函館すずめの空想日記

函館すずめの空想日記

ちょっと空想が混じった不思議な日記なのだそうです。

三連休、土曜日は、はこだてFOODフェスタから始まり、慌ただしい動きをした。

初日情報では、はこだてFOODフェスタの混み具合がすごいようなので、早めに駐車場入りして並んでいたが、無事に、函館割烹調理師会の列に1番で並び、合同製作の桃の節句松花堂弁当を買えました(湯の浜ホテルさん、竹葉新葉亭さん、旅館一乃松さん、炭火割烹菊川さん)。

4つのゾーンのどれが菊川さんなのか、気になるところですが、お隣で平島さんが売っていたケーキ?パン?一緒に購入し、速攻離脱。あまりウロウロしていると、色々な人に声かけられて、買いすぎてしまうことになりかねないのでね。

啄木亭のキッチンカーイベントに足を運び、スパイス二朗さんからとりかわをわけてもらいました。これが美味しくて、またお願いしようと思っています。

函館空港では、北斗~松前方面の特産品集めたマルシェを開催中。ついでに、空旅というキャンペーンに即興の旅行プランを書いて応募したり、楽しくすごした。しかし、松前町の岩海苔は売り切れていた。

函館空港3FはHAKOYAの食堂みたいになっているけど、実はフリースペース。味噌汁単品150円を加え、松花堂弁当をあずましくいただいた。

全て手が混んでていて上品な味わい、かつコラボにして完全に融合していました。最初で最後と言わず、またコラボして欲しいです。

食べ物系イベントは、1人参加だと席を確保しづらい、そもそもそんなに沢山食べられないという問題がある。また、かなり作戦を立ててれば組み合わせが整うのですが、どうしても雑食になりがちだ。

昨年の新函館北斗駅のワインイベントみたいな、こじんまりしていて、ペアリングしてくれてるっぽい方があずましい感じはする。

買ってきた、木古内町のたまふくらの豆漬けは、きっとオリーブをつまみながら白ワインを飲むような楽しみ方ができるだろう。

そこで、ワイン屋みのやで、ミュスカデとリースリングを買ってきて、お猪口で交互に飲みながら楽しんだ。前回、五稜の2種類を交互に飲んでいたら、味に深みが増すような錯覚がして気に入ったので、ワインでもやってみようと思った。

しかも、家飲みとしては、小さなグラスでチビチビやるのは、ワインとしてもいい感じだ。高級なワインを飲むのでなければ、このスタイルはいけると思う。

そんなわけで、その次の週には、坂井鮮魚店さんで買ってきた、モウカの星(ごま油1白だし2すりごま沢山がオススメ)、ほたるいか、ずわいがに、まぐろタタキなど、一見して日本酒かな?と思うようなものを揃えながらも、ちょっとオリーブオイルをかけたり、色々調味料を工夫して、甘口のドイツワインと、アルザスワインを揃えてまたもチビチビとやってみた。本を読みながら、とか、アニメ見ながらとかの過ごし方的には、ノーマルなワイングラスよりいいぞ。ワインを2本用意して、交互にチビチビ飲んでみて欲しい。

例年、恵山のごっこまつりは半端ない盛り上がりを見せる。

私はこうした食のイベントには、自分のお皿を持っていくようにしていて、今回も出店の焼きそば、焼きたこ、焼きごっこ、牛タン串など、1つの皿に盛り付け、ノンアルコールビール片手に派手に飲み食いした。全然食べきれないので、サランラップで保護して保冷バックに入れ、家に持ち帰って続きを楽しんだ。

途中、五稜の菜の花酵母バージョンと、氷晶にごり、いずれも生酒を買ってきたのが良かった。前者は味わい深いし、後者はすいすい飲める。交互に飲むと本当に止まらない。

シエスタハコダテで購入した寒〆ベビーリーフに、坂井鮮魚店さんで買ってきたスモークサーモンを混ぜてピッカンテオイルをかけたやつとか美味しい。マカスペはカレールー煮込みにして食べた。

アジャイル開発という概念があって、顧客とのコミュニケーションを密にして、迅速かつ小刻みかつ継続的に商品・サービスを開発・提供し、成熟を目指していく手法のことである。おそらく知識人のトークセッションなどで、披露されることのある概念だろうと思う。

