貴金属市場 <金・白金・穀物・石油・外貨> -32ページ目

白金先物価格は総じて反発

<国内貴金属市場>
金・銀は、総じて反発です。金は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表後にドル建て現物相場が急落しましたが、円急落を受けて買い優勢で始まりました。その後は買い戻しなどが入って上値を伸ばす場面も見られましたが、後場に入ると、円高に転じたことを受けて上げ幅を縮小し、先限がマイナスサイドに転じました。銀はNY安となりましたが、円安を受けて反発しました。前日比は、金が1円安~19円高、銀が2.7~8.9円高です。

白金系貴金属(PGM)は、総じて反発です。白金はNY安となりましたが、ドル建て現物相場の上昇や円急落を受けて買い優勢で始まりました。その後は金堅調などにつられて上値を伸ばしましたが、後場に入ると、円高に転じたことに上値を抑えられてもみ合いとなりました。パラジウムはNY高と円安を受けて反発しましたが、後場の円高に上値を抑えられ、8月限がマイナスサイドに転じました。前日比は、白金が28~101円高、パラジウムが8円安~77円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、Non大豆が期近急反発・期先大幅続落のまちまちも、一般大豆は連日での軒並み拡大ストップ安です。Non大豆は総じて反発して寄り付きましたが、夜間取引の急反落を受けて急落した一般大豆に追随する展開となり、期先が大幅に続落しました。前日比は、Non大豆が2700円安~1480円高、一般大豆は軒並み2100円安です。

東京コーンは総じて続落です。朝方為替が1ドル=100円台まで円安に振れるなか、18日のシカゴが反発したことで、寄り付きは期近から急伸して始まりました。ただ、期先はこれまでの拡大ストップ安を受けて、買い方の投げが出て上げ幅が抑制されました。その後、為替が再び円高に振れて一時99円台を割り込んだことや、シカゴの夜間取引が急落したことで、再び期先から大きく崩れる展開となりました。期近5月限が唯一プラス引けし、先限は3営業日連続で一代安値を更新しました。なお、今日も値幅制限が1200円に拡大されました。大引けの前日比は、640円安~460円高です。

   
<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安/円高が進み、99円台前半で取引されています。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル買いが一巡した後はドルの上値が次第に重くなり、地すべり状態となったドルはきょうの高値から一時1.5円を超える下げを見せました。午後の市場では、欧州系ファンドの破たん懸念が浮上しているとのうわさや、欧州やアジアの金融機関の追加損失計上の観測が流れるなど、ドル売り材料に事欠かない状況となりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反発です。原油は、前日に比べドル・円相場が大幅な円安となったことや、NY原油が大幅高となったことから急伸しました。製品も原油高と円安から反発し、原油・製品ともに場中に円高が進んだことや、夜間取引が終盤に引き締まりを見せたことなどに振り回されて高下しました。なお、製品の当限は大引け近くに急騰しました。NY原油4月限は108ドル台前半での動きが続きましたが、午後4時半以降、上昇しました。前日比は、ガソリンが1020~3240円高、灯油が1860~2690円高、原油が1170~2440円高です。

NY白金は軟調に推移

<NY貴金属市場>
堅調な株式市場や原油を背景に序盤は堅調に推移していましたが、FOMCを直前に控え商いが薄く、新規の買いに欠け小幅高で取引を終了しました。引き続きドル安もサポートとなったようです。銀やプラチナは金の戻しが圧迫要因となりマイナスとなっています。金4月限は1.7ドル高の1001.3、銀5月限は34.0セント安の1996.0、プラチナ4月限は5.4ドル安の1968.0で引けました。 


<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れや大豆オイルが軟調に寄り付いたことを背景に大幅安で始まりましたが、大豆オイルが急反発したことがはやされプラスに転じるなど堅調に推移しました。株式市場が急上昇したことで買いに安心感も見られ、また既に大量の手仕舞いの動きが一段落したとの見方も背景にあるようです。大豆5月限は4.25セント高の1307.0で引けました。

コーンは夜間取引の流れを受けて軟調に始まったものの、NY原油の上昇や米株高がサポートとなり、プラスに転じる動きとなりました。コーン5月限は8.0セント高の547.25で引けました。最近は生産者筋の売りも控えめで、前日のストップ安が行き過ぎとの見方などがサポートとなる一方、アルゼンチンでは好天により収穫も順調と伝えられています。


