NY白金は急反発
前日の大幅安を受け、ファンド筋や投機筋の安値拾いの買いに反発して終了しました。中心限月12月物は1オンス=887.30ドルと前日終値(880.80ドル)比6.50ドル高で終了です。立会取引のレンジは、876.50&898.50ドルです。
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が8.00~8.25セント高、その他の限月は変わらず~8.50セント高です。11月限は反発です。売り過剰感の台頭や金融安定化法案は可決に向かうとの見方で上昇したあと、ドル高・原油安を嫌気して値を消しましたが、前日の安値を維持したことや単収報告が予想を下回ったことからプラスに切り返しました。
コーンの終値の前日比は、期近2限月が3.50セント安、その他の限月は6.25~2.50セント安。12月限は続落です。売り過剰感で上昇したが、5ドルで頭打ちとなって反落に転じ、ドル高・原油安で前日の安値を下回りました。大豆高や輸出需要の高まりでプラスに浮上しましたが、金融不安の再燃や弱気の天気を嫌気してマイナスに転落しました。
<NY原油市場>
米国在庫の大幅増加に加え、金融市場の混乱が世界的な景気減速とエネルギー需要の減少を招くとの思惑が相場の下押し圧力となり、反落しました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は一時1バレル=95ドル台まで急落です。その後買い戻されましたが、前日終値比2.11ドル安の98.53ドルで引けました。
NY白金は大幅続落
対ユーロでのドルの強含みや株価の急反発を受けて、3営業日ぶりに反落して引けました。中心限月12月物は1オンス=880.80ドルと前日終値(894.40ドル)比13.60ドル(1.5%)安で終了し、立会取引のレンジは、879.00&899.50ドルです。
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が49.00~48.25セント安、その他の限月は48.25~30.00セント安です。11月限は大幅続落です。前日のストップ安による繰り越し売りが先行したあと、株価や原油の反発で切り返しましたが、四半期在庫が予想を上回ったことやドル高加速が月末を控えた整理売りを誘い、年初来安値を更新しました。
コーンの終値の前日比は、期近2限月が25.50~24.50セント安、その他の限月は24.00~14.50セント安です。12月限は大幅続落です。ストップ安を受けた繰り越し売りが先行したあと、5ドルを維持したことや株価・原油の急反発からプラスに切り返しましたが、 四半期在庫が予想を上回ったことから月末の整理売りで値を消しました。
<NY原油市場>
金融安定化法案が今週末までには議会で可決されるのではないかとの期待が強まる中、株価の大幅上昇などを眺めて急反発し、米国産標準油種WTIの中心限月11月物は、前日終値比4.27ドル高の1バレル=100.64ドルで終わりました。立会取引の高値は100.25ドル、安値は97.80ドルです。12月物は4.17ドル高の100.26ドルで終了しました。
白金は続落
金は軒並み続伸し、銀は続落です。金は、1ドル=104円台後半の円高となりましたが、NY高やセーフヘイブンなどの買いなどに支援されて軒並み大幅続伸となりました。銀はNY安や世界的な株安を受けて軒並み続落したものの、下げ幅は限定的となりました。前日比は、金が32~43円高、金ミニが32~43円高、銀が7.1~1.3円安です。
白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY市場で急落した流れを引き継いで売り優勢で始まると、手じまい売りなどに圧迫されて先限が3500円を割り込み、年初来安値を更新しました。後場は安値もみ合いに転じましたが、欧州時間に入ってからは再び売り優勢となり、当限を除いてストップ安に張り付く場面がみられました。パラジウムもNY安や円高を受けて続落し、先限ベースで年初来安値を更新しました。前日比は、白金が300~280円安、パラジウムが76~35円安です。
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。シカゴが29日のストップ安に続き、夜間取引でも大幅続落し、円相場も一時16日の1ドル=103円台半ばの高値を試すなど弱材料が重なったことから、前日までの投げ売り相場の地合いを引き継ぎ、寄り付きから大引けまで全限月がストップ安に張り付きました。終値の前日比は、Non大豆が全限月4500円安、一般大豆も全限月2700円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。朝方為替が1ドル=103円台前半まで大幅に円高に振れたうえ、金融不安の再燃でおおむね商品全面安の流れで、シカゴもストップ安の急落となったことに圧迫されました。また、海上運賃も大幅続落となっています。場中に為替が1ドル=104円台前半まで円安に振れたものの、シカゴの夜間取引が下落していることもあり、全限月が拡大ストップ安に張り付きました。また、全限月が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1500円安です。
<外国為替市場>.
