に通した。
カエちゃんはふりかえりもう一度私に頭をさげて出て行った。
「適当にしといていいから」
のぶは、お重をゆびさし口パクで『さんきゅ』とつけたして私を見てから玄関をしめた。
やっぱそうゆうとこが、のぶのいいとこだな、と思う。
普通は注意されてありがとうという男はそうはいないし。
でもまぁ、女の子に荷物持たせるのはみててあんま好きじゃないので…
だけども、これが自分の場合だとそうでもなくて、なんだろな。
自分は自分の荷物持つのはぜんぜんいいいというか。
そうゆうの気づかない男、わりと好きだったり、する。
ならんで歩くよりもちょっとさがってあとつけて歩くの好きだしなー。
彼氏の背中とかながめたりとか。
みょうに萌え~を感じちゃうし。
優しい男性よりもちょっと雑なタイプが好みかも。
もしかしたら私はお世話したい方なのかもしれない。
部屋掃除してあげたり、買い物してきてあげたり~
…自分の部屋はきたないけども。
母さんのおつかいは行かないけども。
恋するって人の性格をかえるのかしら? そうなのかしら?
ははは、なんてね。
しかし、この家はホントいいな~くつろぐ。
ここでなら料理するのも楽しいかも。
窓も大きいから外ながめながら、のんびり家事できそうだし。
うちみたいに生活くささがないから、なんか素敵だよなー喫茶風の作り、て。
のぶのセンス、マジいいわ。
ガラス職人て芸術家みたいなもんだろうし、こうゆうとこに生かされるんだろうな美的センスてやつ。
いずれカエちゃんみたいなかわいいお嫁さんがここに立ってのぶや子供のために料理ふるうんだろうね。
なんだかドラマみたいー。
見たことある気がするーそんなやつ。
いいなー幸せ感たっぷりだなー。
のぶみたいなイケメンなら子供もかわいいのがでてくるだろうし。
私はのぶが結婚してもひとりもんの可能性あるかも、だな…
で、のぶたちの子供にお小遣いやりに遊びくるんだろう、きっと。
姉んとこ遊びに行くのと同じ感覚になるんだろな。
もう、甥かわいいもなー。
子供はかわいい。
見てる分には。
育てるのは大変そうだ。
ちょっと可愛がらせてもらうくらいがやっぱベストだろうか?
でもでも、産めるものなら産んどきたい、か。
子供みてみたいもの。
まぁいなきゃいないでふたりの生活楽しみますが。
…彼氏ほしい。
「さてと、そろそろ帰るかなぁ」
ホウキがあったので一応床もひととおりはいてみた。
なんだかこれで、一段落な気分。
家じゃそうそうしないことだけども、人の家にくるとどうゆうわけかしたくなっちゃう。
東京にいたときも部屋がかたづけらんない、とかいう友だちがいて、遊びにいくたびに片付けてたしな。
座る場所確保するためにしだして、結局部屋中すみずみまでしちゃうんだよなぁ…
帰ればうちが汚いままなのに。
損な性格だ。
私はもう一度だけ早咲きの桜を見にいってから、のぶの家をでた。
すっかり長居をしてしまったが、まだまだ晴天の午後。
木々の小道をぬけ、坂をのんびりくだる。
気持ちのいい風も吹いてるし、遠くの海もきらきらしてる。
たまには外へでかけるのもいいかもなーと思った。
なんだか久しぶりに家族以外の人とたくさんしゃべった気がするし。
のぶとカエちゃんの恋をとりもつ、という楽しみもできたしー。
外へでる口実が見つかった、かな。
いままでなんもなくて気づけば部屋で1日終わってたしね。
母さんは仕事しろ、ていうけども…もう少しだけのんびりさせてもらおう。
仕事探しがめんどくさい、し。
多少だけども、ホントほんのちょっとだけども、貯金してて蓄えあるし。
今は母さんにお世話になってるからあんま使わないし。
それに…
人前にでるのが気が重いし。
ずっと東京で自分なりにがんばったんだもん、心折れることもたくさんあったし。
甘えていたい。
あとちょっとだけ。
魚港前のとおりにでてきたとき、後ろからクラクションが鳴った。
道路にはみだしてたか? と自分を疑ったが、ちゃんと歩道にいる。
ふりかえると私のとなりにのろのろ運転のバンが近づいてきて運転席の窓が開いた。
「よっ」
「あーっ! ズミキョン、ズミキョンじゃんっ、元気っ?」
「声でかいら。
たく、あいかわらずだな、真由。
てか、お前だけだぞ、俺のこといまだズミキョンってあだ名で呼ぶの。
もう30すぎてんだから、小泉君てさー、呼ぼうーじゃー
なぁ」
犬のパグみたいな愛嬌のある顔を出したのは、私の初恋の人だ!