<NY原油市場>
前日の急落に対する売られ過ぎ感や、為替市場でのユーロ高がサポートとなり、堅調に推移し、FOMC声明での0.75%利下げ発表後には一段高となりました。原油4月限は3.74ドル高の109.42で引けました。事前予想を下回る利下げ幅だったものの、今後のさらなる利下げ期待とそれによるドル安傾向の見通しがはやされた模様です。明日の在庫レポートでは原油在庫の増加の見通しが出ています。

NY白金先物価格は大幅下落

<NY貴金属市場>
夜間に一代高値を更新したNY金は、原油の下落などを背景に手仕舞い売りが先行し上昇分を吐き出す形となりました。ドルが反発したことやテクニカル的な売りも圧迫要因となったようです。銀やプラチナは利益確定の動きにより大幅安となりました。しかしながら、依然として質への逃避先としての買いも多いようです。金4月限は3.1ドル高の1002.6、銀5月限は35.5セント安の2030.0、プラチナ4月限は102.6ドル安の1973.4で引けました。


<シカゴ穀物市場>
大豆は先週の軟調な流れを引き継ぐ形で19セント安で始まり、その後も軟調なパームオイルや原油の急落を背景にストップ安に張り付きました。大豆オイルもストップ安となっています。また、ファンド勢が株式市場での追証をカバーする為に、商品市場での手仕舞い売りが加速するのではとの見方も圧迫要因となっています。大豆5月限は50.0セント安の1302.75で引けました。

コーンは株式市場での急落を受けて、これまで投機人気が高まっていた商品市場全般での換金売りが相次ぎ、軒並み安で始まり、その後はストップ安に張り付きました。コーン5月限は20.0セント安の539.25で引けました。当面は金融市場が安定するまでは、コーン市場も不安定な動きとなりそうです。


<NY原油市場>
株安、金融市場の信用不安、米鉱工業生産高が予想を下回るなど、悪材料が重なり、手仕舞い売りが広がり大幅下落となりました。NY原油4月限は4.53ドル安の105.68で引けました。為替市場ではユーロが高値を更新したものの、ファンドや機関投資家等の売りにボラティリティは大きく上昇し、リスク回避の動きも目立っています。

白金先物価格は急落

<国内貴金属市場>
金・銀は、反落です。金はNY高となりましたが、円急伸を受けて売り優勢で始まりました。その後はドル建て現物相場の一段高を受けてプラスサイドに転じる場面も見られましたが、円高進行に圧迫されて上値は限られ、後場に入ると、円高が一服し、マイナスサイドでの商いが続き、終盤に地合いを緩めました。銀もNY高となりましたが、円急伸に圧迫されて売り優勢となりました。前営業日比は、金が22~8円安、銀が8.3~4.2円安です。

白金系貴金属(PGM)は、急落です。白金はNY安と円高を受けて売り優勢で始まりました。序盤の売りが一巡すると、ドル建て現物相場の上昇や金の下げ一服を受けて下げ幅を縮小しましたが、テクニカル面で悪化したことや円高進行から戻りを売る動きもあり、上値は限られました。終盤になると、ドル建て現物相場の下落につられて急落し、期先2本がストップ安を付けました。パラジウムもNY安と円高を受けて売り優勢となり、終盤に12月限がストップ安を付けました。前営業日比は、白金が288~240円安、パラジウムが83~41円安です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急反落です。前週末のシカゴの暴落、週明けの円急伸と弱材料が重なり、ほぼ売り一色の展開となりました。Non大豆の期近3本を除いて、両市場合計で9限月がストップ安に張り付きました。一般大豆の2月先限が一代安値を更新です。前日比は、Non大豆が3000~2110円安、一般大豆は軒並み1400円安です。

東京コーンは急反落です。14日のシカゴが大幅安となったうえ、為替が一時1ドル=95円台まで大幅に円高に振れたことで、軒並み拡大ストップ安まで崩れました。前場2節以降は全限月が拡大ストップ安に張り付きました。なお、今日は値幅制限が1200円に拡大されています。大引けの前営業日比は、全限月が1200円安です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前週末NY市場の午後5時時点から大きくドル安/円高が進み、きょうの高値99.30円からも2円程度安い97円前半の水準で取引されています。12年半ぶりの円高水準です。米連邦準備理事会(FRB)は日本時間の17日朝、公定歩合を3.25%へと0.25%ポイント引き下げましたが、ドル安/円高の進行を抑えるには至っていないようです。政府・与党サイドから急激な円高を警戒する発言が出ていますが、前週から加速しているドル売りの流れを食い止められはおらず、前週末から加速しているドル売りは、週明け東京市場午前の取引で大きく進んだため、夕方にかけての取引では一段のドル売りは見られてないようです。むしろショートカバーの動きから、ドル/円、クロス円は底堅く、市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けられています。


