山田豊文医師 「実は逆効果!焼肉でスタミナ」 | hakko1019のブログ

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母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしています。



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焼肉でスタミナは逆効果!!

もうすぐ梅雨入りし、梅雨が明けると本格的な夏を迎えます。
そして、夏といえば(飲めない人はすみません)夏バテ解消にビールや焼肉、そして肉たっぷりのスタミナ料理を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

ところが実際には随分前から言われていますが、夏場(実際は一年中)に肉を食べ過ぎると、肝臓や腎臓、そして胃腸にも負担をかけて逆にスタミナが落ちて、体調を壊すと言われてきています。

それにも関わらず、いまだに「スタミナ=肉」という信仰が根強く続いているのはなぜなんでしょうか?
マスメディアや肉の業界の宣伝が功を奏しているのかもしれませんね。

今日は肉とスタミナの関係の数多くある情報の中から、山田式ファスティングで著名な山田豊文医師の著書『脳がよみがえる断食力』から抜粋して、「実は逆効果!焼肉でスタミナ」をご紹介いたします。

また併せて、直近の現代ビジネス(週刊現代2024年3月9日号)さんの記事で、『身体の寿命より先に「腎臓」が死ぬ人が続出中!…現代人が「ただ生活しているだけ」で「必要量の3倍」を摂取している「ヤバすぎる危険物質」』もご紹介いたします。

両記事とも共通して伝えていることは、現代人が大好物の肉をはじめとした食品に多く含まれる〇〇の過剰摂取です。
それが様々な現代病を生む大きな要因とも・・・

さて、この〇〇とは一体なんでしょうか?

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山田豊文著 『脳がよみがえる断食力』(青春出版社)
実は逆効果!「焼き肉でスタミナ」

「このところ疲れ気味だから、スタミナをつけなきゃ。よし、焼き肉行くか」
こんな言葉を、そこここで耳にする。

「肉こそ最高のスタミナ食、肉は最良のタンパク源」という信仰はまだまだ広くはびこっているようだ。

体にとってタンパク質が不可欠な栄養素であることは間違いない。
筋肉や骨、またホルモンや酵素の材料になったり、エネルギーが不足した際にはエネルギー源にもなるタンパク質だが、その一方で“問題児”にもなる過剰摂取による弊害が指摘されているのである。

その代表的なものが、肝臓と腎臓への負担だ。
・窒素を含んでいるタンパク質は、代謝のプロセスでアンモニアを発生させる。
・アンモニアは毒性が強いため、肝臓はこれを毒性の低い尿素に変える。
働き者の肝臓にとっても大きな負担である。
・尿素は血液に入って腎臓に送られ、ろ過されて尿として排泄されるが、このろ過作業が腎臓に負担をかけるのだ。

このように、肉を食べ過ぎれば、肝臓にも腎臓にも大きな負担を強いることになるのである。
「焼き肉でスタミナを!」という考え方は危険をはらんだものであることを知らなければならない。
腎臓が悲鳴をあげて、尿素のろ過がうまくいかなくなると、尿酸が蓄積され、高尿酸血症、さらには痛風にもつながりかねない。

もう一つの問題は、肉をたくさん食べると血液が酸性に傾いてしまうことだ。
そうなると、体は中和するように働くのである。
このとき体はどうするか?
じつは骨や歯のカルシウム(アルカリ性)を溶かして血液中に送り込むのである。
これは「脱灰(だっかい)」と呼ばれる。

また、肉は酸を生じる食品であると同時に、カルシウムが少なくリンを多く含む食品でもある。
食べ過ぎて体内にリンが増えることも、また問題なのだ。
体の中のリンとカルシウムのバランスは、ふつう1対1の状態に保たれている。
だから、肉の過剰摂取でリンが増えすぎると、バランスを調整する必要が出てくる。
その調整も脱灰によって行なわれるのである。

脱灰が起これば、骨や歯は弱くなる。
また、視力低下や糖尿病、心筋梗塞の引き金になることも指摘されている。
タンパク源、スタミナ食であるはずの肉は、むしろ、より大きな弊害をもたらす“問題児”であることが分かっていただけただろうか。

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身体の寿命より先に「腎臓」が死ぬ人が続出中!…現代人が「ただ生活しているだけ」で「必要量の3倍」を摂取している「ヤバすぎる危険物質」
現代ビジネス 「週刊現代」2024年3月9日号より