まさかここで会えるとは。
まだまだ女心を理解してない風に見える。
もしかしたらのぶも気はあるのかも?
だけどもなかなか自分の気持ちに気がついてない、とか。
ありうる。
のぶだしね。
わりと鈍いとこあるんだ、昔から。
子供の頃、私がのぶのためにふたりだけで誕生日会をひらいてあげたときも、よくわかってなかったし。
自分の誕生日会だ、てこと。
人にさりげない気づかいができる子なんだけども、自分がされてるのはわりとうといんだよね、のぶって。
ここは真由ねぇちゃんがなんとか恋を実らせてあげましょうか。
のぶがたちが上手くいけば、カエちゃんがらみで男紹介してもらえるかも、だし。
うん、それいいかも。
そこ、期待できそうだ。
カエちゃんかわいいから男友だち多そうだしな。
もしかしたら掘り出しものの男子いるかも、だし。
て、なんか学生時代思い出すなー。
誰かと誰かをくっつける、て感じは。
リナのときは失敗して…ま、絶交されたまま卒業したけども…
過去のかわいいあやまちということで。
気にしない気にしない。
あれは相手の男子が悪かった。
リナに気があるそぶりみせてたから、いけるっ、て私が思い込んであおったら…1年つ付き合ってたという。
付き合うならこそこそすんな、て感じ~
リナははじかいたってわめくし、へこむし、謝ってもとうとう許してくれなかったし。
…ま、しゃーないや。
私が悪かったんだし。
でもでも。
やはり人の恋話っておもろいのはなんでだろか。
興味ありありだよ、いくつになっても。
32にもなって、人の縁結びにわくわくしてるなんて…私の将来の趣味はお見合い請負いになったりして。
押し付けオバサンにだけはなりたくないけども…ありうるのかも。
ま、私が独身のままでない、てことを前提にしなきゃだけどもね。
と、いうわけで。
ひとりきりになってしまったのぶのために、なんとかしてやろう、うんうん。
あ、待てよ、そもそも、のぶ彼女いるんだろか?
まず、そこだよな。
ふたり付き合ってる、てこともあるかもだしな。
「のぶ、あんた彼女いるの?」
私はおしんこをほうばりながらのぶにきいてみた。
「ん、いない」
のぶはニンジンに箸をのばしながらいった。
ちらり、とカエちゃんをみたらのぶをみてた。
やっぱ気になってるんだな~。
「じゃ、カエちゃんどうよ?
もう付き合っても、いいら?」
私がカエちゃんが入れてくれたお茶をすすりながらいうと、
「んー、今はないかな」
とあっさりいいやがった。
カエちゃんは一瞬ショックな顔をしたが、すぐ笑顔になって、
「のぶくん、もてもてだから…
あ、あたしそろそろ帰りますね」
と使った食器を流しに置いて、身支度しだした。
「のぶくん、食器洗っといてね」
「うむ」
「じゃ、真由さん、またです」
カエちゃんがあわただしく帰ろうとするのは目に見えてわかって、私はのぶに小声で
『とめなよ、まだいたらいいよ、ていいなよ』
と言いながらのぶをひじでつっついた。
でものぶは「カエもいろいろ忙しいんだよ」と涼しい顔でお茶をすすって止める気もないようだ。
むかついたので、のぶのヒゲをむしってやった。
さすがに「いててっ」と顔をゆがめた。
ざまぁみろ。
だいたい男ってなんで女心がわかんないんだろうか。
おばぁちゃんが引っ越すてきいただけで、お重に豪華な料理持参して会いにこないでしょう。
好きな男にいいとこみせたくてポイントあげたくてくるのにさー。
どう考えてものぶ目当てだろ、カエちゃんは。
どんだけわかってないんだか。
「のぶ、あんたカエちゃん送ってきな。
あ、カエちゃん車?」
「ぁ、いえ、母が買い物ついでに送ってくれたので…ここまで」
「じゃなおさら、のぶ、先生とこで軽トラかりて送ってあげなよ。
昼だし、先生いるら?