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から上昇し、104円後半で取引されています。午後は売買が交錯しながらも本邦勢の買いが優勢となり、ドル/円、クロス円とも底堅い値動きをみせました。夕方の取引では、きょうの安値103.50円から1円超上昇、一時104.88円を付けました。ある外銀筋によると、夕方にかけての取引でクロス円を中心に邦銀の買いが目立っているということです。
<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続落です。為替が1ドル=104円台まで大幅に円高に振れているうえ、米下院の金融安定化案の否決で、金融不安の再燃から株式、商品などが軒並み安となり、とくにNY原油が暴落したことで、寄り付きから売り一色となりました。ガソリンは期近を除く5本がストップ安、灯油は買い注文がなく期中の3本が約定しませんでした。原油も期近を除く5本がストップ安となりました。ガソリン、灯油の期近は計算上の下げ幅に近い5000円内外の急落となりました。ただ、原油期近は明日の納会を控えて小動きでした。前日比は、ガソリンが4800~3600円安、灯油が5170~3600円安、原油が3600~310円安です。
NY白金は急落
米金融安定化法案が下院で否決され、他の商品市場とは違って金のみが一時900ドル台を探る急伸ぶりとなりました。金12月は5.9ドル高の894.4、一方銀12月は47.8セント安の1302.5、プラチナ1月は38.2ドル安の1084.9で引けました。金融不安は欧州市場にも拡大しており、当面は引続き荒い動きとなりそうです。
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを引継ぎ、注目される金融危機が更なる景気後退へ繋がるのではとの懸念から、取引開始から売りを先行させ大幅安に寄付き、その後も原油の急落を受け続落、大幅ストップ安に張り付きました。大豆11月限は70.0セント安の1094.0で引けました。週間輸出検証は先週より大幅増加の750万Buとなるも事前予想を依然大幅下回っています。収穫の時期に入っている産地もあるも悪天候が続いており品質低下が懸念されているも、国内消費量も低下しており明日の四半期在庫報告が注目されます。
コーンは米中西部での順調な収穫見通し、米国及び世界の金融市場での金融危機の心理により、軒並み安で始まり、大豆同様にストップ安に張り付きました。一部の収穫遅れは指摘されているものの、産地の天候は良好との見通しです。明日は四半期在庫レポートの発表が予定されていますが、引続き金融安定化の動向に左右されそうです。
小麦は先週に引続き金融市場の混乱が市場の注目を集め、大幅原油安などを受け大豆、コーンと共に、軒並み大幅安に寄付き、その後も取引員筋によるストップロス売りが広がり急落となりました。小麦12月限は前日比48.0セント安の668.0で引けました。ファンダメンタルなニュースでは、乾燥が続いていた豪産地等南半球産地で作況改善に繋がる降雨量が観測されたことも圧迫要因との見方です。週間輸出検証は2220万Buと先週より減少となるも、累計検証は42.4%と事前予想を上回りました。
<NY原油市場>
欧州では幾つかの大手金融機関の救済が伝えられるも、金融不安は収まらず、NY原油は100ドルの大台を割込み、金融安定化法案の否決が伝えられると一段安となりました。原油11月限は10.52ドル安の96.37で引けました。信用市場での収縮は、商品市場でも免れないとの見方もあり、当面はさらなる下押しがありそうです。
白金は続落
金は反発し、銀は続落です。金はNY高や円安を受けて先限が一時3002円まで上昇しましたが、終盤にかけての円高やドル建て現物相場の下落を受けて上げ幅を縮小しました。銀はNY高を引き継いで買い優勢となりましたが、終盤にかけて地合いを緩め、マイナスサイドに転じました。前営業日比は、金が11~35円高、金ミニが11~35円高、銀が9.6~2.3円安です。