<国内石油市場>
国内石油市場は軒並み下落です。原油は、一時1ドル=96円割れまで円高が進んだことから売りが先行しました。ただ、その後は円高一服と夜間取引の上昇から下げ幅を削りました。製品も円高を背景に急落しましたが、円相場が弱含んだことや、夜間取引が終盤に上昇した流れを受けて、ガソリンの先限中心に値を戻しました。製品が安値から大きく上昇したことで、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)は大幅に拡大しました。NY原油4月限は午後3時半以降に上昇しており、一時111.80ドルまで上昇して史上最高値を更新し、その後はやや軟化しています。前営業日比は、ガソリンが620~70円安、灯油が940~730円安、原油が1270~700円安です。

NY白金先物価格は大幅安

<NY貴金属市場>
依然としたドル安に加え、ベアスターンズのニュースなど金融市場に新たに混乱が出ており、リスク回避からファンド買いが加速し、NY金は高値更新の動きとなりました。後半は利益確定の動きに押され上げ幅を縮小しています。銀は連れ高、プラチナは株式市場での損失をカバーする為に利益確定が先行し軟調に推移しました。金4月限は5.7ドル高の999.5、銀5月限は23.5セント高の2065.5、プラチナ4月限は21.5ドル安の2076.0で引けました。

 
<シカゴ穀物市場>
大豆は前日の流れを受け堅調に寄り付き、ドル安がサポートとなり底堅く推移したものの、軟調なパームオイルが圧迫要因となり大豆オイル主導で売りが先行し、ストップ安に張り付きました。大豆5月限は50.0セント安の1352.75で引けました。現物トレーダーは生産者筋の売りに対して神経質になっている模様です。本日発表されたNOPA圧砕報告は1.3898億ブッシェルと予想を下回っています。

コーンは高寄りで始まったものの、その後は大豆、小麦の急落の影響より軟調に推移しました。コーン5月限は10.25セント安の559.25で引けました。作付け時期を前にした生産者筋の現物売りが指摘される一方、長期予報では多湿のため作付けが遅れる懸念が出ており、下げ幅は大豆、小麦ほどではありませんでした。


<NY原油市場>
今週全般の投機人気も週末を前に利益確定売りや、オプション納会を前に110ドルの攻防となり、また米景気後退による石油需要減退の思惑も加わり、上値重い動きとなりました。原油4月限は0.12ドル安の110.21で引けました。金融市場での不安が一部の商品市場にも波及し、決済売りが出ているとの指摘もあります。長期的には150~175ドルを目指すとの強気の予想もあります。

白金先物価格は総じて続伸

<国内貴金属市場>
金・銀は軒並み上昇です。金はNY高と円高一服を背景に急反発となりましたが、午後からの円高を受けて上げ幅を削りました。その後は円相場、ドル建て現物相場ともこう着状態となるなか、30円前後の上昇幅を維持しました。銀もNY高を背景に上昇しました。後場には上げ一服となりましたが、2ケタ高で引ける限月が目立ちました。前日比は、金が28~37円高、金ミニが15~33円高、銀が8.6~18.2円高です。

白金系貴金属(PGM)は、白金が総じて続伸し、パラジウムはまちまちです。前場はNY高、円高一服から買い先行となりました。しかし後場は、円が反発し、ドル・円は一時1ドル=99円台後半での取引となったことから、白金、パラジウムとも期近を除きマイナスサイドに沈む限月が目立ちました。白金は一時反転しましたが、引けにかけ期先が値を削り、前日の終値とほぼ同値で引けました。パラジウムは限月間で方向性を欠いた展開で、引け際にかけ期中から期先が緩みましたが、先限は変わらずです。


<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み急反発です。Non大豆は、前引けからの軒並みストップ高を大引けまで維持しましたが、一般大豆は円高を受けて後場になると上げ幅を削りました。前日比は、Non大豆が軒並み2000円高、一般大豆は540~1270円高です。

