貴金属市場 <金・白金・穀物・石油・外貨> -58ページ目

貴金属上昇。限定的か?

<NY貴金属>
9月の利上げ観測が再浮上したユーロが対ドルで強含んだことから、NY金は堅調に推移しました。また、ダウが100ポイント超のプラス圏で推移したこともサポートとなったようです。銀も連れ高となっています。プラチナは調整局面にあることから軟調でした。金12月は2.5ドル高の668.7、銀9月は5.5セント高の1156.5、プラチナ10月は2.8ドル安の1248.6で引けました。株式市場からのリスク回避先として債券が選好されており、金の上昇も限定されているようです。

COMEX金  8月限  659.10ドル  (+2.40ドル)
COMEX銀  8月限  1148.90セント (+5.70セント)


<NY原油>
米エネルギー省のレポートが予想外の在庫高増を伝え、原油は8週間ぶりの安値を付けました。NY原油10月限は0.31ドル安の69.26ドルで引けました。これにより6週間連続の在庫高減少に終止符が打たれました。原油輸入は9.5%増の日量1080万バレルと5月18日以来の高水準となったことがサポートとなりました。

NYMEX原油  9月限  69.26ドル  (-0.31ドル)
NYNEX灯油  9月限  194.83セント (-0.37セント)


<シカゴ大豆>
テクニカル要因を受けた買いと穀物作況の悪化がサポートとなり堅調に推移し、大豆11月限は16.0セント高の847.0で引けました。市場は先週末にかけての急落場面に対する調整が続いています。また、中西部の一部では今週末まで高温で乾燥した天気予報が出ていることもサポートとなりました。

シカゴ大豆  9月限 831.25セント (+15.50セント)
シカゴ大豆  10月限 847.00セント (+16.00セント)


<シカゴコーン>
最近の中西部での大雨による被害の懸念や、今後の現物需要の増加の期待などより、ファンド、投機買いが進み、続伸しました。中心限月のコーン12月限は9.25セント高の364.25で引けました。金融市場が安定してきており、他の商品市場全般も回復していることがサポートとなりました。

シカゴコーン  9月限 347.50セント (+9.00セント)
シカゴコーン  12月限 364.25セント (+9.25セント)



<NYコーヒー>
明日の当限受渡通知開始日を前にロールオーバーが活発となる中、ハリケーンがメキシコを通過中で、被害が懸念されていることから、底堅い動きとなりました。コーヒー12月限は0.45セント高の118.80で引けました。フロリダ南部での暴風雨の予想が出ていることもサポートとなりました。

NYコーヒー  9月限 114.45セント (+0.20セント)
NYコーヒー  12月限 118.80セント (+0.45セント)

 
<米市場総評>
米利下げの期待や、M&Aニュースがはやされ米株式市場は上昇し、為替市場ではキャリートレードの動きが活発となり、円は独歩安となりました。NY原油は在庫増のニュースより続落したものの、69ドル以下ではサポートされ、その他商品市場は株式市場の安定化に伴い、堅調な動きとなりました。シカゴ小麦は需給ひっ迫より史上高値を更新しました。

原油、70ドル割れ!

先週末の米株式市場の急伸後、今後のFRBの動向や、金融市場が安定化するかどうかを見極めようと、米株式市場は上下まちまちとなり、為替市場では円売りが先行し、円は続落となりました。ハリケーンのメキシコ湾岸への直撃はなさそうとの見方よりNY原油は下落、特に夏季電力需要の後退より天然ガスは14%もの急落となりました。


<米為替市場>
為替市場はNYダウが上下の動きを繰り返しており、クロス円は小幅な範囲での取引となっています。現在ドル円は114.40、ユーロ円は154.15での推移となっています。またユーロとカナダの対ドルでの下落が目立ち、現在それぞれ1.3470、1.0635で推移しています。依然としてサブプライム問題の不透明感も残っていることから、クロス円の上値は重く、下値を探る展開となりそうです。