白金系貴金属(PGM)は、続落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は円安や金堅調などを受けて下げ幅を縮小し、後場に入ると、先限がプラスサイドを回復する場面も見られましたが、欧州時間にはユーロ安などに圧迫されて再び売り圧力が強まりました。パラジウムもNY安を引き継いで続落しました。前営業日比は、白金が257~49円安、パラジウムが83~47円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から小幅ドル高の106円前半で取引されています。米金融安定化法案可決の可能性が濃厚となりドルには買いが先行しましたが、止まらない株安を背景にクロス円を売り込む動きも目立ち、ドル買いと円買いが交錯する形でドル/円は値動きが鈍りました。ベルギーなど3国政府がベルギー・オランダ系金融グループのフォルティス国有化に踏み切ったことなどを背景にユーロが英政府が国内9位の住宅金融機関ブラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)を国有化するとの発表に英ポンドも大きく下落しました。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて下落です。NY原油が前週末の東京市場の大引け時点(105.22ドル前後)に比べて上昇したことや、円安を背景に原油・製品ともに買いが先行しました。その後、夜間取引が徐々に値を削り、ドル・円相場も円高に振れたことから上げ幅を削る展開となり、原油の当限を除いてマイナスサイドに沈みました。NY原油11月限は朝方は106ドル台半ばで推移していたものの、徐々に下落しました。特に午後4時過ぎから下げが加速して、103ドル前後まで地合いを悪化させました。前営業日比は、ガソリンが1020~520円安、灯油が1460~840円安、原油が1120円安~変わらずです。
<国内穀物市場>
東京大豆は、大幅続落です。前場同様、シカゴ夜間取引の続落展開に歯止めがかからず、下げ幅を拡大しました。一般大豆は、前場の5限月に続き期近10月限も追随して軒並みストップ安に張り付き、Non大豆も3限月が拡大ストップ4500円安を演じるなど一段安となる限月が目立ちました。終値の前日比は、Non大豆が4500~3690円安、一般大豆は全限月が1800円安です。
東京トウモロコシは大幅続落です。為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れたものの、原油安などで26日のシカゴが大幅続落となったことや、週明けの夜間取引がさらに急落したことに圧迫されました。全限月が一代安値を更新して、後場は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。大引けの前営業日比は、全限月が1500円安です。
NY白金は大幅下落
米議会での審議が難航しているとのニュースよりNYダウが一時軟調な動きとなり、質への逃避として金は反発。景気後退による需要減の見方よりプラチナは大幅続落となりました。金12月は6.5ドル安の888.5、銀12月は22.8セント高の1350.3、プラチナ1月は68.1ドル安の1123.1で引けました。議会での審議可決については楽観的な見方もあるものの、マーケットは錯綜するニュースに敏感になっているようです。
<シカゴ穀物市場>
大豆は米議会での金融救済案の審議が難航しており、NY原油安にも圧迫されて軟調な動きとなりました。大豆11月限は19.0セント安の1164.0で引けました。景気後退による需要減の懸念、来週にかけての中西部での好天見通しもマイナス要因となりました。来週にかけては収穫ピッチが上がり、引続き上値重い動きも見込まれています。
コーンは今週は産地での霜の懸念により一時上昇したものの、霜による被害は最小限となりそうとの見方が出ており、また大豆同様に金融救済案の審議が混乱していることも圧迫して、安寄り後も一段安となりました。コーン12月限は15.25セント安の543.0で引けました。米住宅市場の悪化が目立っており、商品市場全般への悪影響が懸念されています。
小麦は政府の7000億ドルを投じる救済策効果への疑いが広がり、原油の下落など市場全体が軟調な動きとなり、それに伴い、小麦も手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。また産地の天候は作付けに適した良好な天候が続いていることも圧迫要因との見方です。小麦12月限は前日比20.25セント安の716.0で引けました。来週火曜日には四半期在庫報告が発表されるも、金融市場の動向が注目されるとの見方です。
<NY石油市場>
金融救済策の通過が予想されるも共和党の反対表明を受け、最終決断は来週に持ち越しとなり軟調に推移、周辺市場と共に下押されました。原油11月限は前日比1.13ドル安の106.89ドルで引けました。米GDP確定値は2.8%へと下方修正され、景気低迷が懸念されています。
白金は軒並み下落