東京コーンは期先から急反発です。為替の円高が一服したことや、13日のシカゴが反発して、この日の夜間取引も堅調に推移していることに期先から支援されました。ただ、海上運賃が続落していることで、期近の上げ幅は相対的に抑えられました。場中に再び為替が円高に振れたものの、あまり圧迫要因とはならなかったようです。大引けの前日比は、320~1000円高です。


<外国為替市場>
午後5時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点からドル安が進み、100円前半で取引されています。午後の取引でドルは一時99.84円まで下落し、100円台を再び割り込み、前日につけた12年ぶり円高水準の99.77円に接近しました。ドルはこの日も対ユーロで史上最安値を更新、主要6通貨に対するドルの値動きを示すドル指数.DXYも最低水準を更新しており、ドル安地合いに変わりはないとの声が大勢となったようです。


<国内石油市場>
国内石油市場は総じて急反発です。13日のNY原油が続伸して高値を更新したことや、これまでの急激な為替の円高が一服したことで堅調に始まりました。しかし、その後はNY原油の夜間取引が軟化したことや、為替が再び一時1ドル=100円を割り込む円高に振れたことで、上値を重くしました。ただ、後場後半にはNY原油の夜間取引が再び反発したことを好感しました。原油の上げ幅が最も大きくなり、次に灯油、ガソリンの上げ幅が最も抑えられ、先限は唯一マイナス引けましした。これにより、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)はさらに縮小しました。前日比は、ガソリンが2700~1940円安、灯油が2700~1640円安、原油が1420~810円安です。

NY白金は金の上昇を受け堅調に推移

<NY貴金属市場>
原油の高騰やドルの続落をサポートにテクニカル的な買いが加わり、NY金は初めて1000ドルを付けるなど大幅上昇となりました。また、ドルの利下げ観測やインフレ懸念なども依然としてサポートとなっており、地合いは強いようです。銀はファンド筋に選好され大幅上昇、プラチナも金の上昇を受け堅調に推移しました。金4月限は13.3ドル高の993.8、銀5月限は42.5セント高の2042.0、プラチナ4月限は27.5ドル高の2097.5で引けました。

  
<シカゴ穀物市場>
大豆は夜間取引での堅調なマレーシアパームオイルを受け高寄りで始まり、その後も原油や金の高騰を背景に一段高となりましたが、引けにかけては利益確定の動きに押され小幅高となっています。依然としてドル安が商品市場全体のサポートとなっているようです。大豆5月限は7.75セント高の1402.75で引けました。大豆の週間輸出成約は25.76万トンと予想レンジ内、大豆ミールとオイルはそれぞれ14.78万トン、2.91万トンと予想を上回る結果となりました。

コーンは週間輸出成約が122.6万トンと好調だったこと、ドル安、NY金の急伸などがサポートとなるも、小麦の下落に圧迫されて上値重い動きとなりました。コーン5月限は2.25セント高の569.5で引けました。現物市場ではまとまった生産者筋の売りも出ている模様で、上値を抑えています。  


<NY原油市場>
為替市場でドル/円が12年ぶりの100円を割込んだことなどより投機買いは衰えず、一時は111ドルを試すなど、NY原油は堅調に推移しました。原油4月限は0.41ドル高の110.33で引けました。来週は4月限の納会を控えていますが、5月限は115~120ドルを目指すとの見方もあります。また本日は在庫減少のニュースより天然ガスの上昇も目立ちました。

白金先物価格は続伸

<国内貴金属市場>
金は反落し、銀は総じて上昇です。金はNY高となりましたが円急反発に圧迫されて小反落で寄り付いた後、午後からは1ドル=100円割れ直前まで進んだ円高加速に圧迫されて急落しました。ただ、先限で3184円まで下げた後、現物相場の上昇から下値を切り上げ3200円を維持して引けました。銀はNY高を背景に上昇しましたが、円高加速が嫌気されて高値からは値を削りました。期中10月限のみマイナスサイドで引け、期先12、2月限は2ケタ高です。前日比は、金が44~34円安、金ミニが48~33円安、銀が3.2円安~12.7円高です。