八木沢じゃバスになっちゃうよ」
「んー」
のぶがそうだよな、という顔をしたので、よしっ、と思った。
こうゆうことからしてかないと、ね。
女子は好きな人に家まで送ってもらうってのは大好物なのだから。
しかも車、なんだか距離がちぢまる予感~、みたいな。
いいんじゃない、いいんじゃない。
「いえ、いいです、あたし、携帯で母呼びますから」
カエちゃんが携帯とりだそうとしたので、「めっ」としかってしまわせた。
「いいの、いいの。
女子を送るのは男のつとめ~。
なにせこんなおいしい料理ごちそうになってなにもしない男なんてありえないし~
ねーのぶ」
「うむ。
送るよ」
のぶが、うんとうなずいたので、やったね、と思った。
まだまだかかりそうな恋模様だけども、こうゆう積み重ねが必要だしね。
「じゃ、私があと片付けとくから。
で、適当に帰るねー鍵べつにしめなくていいら?」
「ん」
のぶが了解したという顔でうなずいた。
カエちゃんは嬉しそうにのぶにありがとう、といった。
「じゃのぶ宮ジィんとこ電話したら?
軽トラかりるって」
「ん、それは大丈夫かな。
もう今日午後からかりる予定だったし」
「あ、そうなんだ、どっか行くの?」
私は食べ終わった食器を流しへと運んで、他の食器と一緒に洗い出した。
家じゃあんましたくない作業だが、ま、しゃーないか。
「ん、ちと宇久須に」
「ふ~ん、じゃちょうどいいじゃん、八木沢抜けるし。
気をつけてカエちゃん送ってきなよ」
「うむ」
のぶはとくになにか持つわけでもなく、玄関へ歩き出した。
カエちゃんも私にぺこりとお辞儀してからあとにつづく。
「のぶ、お重っ」
私はカエちゃんがもってるお重を泡のついたゆびでさして、注意した。
たく、男ってこうゆうとこふと気づかないときあるんだよねぇ。
のぶなんか気がきく方でも、やっぱ忘れてるし。
「ぁ、ごめん、持つよ」
「ぁ、ありがとう」
のぶがカエちゃんからお重を受け取り、玄関を開けてカエちゃんを先に通した。
カエちゃんはふりかえりもう一度私に頭をさげて出て行った。
「適当にしといていいから」
のぶは、お重をゆびさし口パクで『さんきゅ』とつけたして私を見てから玄関をしめた。
やっぱそうゆうとこが、のぶのいいとこだな、と思う。
普通は注意されてありがとうという男はそうはいないし。
でもまぁ、女の子に荷物持たせるのはみててあんま好きじゃないので…
だけども、これが自分の場合だとそうでもなくて、なんだろな。
自分は自分の荷物持つのはぜんぜんいいいというか。
そうゆうの気づかない男、わりと好きだったり、する。
ならんで歩くよりもちょっとさがってあとつけて歩くの好きだしなー。
彼氏の背中とかながめたりとか。
みょうに萌え~を感じちゃうし。
優しい男性よりもちょっと雑なタイプが好みかも。
もしかしたら私はお世話したい方なのかもしれない。
部屋掃除してあげたり、買い物してきてあげたり~
…自分の部屋はきたないけども。
母さんのおつかいは行かないけども。
恋するって人の性格をかえるのかしら? そうなのかしら?
ははは、なんてね。
しかし、この家はホントいいな~くつろぐ。
ここでなら料理するのも楽しいかも。
窓も大きいから外ながめながら、のんびり家事できそうだし。
うちみたいに生活くささがないから、なんか素敵だよなー喫茶風の作り、て。
のぶのセンス、マジいいわ。
ガラス職人て芸術家みたいなもんだろうし、こうゆうとこに生かされるんだろうな美的センスてやつ。
いずれカエちゃんみたいなかわいいお嫁さんがここに立ってのぶや子供のために料理ふるうんだろうね。
なんだかドラマみたいー。
見たことある気がするーそんなやつ。
いいなー幸せ感たっぷりだなー。
のぶみたいなイケメンなら子供もかわいいのがでてくるだろうし。
私はのぶが結婚してもひとりもんの可能性あるかも、だな…
で、のぶたちの子供にお小遣いやりに遊びくるんだろう、きっと。
姉んとこ遊びに行くのと同じ感覚になるんだろな。
もう、甥かわいいもなー。
子供はかわいい。
見てる分には。
育てるのは大変そうだ。
ちょっと可愛がらせてもらうくらいがやっぱベストだろうか?