金は大幅続落です。金はNY安や場中の円高、またドル建て現物相場の上げ一服を背景に売り優勢となりました。いったん下げ渋るも終盤に入り、ドル建て現物相場の下落から一段安となり、先限は一時97円安まで下げました。銀もNY安や円高を背景に期先2本を中心に下げました。先限は442.0円まで下落しました。前日比は、金が88~64円安、金ミニが88~64円安、銀が13.7~1.7円安です。
白金系貴金属(PGM)は、軒並み下落です。白金はNY安を受けて売り優勢で始まりました。その後は金軟調や円高を受けて下げ幅を拡大しました。終盤は期先が一段安となり、期先2本は200円を超える下落で引けました。パラジウムもNY安を受けて売り優勢となりました。先限は803円まで下げ、1週間ぶりの安値を付けました。前日比は、白金が232~61円安、パラジウムが54~21円安です。
<国内穀物市場>
東京大豆は、まちまちです。週末を控えた玉整理主導の商いで高下しましたが、一般大豆はまちまち、Non大豆はストップ安を含む大幅安です。一般大豆の期近10月限を除いて総じて大幅安となった後、後場1節までは夜間取引の反発を映して下げ幅を縮小し、反発する限月もありました。しかし、後場2節からは円高を嫌気して強気筋からの玉整理が優勢となり、特にNon大豆で大きく上値を削る限月が目立ちました。一方、一般大豆の期近10月限は前週末の19日から5日連続でのストップ高を演じました。終値の前日比は、Non大豆が3000~1050円安、一般大豆は320円安~1800円高です。
東京トウモロコシは大幅続落です。朝方は為替が1ドル=106円台前半まで円安に振れるなか、25日のシカゴが反落したことや、前日の急落地合いを受けて、期先から下げて始まり、再び全限月が3万円台を割り込みました。その後も場中に為替が再び105円台まで円高に振れたことや、シカゴの夜間取引の軟化し、さらにはチャート悪化による週末の手じまい売りなどで、大引けでは全限月がストップ安に沈みました。期近11月限が一代安値を更新しました。大引けの前日比は、全限月が1000円安です。
<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から円高が進み、105円前半で取引されています。米金融安定化策をめぐる米当局の議論が持ち越しとなったことや、全米最大の貯蓄金融機関ワシントン・ミューチュアルの破たんなどを受け、先行き不透明感が強いとの見方から、日中の主要通貨は方向感に乏しい値動きとなりました。夕方の取引では、ベルギー・オランダ系金融グループのフォルティスなど複数の欧州系金融機関の経営不安をめぐるうわさが流れ、ユーロが大きく下落しました。フォルティスは市場のうわさを否定する内容のコメントを発表しています。
<国内石油市場>
国内石油市場は総じて続落です。寄り付きは25日のNY原油の急反発を好感して、大幅高で寄り付いたものの、そのあとNY原油の夜間取引が急落したことや、為替が1ドル=105円台半ばまで円高に振れたことに圧迫されて、上げ幅を削りました。とくに午後3時以降、夜間取引がさらに急落したことで、大引けにかけて総じてマイナスサイドに沈む展開となりました。なお、今日は製品の新甫4月限が発会しました。前日比は、ガソリンが240円安~80円高、新甫4月限は発会値から680円安の7万7520円。灯油が590~190円安、新甫4月限は発会値から2020円安の8万1140円、原油が160円安~100円高です。
NY白金は大幅安
米株が急伸し、最近の安全資金の逃避先として買われた分の手仕舞い売りが広がり、軟調に推移しました。金12月は13.0ドル安の882.0、銀12月は16.5セント安の1327.5、プラチナ1月は39.8ドル安の1191.2で引けました。金融システムへの不安が和らぎつつあるのが、手仕舞い売りの背景となっています。
<シカゴ穀物市場>
大豆は軟調に始まるも、米金融救済案は議会を通過しそうな見通しより一時プラスサイドを探るなど、底堅い動きとなりました。模様眺めのムードもあり、ファンドの動きはあまり目立ちませんでした。大豆11月限は4.0セント安の1183.0で引けました。週間輸出成約は61.2万トンでした。
コーンは安寄りで始まり、米議会の動向が注目される中、比較的落ち着いた動きとなりました。週間輸出成約は54.7万トンとなり、08/09の累積コーン売上高は25.5%と米農務省の予想をやや上まり、これがコーンをサポートする形となりました。国際穀物理事会は世界コーン生産量を以前の予測より300万トン下方修正し、7億7100万トンと推定を発表しました。アルゼンチンでは政府と生産者の間で緊張が高まっている様子で、同国政府はコーンの輸出停止を行いました。12月限コーンは4.75セント安の558.25セントで引けました。