肝臓と腎臓をいたわれば、健康長寿を実現できる。しかし、古く、間違った常識にとらわれていると、かえって老いを加速させてしまう。春の健康診断にむけて、知識をアップデートしておこう。

腎臓を傷めつけるいちばん危険な物質
「リンは骨を作るために必要不可欠なミネラルであると同時に、摂取しすぎると腎臓を急速に衰えさせてしまうので、取り扱いに気をつけなければならない栄養素でもあります。しかも、我々は普通の食生活を送っているだけで、一日の必要量のなんと3倍も過剰摂取しているのです。

こうした事実はまだ腎臓の専門医の間だけでしか認知されておらず、医療の現場でさえこの知見はまだ広まっていないのが実状です。10~20年後には医学の常識になるかもしれませんが、それでは手遅れです。いまのうちからリンとの付き合い方を覚えていたほうがいいと思います」

そう警鐘を鳴らすのは、自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部教授で、『図版 腎臓が寿命を決める』の著者である黒尾誠氏だ。

腎臓と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、尿を作っている臓器というイメージだろう。しかし、それ以上に重要な役割も担っている。流れてきた血液をろ過しながら、必要なものは貯蔵し、不要なものは尿として排出する―いわば体内環境を健康に保つ「管理人」なのである。

「いま、偏った食生活の影響で自分の寿命よりも先に腎臓の寿命が尽きてしまって、人工透析をしなければならない患者が増えています。腎臓は30代をピークに、容積が減少していきます。しかも、ただ小さくなるのではなく、腎臓内部の組織が壊れたり、硬くなったりして、やがて機能が失われてしまう。

腎臓は働き者ですが、再生できません。早いうちから生活習慣を見直し、ケアをする必要があるのです」(『人は腎臓から老いていく』の著者で埼友クリニック外来部長の高取優二氏)

腎臓の働きが慢性的に低下していく慢性腎臓病はいまや、成人の約8人に1人が悩まされている「新たな国民病」だ。さらに厚生労働省の調査によれば、腎臓病のため人工透析を受ける患者は全国で30万人を超え、その数は毎年、1万人ずつ増えており、けっして他人事ではない。

「ですが、腎臓もまた自覚症状が出にくい臓器です。腎臓機能の衰えには、G1~5まであります。たとえば、腎機能低下で発症する尿毒症は、尿が出なくなり、毒性を持った物質が血液中にたまる病気です。イライラ、不眠、食欲不振などが起きますが、そのときにはもうG4またはG5の段階に陥っています。症状を自覚してすぐに人工透析しなければならないという患者さんは実に多い」(前出・高取氏)

リンが腎臓を傷つける
そうならないために、守るべき組織がある。それがネフロンだ。

尿を作る糸球体と、作った尿から水分や体にとって大事な栄養素を再吸収する尿細管とがセットになった組織で、腎臓のろ過機能を担っている。このネフロンが冒頭で述べたリンの過剰摂取によって、破壊されてしまうのだ。

「ネフロンは消耗品で有限なのですが、現代人はリンの摂りすぎのせいで、このネフロンの消費スピードが早まっています。

では、なぜリンがネフロンを減らしてしまうのか? それは過剰摂取した大量のリンを尿中へ排出するために、必要以上にネフロンが傷つけられてしまうためです」(前出・黒尾氏)

個人差はあるが、ネフロンは一つの腎臓あたり約100万個存在し、生涯減り続けていく。ただし、歳をとっても困らないようにかなりの数が「予備」として備蓄されている。

現代人はその予備すらも、リンの摂取過多により、ものすごい勢いで使い果たしてしまっているのだ。

黒尾氏によれば、最新の研究で、リンの血中濃度は寿命の長さに関係していることもわかっているという。

ヒト、ゾウ、コウモリ、ヒツジ、ウサギ、ネズミの血中リン濃度を調べたところ、濃度が低い順に平均寿命が長いことが判明したのだ。

もちろん、様々な要因が絡み合っているとはいえ、リンと長寿には相関関係があるといえる。つまり、リンの摂取を極力控える食生活に切り替え、腎臓をいたわることが長寿につながるといっても過言ではないのだ。

「週刊現代」2024年3月9日号より

 

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