でもでも、産めるものなら産んどきたい、か。
子供みてみたいもの。
まぁいなきゃいないでふたりの生活楽しみますが。
…彼氏ほしい。
「さてと、そろそろ帰るかなぁ」
ホウキがあったので一応床もひととおりはいてみた。
なんだかこれで、一段落な気分。
家じゃそうそうしないことだけども、人の家にくるとどうゆうわけかしたくなっちゃう。
東京にいたときも部屋がかたづけらんない、とかいう友だちがいて、遊びにいくたびに片付けてたしな。
座る場所確保するためにしだして、結局部屋中すみずみまでしちゃうんだよなぁ…
帰ればうちが汚いままなのに。
損な性格だ。
私はもう一度だけ早咲きの桜を見にいってから、のぶの家をでた。
すっかり長居をしてしまったが、まだまだ晴天の午後。
木々の小道をぬけ、坂をのんびりくだる。
気持ちのいい風も吹いてるし、遠くの海もきらきらしてる。
たまには外へでかけるのもいいかもなーと思った。
なんだか久しぶりに家族以外の人とたくさんしゃべった気がするし。
のぶとカエちゃんの恋をとりもつ、という楽しみもできたしー。
外へでる口実が見つかった、かな。
いままでなんもなくて気づけば部屋で1日終わってたしね。
母さんは仕事しろ、ていうけども…もう少しだけのんびりさせてもらおう。
仕事探しがめんどくさい、し。
多少だけども、ホントほんのちょっとだけども、貯金してて蓄えあるし。
今は母さんにお世話になってるからあんま使わないし。
それに…
人前にでるのが気が重いし。
ずっと東京で自分なりにがんばったんだもん、心折れることもたくさんあったし。
甘えていたい。
あとちょっとだけ。
魚港前のとおりにでてきたとき、後ろからクラクションが鳴った。
道路にはみだしてたか? と自分を疑ったが、ちゃんと歩道にいる。
ふりかえると私のとなりにのろのろ運転のバンが近づいてきて運転席の窓が開いた。
「よっ」
「あーっ! ズミキョン、ズミキョンじゃんっ、元気っ?」
「声でかいら。
たく、あいかわらずだな、真由。
てか、お前だけだぞ、俺のこといまだズミキョンってあだ名で呼ぶの。
もう30すぎてんだから、小泉君てさー、呼ぼうーじゃー
なぁ」
犬のパグみたいな愛嬌のある顔を出したのは、私の初恋の人だ!
まさかここで会えるとは。
月にありがとうを想うんだ
ありがとう、という言葉を もう直接いえないんだね
かなしくてもつらくても あえない距離が縮まらない
君はどこかで楽しく笑っているんだろ
僕は夜空をみあげて今 月を眺めてる
涙ながすほど強くもなく 君を想えばこそだから
ただひたすら願うだけ 君を忘れることだけ
ダメな日々もふたりには多かったけども
嬉しいこともたくさんあったよね
もう出会うことはないかもしれないけども
ふりかえれば僕にはイイ恋だったよ
君がいてくれたから僕の心に季節がめぐった
いろんな気持ちの向こう側 君が教えてくれたんだと思う
成長したかな? とききたいけども
もうつながりさえ消えたふたりだから
君が一番素敵になったときに 気づかずに別れた僕がばかだな
今瞳を閉じて君の笑顔を思い出すよ
そして ありがとうを つぶやくよ
最後の想いを月にとばして どこかでふと君が見あげてくれたらいいな
ふたりでみつめた12月の月
思い出して微笑んでくれたらいいな
春の夜桜きれいだね 一年のしめくくりに咲くんだそうだよ
僕と君の桜色 今年はどんなだったかわからないけども
来年咲くふたりの別々の桜が キレイでありますように
きっと君は別の誰かと見てるだろう
僕はたぶんまだひとりきり
月と桜にありがとうをつぶやいているかもな
君を忘れるために 君に感謝して
新しい恋のめばえを待つんだろう
いつかいつかいつの日か
今度 出会う人には 必ず声をだして言うよ
一緒にいてくれて、ありがとう
かなしくてもつらくても あえない距離が縮まらない
君はどこかで楽しく笑っているんだろ
