「舌が腸の代弁者」って知っていましたか?
見事なまでに私たちの体の仕組みを言い当てているなあと感心しました。
本当は自然の法則や自然の摂理に従って、<体=腸>が本当に必要な食べ物を私たちは舌で本能的に選り分けているんですね。
それが少しおかしくなり、狂いだしてきているように感じます。
それをジャパンズビーガンのつぶつぶさんが最新の季刊誌春号で、とてもわかりやすく教えてくれています。
子供向けにお話ししてくれていますが、老若男女問わず、大人にもあてはまり、大切だと思いましたので、ご紹介させていただきます。
ご興味がある方は、下記の転載記事をご覧になり、参考にされてください。
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ジャパンズビーガン Vol.20 2024春号より
一部編集転載
<教えてごはん君>
Q:うちの子、嫌いな野菜が多くてビタミンが偏らないか心配です。
A:子供には苦手な野菜があるのは当たり前!
舌は実は腸の代弁者です。
子供が食べたくないと思うものは、実は腸が必要としていないもの=カラダが必要としていないもの
なのです。
好き嫌いがあるのは、カラダに正直な反応です。
舌のザラザラは、味を見分けるセンサー、味蕾細胞。
おいしい、まずいなどを見分けます。
そして腸のヒダヒダの絨毛細胞はカラダに必要なものとそうでないものを判断しています。
子供のうちはまだカラダのあらゆる器官が発達中で、腸がまだ上手に消化できないものがあります。
そういう食べ物は腸の代弁者として舌が好まない仕組みになっています。
つまり、「おいしい」と感じないのです。
例えば、シュウ酸が多く消化に負担がかかるほうれん草や、苦みが多く消化に負担がかかるピーマンなどを、
子供が嫌いなのは当然です。
親がやるべきことは野菜の好き嫌いをなくすことよりも、食卓を添加物や農薬を含まない手づくりの、
しかもカラダの仕組みにあった食べ物で埋め尽くすことです。
実はごはん、炊いた穀物さえ食べていれば元気に育ちます。
特に雑穀ごはんなら微量栄養素もたっぷり摂れるので安心。
「おかずを食べなさい」「好き嫌いなくしなさい」ではなくて、
「ごはんを食べてれば大丈夫よ」になれば、お母さんのイライラも解消!
子供の味覚を信じてあげてくださいね。
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<目からウロコの子育て>
赤ちゃんはよく煮た塩味の利いた野菜が好き!
一般的に「赤ちゃんには刺激のない薄味のもの」「油は子供には消化できない」と思い込んでる人が
ほとんどかと思いますが、実は、子供の成長にとっても、人間の体の健康維持にとっても、
良質のほどよい塩分と脂肪分はとても重要です。
そのため子供は、しっかりと塩味の利いた野菜がおいしく感じます。
よく煮た野菜は、熱と味噌やしょう油の酵素が消化を助けてくれるので、実はお腹にやさしいことを、
子供の本能が知っているのです。
子供が嫌いなのは、ほとんどが生野菜や香りが強い野菜です。
煮物や煮びたし、シチューなどよく味のしみた煮た野菜は大好きです。
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