<NY原油>
ハリケーン・ディーンが勢力を弱め、米油田地域を回避しそうなことから、大幅続落となり、7月2日以来の70ドル割れとなりました。NY原油9月限は1.65ドル安の69.47ドルで引けました。原油が70ドルを割り込むと、ファンドやその他の投機筋の手仕舞い売りが広がりました。なお、ヨーロッパ最大の石油会社ロイヤルダッチシェルは、ハリケーンを警戒して操業を停止していた石油関連プラットフォームの操業を再開しました。


<NY貴金属>
NY時間は対ユーロでドルが強含んだことや、原油の下落を背景にNY金はやや軟調に推移しました。銀は連れ安、プラチナはプラスで取引を終えています。金12月は0.3ドル安の666.2、銀9月は22.5セント安の1151.0、プラチナ10月は4.0ドル高の1251.4で引けました。しかしながら、ドルに対ては弱気で金の地合いは強いことから、しばらくは株式や為替市場の影響を受け、上下の動きを繰り返す展開となりそうです。


<シカゴ大豆>
強気なテクニカル要因により買いが膨らみ堅調に推移しました。大豆11月限は3.75セント高の831.0で引けました。また、中西部における洪水と大豆ベルトにおける高温を背景とした収穫遅延の懸念が出ており、作況レポートでのやや悪化が伝えられたこともサポートとなりました。


<シカゴコーン>
作況レポートでは優良が前週の56%より58%へと大きく改善されたことを受けて、軟調に始まったものの、小麦の上昇などがサポートとなり、堅調に推移しました。コーン9月限は6.75セント高の338.5で引けました。特にアイオワでの作況改善が進んでいますが、テクニカル的には短期的に強気ムードが広がっています。


<NYコーヒー>
ブラジルでの温暖天候により、終わりが近い収穫が順調との見方より軟調に推移しました。コーヒー9月限は0.60セント安の114.20で引けました。ハリケーンディーンがユカタン半島を通過中で、メキシコでの被害が懸念されていますが、勢力を弱めているため、あまり材料視されませんでした。

軟調!!

先週末の米株式市場の急伸後、今後のFRBの動向や、金融市場が安定化するかどうかを見極めようと、米株式市場は上下まちまちとなり、為替市場では円売りが先行し、円は続落となりました。ハリケーンのメキシコ湾岸への直撃はなさそうとの見方よりNY原油は下落、特に夏季電力需要の後退より天然ガスは14%もの急落となりました。


<米為替市場>
本日のNY時間は朝方から円がじりじりと買われる展開となりました。ダウが引けにかけてプラスに転じると、それに連れてクロス円も反発し、現在ドル円は115.05、ユーロ円は155.05で移しています。ユーロドルはやや軟調で現在1.3480付近で推移しています。FEDが9月の会合で利下げを行うとの憶測や、年末までにドル円は105円に達するとの見方もあり、依然としてキャリートレードには慎重な姿勢がとられています。


<NY原油>
ハリケーン・ディーンの米国石油産地への直撃はなさそうとの見方が広がり、石油供給支障の懸念が解消し、軟調に推移しました。NY原油9月限は0.86ドル安の71.12ドルで引けました。米とメキシコの石油基地関係者が一時避難したため、生産量は減少しましたが十分なサポートにはなりませんでした。9月11月に話し合う予定のOPECは、原油の価格がバレル当り75ドルを超えない限り増産はしないとの見方があります。



<NY貴金属>
米経済の低迷により貴金属への需要が減少するとの見方から、NY金はやや軟調に推移しました。対ユーロでのドル高や、原油安、株式市場の朝方の下落もネガティブ材料となったようです。銀は連れ安となっています。プラチナは自動車の需要が増加するとの見方から堅調に推移しました。金12月は0.3ドル安の666.5、銀9月は6.5セント安の1173.5、プラチナ10月は15.8ドル高の1247.4で引けました。


<シカゴ大豆>
全般的に軟調でしたが、コーン、小麦の上昇がサポートとなり、引けにかけてはまちまちに推移しました。大豆11月限は0.5セント安の827.25で引けました。週末にかけての米南部大豆の産地における降雨が圧迫したほか、先週よりボラティリティーが高く、荒い値動きの市場を受けて、薄商いとなりました。なお引け後には、週間穀物進捗レポートの発表を予定しており、注目を集めています。