世間では、SNSの最近の潮流で、物事を仕掛けていく側が一方的に熱い思いを語ることで、周囲を巻き込んでいくスタイルの方が盛んだろうと思う。顧客のすべきことは、いいねを押すこと、薦められた商品を買い、サイトに紹介されたレシピの通り食べ、SNSにUPすることだ。顧客という立場で、こうした方が楽しい、美味しいなどの口出しは無用だ。しかし、概念的にはアジャイル開発はいいぞと言っている。

17日午後は、函館市農林水産部主催のモンティーユワイナリーにて、トークセッション&見学会&懇親会があった。桔梗にあるワイナリーはほぼ完成していたが、まだレストランなどはこれからできてくるらしい。富士五湖のワイナリーで先進事例を学んできたということのようだ。今後、函館市ではワイナリーと酒蔵を組み合わせ、体験も交えたグリーンツーリズムが活発になることが期待できそう。

懇親会では、それなりにワインを飲める時間を過ごせていたので、車できて飲めないのは失敗したなと思った。それでも新聞記者の取材に応じたら、記事になったので、何だか貢献した気分がする。景色の良い丘で昼間からワインを飲み、のんびりした時間を過ごしたい。

たまたまその夜はコンコルド21でワインパーティ。

知内で海底熟成されたワインや、大島さんのサンセットセラーズのワインなどを飲みながら楽しく過ごした。話題のシュクメルリもつくってくれて、ちゃんと料理のできる人のつくったシュクメルリを食べたらさすがにスパイスの配合が抜群だった。

シュクメルリというか、パプリカ、コリアンダー、フェネグリークを使ったジョージア煮込みは、私の晩酌にこれからも活躍しそうだ。カボチャを加えたらいかにもカボチャ入ってる感の強い美味しいものができた。どうもハーブが上手く混ざってない気がするが、やむを得まい。クォリティよりも早い動きを心がけたい。

コナンカフェの函館誘致はうまくいかなかったようで、残念だ。

節分の日におなかいっぱいで食べれなかった「はこだて福豆豆腐」(寄せ豆腐)を日曜日に食べた。その日はバドミントンだったが、土曜日の疲れもあり、休むことにしたのだった。

寄せ豆腐を湯豆腐にするのは失敗した時のリスクが大きく、そのまま、色々な調味料を組み合わせて食べることにした。4等分で!

1. 南茅部テイスト! 南茅部の焼き肉のたれ(上品な味で何にでも使える)をかけ、坂井鮮魚店で買ってきたちりめんと、南茅部土産の昆布かつおをバシャバシャ振りかけてメチャクチャ美味しかった。

2.最近ハマってる山大さんの昆布だしと菊川さんのポン酢に柚子胡椒と、すりしょうが、刻みネギ、ピリピリして美味しい。刻みネギはいくらあっても大丈夫!

3.シエスタハコダテで売ってる「柚子入りはかた地どりの肉味噌」豆板醤加え!やはり万能でした。

4.坂井鮮魚店さんで買ってきた知内東沢水産さんのウニ! ウニと豆腐があわさることでしっとりした感じになりグイグイ食べれちゃう! 山わさびでブレーキ踏んでみたけどアクセルが止まらない!

色々、応用が効きそうなパターンを構築できたと思う。

その週、Xでは、「松屋でシュクメルリ鍋が復活」という話題で盛り上がり、ジョージアの大使が聖歌を歌ったりしていた。

よし、松屋行くぞ。

と思ったら函館に松屋がない! 本当にないのか? 

そんなわけで、シュクメルリを自作することにした。

パプリカパウダーをカルディで、コリアンダーパウダーをマックスバリュで購入。

フェヌグリークはどこにあるのだろう?

結局、ホクレンショップで入手できた。どうやらホクレンショップの品揃えがすごい。最初からホクレンショップを攻めてもいいような感じだ。

で、シュクメルリは作り方は難しくなく、一応美味しかった。

薄味になってしまい、香辛料の絶妙な配分については、工夫の余地ありといったところか。

何回かつくってみたい料理だと思う。自分でつくれて赤ワインに合うレシピは貴重だしね。

新月の日にタロットを引いた。

悪意ある試みは失敗に終わるだろう――という暗示だ。

案外、約1ヶ月に1回、日々を過ごすテーマを設定するのは早いテンポかも知れない。

土曜日は、シーニックdeナイトの続きで、五稜郭公園とシエスタハコダテのキャンドルイベントの記録をした。

韓国料理のトッポッキを熱烈に取り組んでいるキムさんにも会えた。

シュクメルリの話をしたが特に響かなかった。

旬花は満席で、向かいの回転寿司で沢山のごっこ汁を食べた。