小麦は取引開始はローカルの売りが見られ安含むも、テクニカル買いがその後広がり、米政府救済策承認による原油の続伸もサポートとなり、堅調に推移しました。小麦12月限は前日比6.0セント高の736.25で引けました。週間輸出報告は累計成約60.3%と事前予想を上回るも、約29.4万トンとここ数週間の記録と比べ大幅減少となりました。IGCの世界生産量予想は前回から400万トン増の7.76億万トンとなりました。
<NY原油市場>
米政府による景気救済策が承認されたことを受け、ガソリンと共に堅調に推移しました。またガソリン備蓄量が約600万バレル減の約1.79億万バレルと、1967年来最低の記録となったこともサポート要因との見方です。ナイジェリアの軍事勢力による原油施設攻撃は拡大しており、今後の供給が懸念されます。原油11月限は2.29ドル高の108.02で引けました。
NY金は寄り付き上昇後は上値削る
金は朝方の上伸分を徐々に取り崩し、中心限月12月物は1オンス=895.00ドルと前日終値(891.20ドル)比3.80ドル高で終了した。立会取引のレンジは、891.50─907.00ドル。
<シカゴ穀物市場>
大豆の終値の前日比は、期近2限月が変わらずで、その他の限月は1.50セント安~17.00セント高です。11月限は変わらずです。ドル安や原油高をはやして12ドルを突破しましたが、ドルの反発や原油の反落、FRB議長の景気減速見通しや、早霜懸念の後退も圧迫要因です。ただ、需給ひっ迫や金融市場が不安定なことから、押し目買いで回復しました。
コーンの終値の前日比は、期近2限月が2.50~2.75セント高で、その他の限月は2.75~4.25セント高、12月限は続伸です。ドル安や原油高をはやし、7営業日ぶりの高値に値を飛ばしたあと、ドル反発や原油の急反落を嫌気してマイナスに転落しましたが、単収に対する不透明感やテクニカルな押し目買いでプラスサイドに切り返しました。
<NY原油市場>
米国在庫の減少幅が予想に比べて小幅にとどまったほか、金融市場の混乱が一段の景気減速とエネルギー需要の縮小を招くとの思惑から売り優勢となりました。米国産標準油種WTIの中心限月11月物は前日終値比0.88ドル安の1バレル=105.73ドルに続落して引けました。
NY白金は急騰
<NY貴金属市場>
NYダウが急反落となり、依然として質への逃避としての金への需要が旺盛なこと、ユーロやNY原油の急上昇がサポートとなり、金は900ドルの大台を探りました。金12月は44.3ドル高の909.0、銀12月は97.5セント高の1345.0、プラチナ10月は88.8ドル高の1235.8で引けました。依然として金融市場を取巻く先行き不安が金のサポートとなっている模様です。
<シカゴ穀物市場>
大豆はドル安、NY原油高がサポートとなり、軒並み高で始まった後も終始堅調に推移しました。大豆11月限は61.5セント高の1205.0で引けました。また米中西部では10月初めに気温低下の見通しが出ており、霜の懸念があることもサポートとなった模様です。週間輸出検証は120万Buと過去4年で最低の水準でした。
コーンは原油の大幅高とドル急落などにサポートされて、大豆同様に底堅い動きとなりました。ウォール街での緊急援助がドル安を引き起こし、インフレの可能性を増すという懸念もあります。週間輸出検証は3310万ブッシェルとなり、累積検査量は過去5年平均の5.5%を下回る3.9%でした。現物市場では大きな動きはない模様です。12月限は16.25セント高の558.5で引けました。
小麦は米政府による金融市場への救済、ユーロドルの大幅安がはやされ、原油、貴金属が急伸、それを受け周辺穀物市場と共に取引開始から大幅高、その後も一時は7.50ドル台を探るなど、堅調に推移しました。ファンダメンタル要因としては、アルゼンチン産地で続く乾燥がサポートとなりました。小麦12月限は前日比19.75セント高の737.75で引けました。週間輸出検証は2920万Bu、累計検証は40.0%と事前予想を大幅に上回りました。
<NY原油市場>
度重なる米政府の金融市場への救済が予算不足へ繋がるのではとの懸念よりユーロドルが2001年以来の上げ幅を記録したことを受け、貴金属と共に急伸、原油10月限は一時は130ドル台まで急騰、その他限月は6ドル台の上昇となりました。売り方のショートカバーがかなり進んだ模様です。主要限月の原油11月限は前日比6.62ドル高の109.37で引けました。