<シカゴコーン>
先週末にイリノイなどで降雨観測があり、ファンドの手仕舞い売りに押されてものの、週間輸出検証は3860万ブッシェルと予想レンジ上限近くとなったことから、後半にかけては強含みました。コーン9月限は3.25セント高の331.75で引けました。イスラエルが米産コーン5.3万トン入札とのニュースもサポートとなりました。


<NYコーヒー>
米株式市場が朝方軟調だったことから、NYコーヒーもファンド売りの懸念などより思惑売りに押されました。コーヒー9月限は0.70セント安の114.85で引けました。NYBOTの確証在庫は430万袋と前年比25%となっており、供給は十分との見方も上値を重くしました。

プライマリー・クレジット金利0.5%利下げ!

米FRBが朝方公定歩合を0.5%引下げると発表し、これを受けて為替市場では対円を除いてドルが下落、株式市場は急伸し、米債券市場は下落しました。また前日とは一転して、商品市場は全般的に上昇し、NY原油、砂糖、コーヒーなどの上昇が目立ちました。


<米為替市場>
米FRBが公定歩合を0.50%引き下げ5.75%にすることを決定。この発表を受けNYダウが一時300ドルを越す上昇を見せながらプラス圏で推移し、クロス円も反発しましたが依然として上値は重く、現在ドル円は114.40、ユーロ円は154.40付近を推移しています。ユーロは対ドルでの上昇が目立ち1.3540まで上昇するも伸び悩み、現在1.3490で推移しています。来週のアジア市場がどのように反応するか注目です。


<NY原油>
米FRBが異例の利下げを発表し、景気減速の回避との見方より堅調に推移しました。NY原油9月限は0.98ドル高71.98ドルで引けました。S&P500は本日1.7%上昇、ダウは1.2%上昇しました。また、ハリケーン・ディーンの接近を受けて、メキシコ湾に位置するヨーロッパ最大の石油会社ロイヤルダッチシェルは油田2基を閉鎖し、従業員を避難させました。ディーンを警戒して市場のボラティリティーが高くなっています。


<NY貴金属>
米FRBが公定歩合を0.50%引き下げたとの発表を受けダウが急伸したことや、対ユーロでドルが売られたことを背景にNY金は急反発となりました。原油高もサポートとなりました。銀やプラチナも連れ高となっています。金12月は8.8ドル高の666.8、銀9月は11.8セント高の1180.0、プラチナ10月は1.6ドル高の1231.6で引けました。今回の株価上昇はサプライズによる一時的な反発との見方もあり、引き続き株式市場の動向を見極める必要がありそうです。


<シカゴ大豆>
前日の急落に対する売られ過ぎ感や、米株式市場の急上昇を受けて堅調に推移。中西部南部とデルタ穀物を取り巻く天候懸念もサポートとなり、大豆11月限は13.25セント高の827.75で引けました。降水確率が下方修正され、投機買いや買い戻しが進み、また商業筋や業者筋の買いもサポートとなりました。


<シカゴコーン>
前日の下げに対する行き過ぎとの見方や、米株式市場の急上昇を受けて、高寄りし、後半にかけては値を伸ばしました。コーン9月限は7.0セント高の328.5で引けました。週末の米中西部は、降雨見通しが出ており、前半は上値を重くし、前日の取組が減少したことが弱気との見方もあります。


<NYコーヒー>
米公定歩合が異例の0.5%引下げを発表し、これを受けて商品市場全般が上昇、コーヒーも115セント台に回復する動きとなりました。コーヒー9月限は4.25セント高の115.55で引けました。為替市場でのドル安が進んだこともサポートとなりました。

ファンド売り、止まらず!!

