モンティーユの丘 | 函館すずめの空想日記

函館すずめの空想日記

ちょっと空想が混じった不思議な日記なのだそうです。

例年、恵山のごっこまつりは半端ない盛り上がりを見せる。

私はこうした食のイベントには、自分のお皿を持っていくようにしていて、今回も出店の焼きそば、焼きたこ、焼きごっこ、牛タン串など、1つの皿に盛り付け、ノンアルコールビール片手に派手に飲み食いした。全然食べきれないので、サランラップで保護して保冷バックに入れ、家に持ち帰って続きを楽しんだ。

途中、五稜の菜の花酵母バージョンと、氷晶にごり、いずれも生酒を買ってきたのが良かった。前者は味わい深いし、後者はすいすい飲める。交互に飲むと本当に止まらない。

シエスタハコダテで購入した寒〆ベビーリーフに、坂井鮮魚店さんで買ってきたスモークサーモンを混ぜてピッカンテオイルをかけたやつとか美味しい。マカスペはカレールー煮込みにして食べた。

アジャイル開発という概念があって、顧客とのコミュニケーションを密にして、迅速かつ小刻みかつ継続的に商品・サービスを開発・提供し、成熟を目指していく手法のことである。おそらく知識人のトークセッションなどで、披露されることのある概念だろうと思う。

世間では、SNSの最近の潮流で、物事を仕掛けていく側が一方的に熱い思いを語ることで、周囲を巻き込んでいくスタイルの方が盛んだろうと思う。顧客のすべきことは、いいねを押すこと、薦められた商品を買い、サイトに紹介されたレシピの通り食べ、SNSにUPすることだ。顧客という立場で、こうした方が楽しい、美味しいなどの口出しは無用だ。しかし、概念的にはアジャイル開発はいいぞと言っている。

17日午後は、函館市農林水産部主催のモンティーユワイナリーにて、トークセッション&見学会&懇親会があった。桔梗にあるワイナリーはほぼ完成していたが、まだレストランなどはこれからできてくるらしい。富士五湖のワイナリーで先進事例を学んできたということのようだ。今後、函館市ではワイナリーと酒蔵を組み合わせ、体験も交えたグリーンツーリズムが活発になることが期待できそう。

懇親会では、それなりにワインを飲める時間を過ごせていたので、車できて飲めないのは失敗したなと思った。それでも新聞記者の取材に応じたら、記事になったので、何だか貢献した気分がする。景色の良い丘で昼間からワインを飲み、のんびりした時間を過ごしたい。

たまたまその夜はコンコルド21でワインパーティ。

知内で海底熟成されたワインや、大島さんのサンセットセラーズのワインなどを飲みながら楽しく過ごした。話題のシュクメルリもつくってくれて、ちゃんと料理のできる人のつくったシュクメルリを食べたらさすがにスパイスの配合が抜群だった。

シュクメルリというか、パプリカ、コリアンダー、フェネグリークを使ったジョージア煮込みは、私の晩酌にこれからも活躍しそうだ。カボチャを加えたらいかにもカボチャ入ってる感の強い美味しいものができた。どうもハーブが上手く混ざってない気がするが、やむを得まい。クォリティよりも早い動きを心がけたい。

コナンカフェの函館誘致はうまくいかなかったようで、残念だ。