僕は夜空をみあげて今 月を眺めてる
涙ながすほど強くもなく 君を想えばこそだから
ただひたすら願うだけ 君を忘れることだけ
ダメな日々もふたりには多かったけども
嬉しいこともたくさんあったよね
もう出会うことはないかもしれないけども
ふりかえれば僕にはイイ恋だったよ
君がいてくれたから僕の心に季節がめぐった
いろんな気持ちの向こう側 君が教えてくれたんだと思う
成長したかな? とききたいけども
もうつながりさえ消えたふたりだから
君が一番素敵になったときに 気づかずに別れた僕がばかだな
今瞳を閉じて君の笑顔を思い出すよ
そして ありがとうを つぶやくよ
最後の想いを月にとばして どこかでふと君が見あげてくれたらいいな
ふたりでみつめた12月の月
思い出して微笑んでくれたらいいな
春の夜桜きれいだね 一年のしめくくりに咲くんだそうだよ
僕と君の桜色 今年はどんなだったかわからないけども
来年咲くふたりの別々の桜が キレイでありますように
きっと君は別の誰かと見てるだろう
僕はたぶんまだひとりきり
月と桜にありがとうをつぶやいているかもな
君を忘れるために 君に感謝して
新しい恋のめばえを待つんだろう
いつかいつかいつの日か
今度 出会う人には 必ず声をだして言うよ
一緒にいてくれて、ありがとう
このままたまご
淋しさあふれてしずんでく
誰もひきあげれない深い底
なんだか希望のきざしもかすんでみえない
くすんだ世界でひとりきり
眠って嫌なこと忘れよう
きっと誰かが起こしてくれるよね?
このまま知らないまま終わってしまう…
なんだかそれも良いかもしれないな
この胸の殻がこわれて
生まれてくるものが害のないものでありますように
誰もひきあげれない深い底
なんだか希望のきざしもかすんでみえない
くすんだ世界でひとりきり
眠って嫌なこと忘れよう
きっと誰かが起こしてくれるよね?
このまま知らないまま終わってしまう…
なんだかそれも良いかもしれないな
この胸の殻がこわれて
生まれてくるものが害のないものでありますように
ハート
ハートがひとつで嬉しくて
ハートがふたつで花が咲く
ハートがみっつで穂がみのり
ハートがよっつでクローバー
ぁ、ラッキー
ぁ、ラッキー
Yeah Yeah Yeah!
ぁ、ラッキー
ハートがとびます私から
ハートがゆれますハジキ飛ぶ
ハートが抜け出すあなたから
ハートが魔がさす浮気モノ
ぁ、最低ー
ぁ、最低ー
woW woW woW!
ぁ、最低ー
いつもハートは気まぐれだよね
つかんで消える シャボン玉
つつかれしぼむ 風船
でもでもでも
咲き乱れれば春のさくらのように満開
風が吹いてもなんのその
ハートがみだれて 恋模様
散ったあとには 仲良しサクランボ
おいしく 食べるよね
un un
ハートのエースは切り札で
ハートのマークはキスマーク
ハートの絵文字は君だけに
ハートのロケットプレゼント
ぁ、ラッキー
ぁ、ラッキー
Wow Wow Wow!
ぁ、ラッキー
ハートがふたつで花が咲く
ハートがみっつで穂がみのり
ハートがよっつでクローバー
ぁ、ラッキー
ぁ、ラッキー
Yeah Yeah Yeah!
ぁ、ラッキー
ハートがとびます私から
ハートがゆれますハジキ飛ぶ
ハートが抜け出すあなたから
ハートが魔がさす浮気モノ
ぁ、最低ー
ぁ、最低ー
woW woW woW!
ぁ、最低ー
いつもハートは気まぐれだよね
つかんで消える シャボン玉
つつかれしぼむ 風船
でもでもでも
咲き乱れれば春のさくらのように満開
風が吹いてもなんのその
ハートがみだれて 恋模様
散ったあとには 仲良しサクランボ
おいしく 食べるよね
un un
ハートのエースは切り札で
ハートのマークはキスマーク
ハートの絵文字は君だけに
ハートのロケットプレゼント
ぁ、ラッキー
ぁ、ラッキー
Wow Wow Wow!
ぁ、ラッキー