アジア、欧州市場の流れを受けて米株式市場は一時急落したものの、引けにかけては大きく戻す動きとなり、為替市場ではキャリートレードの解消が止まらず、円は主要通貨に対して大幅続落、米債券市場は質への逃避より上昇しました。商品市場全般もファンド売りが広がり、NY原油、金、銅、ソフト商品など大きく下押されました。


<米為替市場>
世界的な株安を背景に円買いが止まらない中、NY時間もその流れを引継ぎクロス円は急落しました。ダウが一時300ドルを越す下落を見せると、ドル円は112.0、豪ドル円は87.8まで下値を伸ばすなど依然として株式市場に連動した展開が続きました。現在ドル円は113.80で推移しています。ユーロドルはレンジ内での取引となり目立った動きはなく、現在は1.3415付近での推移となっています。このサブプライム問題が収まる様子はなく、しばらくは値動きの激しい展開が続きそうです。


<NY原油>
株式市場の大幅な下落により経済が低迷し、石油需要も低下するとの懸念から終始軟調に推移しました。NY原油9月限は2ドル以上の大幅下落となり、2.33ドル安の71.0ドルで引けました。熱帯低気圧ディーンが今夜にもハリケーンに発達し、そのため原油市場のボラティリティーが大きくなっています。北海ブレント原油も2.37ドル安の69.27ドルと安引けました。


<NY貴金属>
サブプライムローン問題を背景とした世界的な株安による損失をカバーするために貴金属が売られたことや、原油が下落したことを受け、金は大幅下落、銀、プラチナも急落しています。金12月は21.7ドル安の658.0、銀9月は106.0セント安の1149.5、プラチナ10月は41.5ドル安の1230.0で引けました。また、金の代わりに債券が買われている事も下落の背景にあるようです。


<シカゴ大豆>
世界株安を背景に、大豆も急落し、一時はストップ安に張り付いていましたが、引けにかけてはやや戻しました。大豆9月限は39.75セント安の799.25で引けました。天候が改善すると売りが膨らみ、ファンドなどの大型投機筋の手仕舞い売りがさらに下げ幅を広げるかたちとなりました。


<シカゴコーン>
世界金融不安の懸念よりファンド売りが進み、安寄りの後も軟調に推移しましたが、大豆ほどの下落とならず、下げ渋りました。コーン9月限は6.5セント安の321.5で引けました。週間輸出成約は149万トンと予想レンジを大きく上回る好調ぶりだったことがサポートとなりました。


<NYコーヒー>
世界株安の影響より商品市場でもファンド売りが目立ち、大きく下押される動きとなりました。コーヒー9月限は7.90セント安の111.30で引けました。当面はファンドの動向が注目されますが、ブラジルでは生産者が出荷を控えており、ファンダメンタル面ではそれ程弱気ではないようです。

NYダウ13000ドル割れ!

前半は小康状態だった米株式市場も午後2時を過ぎてより、下げ始め、引けにかけては一段安となり、これに先行して為替市場ではキャリートレード解消が進み、円は独歩高となりました。熱帯低気圧がテキサス州に上陸間近なことから、NY原油は続伸、シカゴ小麦は一代高値を更新後、利益確定売りに押されました。


<米為替市場>
本日は米経済指標が良かったものの相変わらずダウを意識した動きとなりました。クロス円はダウの上昇に合わせ反発するも、引けにかけてダウが急落すると再度下落し、現在ドル円は116.70で推移しています。ユーロは対ドルで総じて軟調に推移し、現在は1.3450付近で推移しています。ダウが13000を維持できず下落していることから、更なる円の買戻しが起こる可能性も否定できません。


<NY原油>
テキサスに向かっている熱帯低気圧がハリケーンに発展しそうと見られ、製油所やパイプラインに被害を及ぼすとの懸念から1.3%上昇し、2週間ぶりの上げ幅となりました。NY原油9月限は0.95ドル高の73.33ドルで引けました。ガソリンが供給減となり、在庫も過去5年間平均を2.3%下回りました。また、先週の石油の供給は517万バレル減少となり4ヶ月ぶりの低水準でした。


<NY貴金属>
本日は原油高や一時的なダウの上昇が支援材料となりましたが、対ユーロでのドル高が目立ち、NY金は方向感に欠けた展開となりました。銀やプラチナはマイナスで取引を終了しています。金12月は前日比変わらずの679.7、銀9月は19.3セント安の1255.5、プラチナ10月は5.5ドル安の1271.5で引けました。ダウが引けにかけて170ポイント近く下落しておりネガティブ材料となることから、金の地合いも弱くなっています。


<シカゴ大豆>
弱気なテクニカル要因を背景に売りが進み、大豆関連は軒並み下落。大豆11月限は11.5セント安の854.5で引けました。大豆にとっては収穫量を左右するこの数週間、米中西部では良好な天候情況との見通しが圧迫要因となりました。中国が米国産大豆12万トン購入のニュースが伝えられましたが、材料視されませんでした。


<シカゴコーン>
NY原油の上昇がサポートとなり、底堅い動きとなったものの、大豆の大幅続落や小麦の反落より上値重く、まちまち。コーン9月限は0.5セント高の328.0で引けました。消費国からの米国産コーンの引合いが最近増えてきていることもサポートとなっています。


<NYコーヒー>
ロンドン安を受けてファンド売りが進み、前半は軟調な動きだったものの、後半にかけては強含む動きとなりました。コーヒー9月限は0.05セント高の119.20で引けました。熱帯低気圧がテキサスに向かっており、コーヒー倉庫への被害が出ないかどうか注目されています。
  

金融不安拭えず!

落ち着きを取り戻しつつあると言われている米株式市場は、依然として金融不安を払拭できず、引けにかけては軟化、一方為替市場では米小売売上高がサポートとなりドルは堅調でした。NY原油は日中の米株高がサポートとなり堅調、一方NY金はユーロ下落より軟調でした。


<米為替市場>
本日発表された米小売売上高は予想を上回り、さらに前回値も上方修正されドルが買われるも、利食いの売りに押され小幅な取引となっています。現在ドル円は118.30、ユーロ円は161.05で推移しています。ドルは対ユーロで堅調に推移し、現在1.3615付近で推移しています。現在の信用問題はすぐに解決できるものではないとの見方から、依然として円の買戻しが入りやすい状況になっています。


<NY原油>
中央銀行による異例の公開オペにより景気鈍化を免れそうとの見方より、石油需要の減退の懸念が後退し、4営業日ぶりに高引けました。NY原油9月限は0.18ドル高の71.65で引けました。中央銀行は市場の自信を高めるために、3000億ドルの資金供給を実施し、また、大西洋沿岸にハリケーンが発生し、メキシコ湾岸の石油生産を妨げる可能性があるとの懸念もサポートとなりました。


<NY貴金属>
NY金は株式市場を見極めながらの動きとなり、小幅な取引となりましたが、ユーロが対ドルで軟調に推移したためマイナスで取引を終了しています。銀も連れ安となりました。プラチナは5月、6月に付けた安値レベルでサポートされ、テクニカル的な買いが入り堅調に推移しました。金12月は0.7ドル安の680.9、銀9月は1.5セント安の1285.5、プラチナ10月は7.8ドル高の1287.1で引けました。


<シカゴ大豆>
中西部南部では向こう数日高温が続く見込みで、これが強気材料視され、上昇しました。ファンド、投機筋の買いも目立ちました。大豆11月限は10.0セント高の881.75で引けました。コーンの下落は大豆市場をさほど圧迫しなかった模様です。なお週間輸出検証は383万ブッシェルとなり、期待の500万~1000万ブッシェルを大きく下回りました。


<シカゴコーン>
前週末のUSDAレポートや、中西部での天候面での不安要因などより前半は底堅い動きとなったものの、大豆とは違って天候要因への反応が鈍く、後半にかけては軟調に推移しました。コーン9月限は2.0セント安の331.0で引けました。週間輸出検証は4260万ブッシェルと予想レンジ内でした。


<NYコーヒー>
前週末の上昇に追随して121セント台を探る動きとなりましたが、勢い乏しく、生産者筋等の売りに押されました。コーヒー9月限は0.15セント高の120.75で引けました。マーケットはレンジを切上げてきており、テクニカル的には強気維持との見のようです。
 

国内閑散!!

<米為替市場>
朝方に発表された米貿易収支は赤字額が縮小し、生産者物価指数も好感を与え、ドルが一時的に買われるも、NYダウの下落に連動する形でクロス円も下落しました。反発こそ見せるものの続落し、ドル円は現在117.75、ポンド円は235.20で推移しています。また、欧州通貨が軟調に推移しており、現在ユーロドルは1.3535と弱含んでいます。依然として株式市場を横目にした展開が続いています。


<NY原油>
米エネルギー省のレポートを明日に控え、またハリケーンの行方の不安定要素から荒い値動きとなり、一時は71.40ドルまで下げたものの、72.40ドル付近でテクニカルな抵抗にぶつかりました。米ハリケーンセンターが大西洋の熱帯低気圧がハリケーンとなり、カリブ海に接近しており、製品関連も軒並み上昇しました。NY原油9月限は0.76ドル高の72.38ドルで引けました。明日のレポートでは、原油在庫は250万バレル減少との見通しです。


<NY貴金属>
株式市場が平均して100ポイント以上下落したことや、対ユーロでのドル高を受けNY金は軟調に推移しました。銀やプラチナも売りが先行しました。NY金は原油がサポートとなり下値が限定されたものの、欧州経済指標の悪化や成長率予測の下方修正を受けユーロが対ドルで弱含んでいるため、頭の重い状況となっています。金12月は1.2ドル安の679.7、銀9月は10.7セント安の1274.8、プラチナ10月は10.1ドル安の1277.0で引けました。


<シカゴ大豆>
予期せぬ雷雨がイリノイ州北部とインディアナ州を直撃したことや、今週末のコーンベルトにおける気温低下と降水予報も投機売りを促進し軟調に推移しました。大豆11月限は15.75セント安の866.0で引けました。立会い中盤では約2000枚のファンド売りが見られ、懸念されていた作況悪化も止まったとの見方が圧迫要因となりました。


<シカゴコーン>
中西部での気温がクールダウンとの見通しを受けて、大豆と同様に軟調に推移しました。コーン9月限は3.5セント安の327.5で引ました。昨日引け後に発表された作況も前週と変化がなかったことからも、手仕舞い売りが広がった模様です。ブラジルのコーン輸出が活発とのニュースもあり、下げ幅は限られたようです


<NYコーヒー>
前半は堅調な動きとなり、5ヶ月半ぶりの高値を探ったものの、その後は生産者筋の売りに押されて、120セントを割り込みました。コーヒー9月限は1.60セント安の119.15で引けました。ベトナムの2007-08年度のコーヒー収量は推定で2000万袋との民間予報がマイナス材料視されています。 

公開オペ慣行!

FRBが380億ドルもの異例の公開オペを行い、信用不安を緩和させようとしたことがサポートとなり、米株式市場は朝方の急落より回復する動きとなり、為替市場でもキャリートレードの解消が進みましたが、午後にかけては落着いた動きとなりました。NY原油、銅は景気鈍化の懸念より下落する一方、NY金はサブプライム問題へのリスク回避先として上昇しました。


<米為替市場>
ダウが下落してスタートするとそれにつられてクロス円も急落し、ドル円は前回安値レベルの117.20まで下落しました。午後にかけてダウがプラスに転じるとクロス円も上昇し、現在ドル円は118.50付近で推移しています。ユーロドルは小幅ながら上昇し現在1.37付近で推移しています。トレーダーの間では、早くて来週にも緊急のFOMCが開かれ利下げが決定されるのではとの観測があり、更なる円買いが進む可能性もあり注意が必要です。


<NY原油>
世界経済が低迷し石油需要が低下するとの懸念が広がり、NY原油は前半、下値を探り、5週間ぶりの安値をつけましたが、午後にかけては戻しました。NY原油9月限は0.02ドル安の71.57ドルで引けました。米製油所によるガソリンの供給も先週は日量958万バレルと、3週連続で減少したことがサポートとなった模様です。例年夏場にはピークとなるガソリンも、3週目の続落となりました。


<NY貴金属>
サブプライムローン問題によるリスク回避先として金が選好され、NY金は堅調に推移しました。ユーロが対ドルで強含んだのも支援材料となったようです。銀は連れ高、プラチナもパラジウムが弱含んだもののプラスで取引を終えています。金12月は8.8ドル高の681.6、銀9月は16.5セント高の1287.0、プラチナ10月は4.0ドル高の1279.3で引けました。


<シカゴ大豆>
USDAレポートでは推定収量が26.2億ブッシェルと予想をやや下回り、高寄り予想が出ていたものの、来週の天気予報が降雨を含むなど改善したことや、不安的な金融市場を受けてファンドの手仕舞い売りに押されて軟調に推移しました。大豆11月限は6.0セント安の871.75で引けました。また、週末前の調整の動きや、最近の上昇を受けての利益確定の売りも圧迫しました。


<シカゴコーン>
大豆の下落、来週にかけての天候不安が遠退いたことより前半は 軟調な動きでしたが、需給レポートでは世界コーンの需給見通しがやや引締まり、米コーン推定収量も130.5億ブッシェルと事前予想を下回ったことから、後半にかけては底堅く推移しました。コーン9月限は0.75セント高の333.0で引けました。世界コーンの供給が下方修正されたことが、サポート視されました。


<NYコーヒー>
全般的に軟調に推移していましたが、引けにかけては強含み、120セントの大台に乗せました。コーヒー9月限は1.10セント高の120.60で引けました。朝方はサブプライム問題による世界株安の影響により圧迫されていましたが、オプション絡みの買いがサポートとなった模様です。 

サブプライム飛び火!

仏大手銀行のサブプライムに絡んだヘッジファンドの資金凍結が伝えられ、欧州市場に続いて米株式市場は急落し、リスク回避の動きより為替市場ではキャリートレード解消の動きが進みました。株安、ドル高よりNY金は急落、NY原油は夏場の需要期も終わりが近いとの見方より続落しました。


<米為替市場>
サブプライムローン問題が欧州にも波及していることが問題視されたことを背景に、NY市場は欧州時間の流れを引き継ぎ、円の買い戻しが優勢となりました。また、株式市場が急落しておりそれに連動する形でクロス円も急落し、現在ドル円は118.25、ユーロ円は161.85で推移しています。ユーロドルも軟調に推移し現在1.3675で取引されています。週末のポジション調整の動きにも注意が必要です。


<NY原油>
夏場の供給不安も遠退き、米景気後退による石油需要の減退の見通しを背景に軟調に推移し、約1ヶ月ぶりの安値を探りました。NY原油9月限は0.56ドル安の71.59ドルで引けました。サブプライムの問題や株式の下落から石油消費が低下し、経済が低迷するとの懸念が出ています。OPECは9月11日に会合を開く予定ですが、増産の可能性はないとの声もあります。


<NY貴金属>
ユーロが軟調に推移していることに加え、ダウが300ポイント以上の下落を見せるなど株式市場が急落しており、NY金は大幅下落となりました。銀やプラチナも連れ安となっています。また下落の背景には、サブプライムローン問題による損失をカバーする為に金などの貴金属を売っている投資家がいるようです。金12月は13.5ドル安の672.8、銀9月は46.5セント安の1270.5、プラチナ10月は15.8ドル安の1275.3で引けました。


<シカゴ大豆>
金曜日発表の穀物需給レポートを控えて、調整ムードが広が安り、小幅レンジに推移しました。大豆11月限は0.25セントの877.75で引けました。弱気なコーンと大豆オイルが圧迫する一方、堅調な大豆ミールと中西部の天候要因がサポートとなるなど、売り買いが交錯する動きでした。


<シカゴコーン>
前週に続いて週間輸出成約は133.6万トンと予想を上回り、寄付き後は堅調な動きとなったものの、その後は明日の需給報告を前に様子見ムードが広がり、大きく下押されました。為替市場でのドル高を受けて、商品市場全般が軟調だったことも圧迫要因となった模様です。


<NYコーヒー>
10日の9月限オプション納会を前に120を意識する動きとなり、2ヶ月ぶりの高値を探りました。コーヒー9月限は1.00セント高の119.50で引けました。ブラジルでは今年霜の被害はなかったものの、今後は9月から11月にかけての開花時期に向けて引続き天候状況が注目されます。