白金系貴金属(PGM)は、続伸です。NY高を引き継ぎ買い先行で寄り付き、円高が上値圧迫要因になりながらも前場はしっかり推移しました。しかし正午ごろからドル・円相場が1ドル=100円を目指す展開となり、後場寄り後は上げ幅を縮小し、午後3時を過ぎると白金は期先からマイナスサイドに転落し、地合いを緩めました。しかし現物相場がしっかりと推移し、終盤には強地合いを回復し、軒並み2ケタ高で引けました。パラジウムは上げ幅を縮小する場面がありましたが、前日の終値水準で下げ止まり、期先中心に上昇しました。前日比は、白金が47~88円高、パラジウムが2~61円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、総じて続落です。場中に入っても円が急伸したことなどから、後場は一般大豆が連日の拡大ストップ安に張り付く一方、Non大豆は下げ幅を縮小し、期中10月限が反発するなど地合いを引き締めました。前日比は、Non大豆が10月限の1260円高を除いて1390~200円安、一般大豆は軒並み2100円安です。

東京コーンは大幅続落です。為替の円高や12日のシカゴ安で軟調に始まり、そのあと為替が一時1ドル=100円水準までさらに円高に振れたことや、シカゴの夜間取引も軟調に推移していることで、下げ幅を拡大しました。後場2節で全限月がストップ安となりましたが、大引けでは当先と2番限がストップ安を外れて、期中の3限月がのみストップ安となりました。先限は3営業日連続で一代安値を更新し、大引けの前日比は、800~700円安です。


<外国為替市場>
ドル/円は100.02円と1995年11月以来の12年4カ月ぶりの低水準まで下落しました。100円割れを目前にしたドルは、オプション関連の買い需要と投機筋の買い戻しに支えられ値を戻しましたが、米欧の中銀による流動性措置の効果が疑問視される一方、ヘッジファンドの流動性不安など、ドル売り材料には事欠かないため、ドルの地合いは引き続き弱く、ユーロ/ドルは一時1.5587ドルまで上昇し、ユーロ導入以来の高値を更新しました。


<国内石油市場>
国内石油市場は急反落です。12日のNY原油が続伸したものの、為替の円高で寄り付きは強弱感が交錯してまちまちとなりました。その後NY原油の夜間取引が下落したことや、為替の円高が進展したことに終日圧迫される展開となりました。とくに午後に入って、為替が1ドル=100円水準まで急激に円高が進展したことで、後場半ば以降は製品が期先からストップ安を付け、引けではガソリン期先2本、灯油先限がストップ安となりました。一方、原油は製品の半分程度の下げ幅に抑えられ、クラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が再び縮小しました。前日比は、ガソリンが2700~1940円安、灯油が2700~1640円安、原油が1420~810円安です。

NY白金先物価格は調整が一段落し堅調に推移

<NY貴金属市場>
ユーロ/ドルが史上高値を更新するなど、ドル安を受けてNY金は堅調に推移しました。原油高もサポートとなったようです。銀は連れ高、プラチナも調整が一段落し堅調に推移しました。しかしながら、FRBによる流動性供給策を受け、米経済に対する不安が和らいだことから、投機買いが少なくなっているようで、金の上げ幅も限定された模様です。金4月限は4.5ドル高の980.5、銀5月限は23.2セント高の1999.5、プラチナ4月限は17.6ドル高の2070.0で引けました。


<シカゴ穀物市場>
大豆は本日は軟調に寄り付き、その後は堅調に推移した金や原油などを背景に底堅く推移したものの、一時原油が急落したことで大豆オイル主導で弱含むなど軟調な動きとなりました。大豆5月限は12.75セント安の1395.0で引けました。一方、昨日のFRBによる流動性供給策により株価が比較的堅調に推移していることもサポートとなっているようです。

コーンは前日の急伸を受けてまとまった受渡意向通知が出され、これにより軟調な動きとなりました。コーン5月限は5.25セント安の567.25で引けました。最近の不安定な動きより生産者側の出荷の動きが目立っており、一方中西部での低温多湿の天候によりコーン作付けが遅れるとの懸念も出ています。 


<NY原油市場>
原油、ガソリン在庫が増加したとのレポートにより一時は軟調な動きとなりましたが、下値は限定的で、為替市場でのドル急落よりNY原油は一時110ドル台を探るなど、記録更新となりました。原油4月限は1.17ドル高の109.92で引けました。インフレ懸念による原油への投資人気は依然として高く、下値ではバーゲンハンティングの買いに支えられています。

白金先物価格は反発

<国内貴金属市場>
金は軒並み反発し、銀はまちまちです。金はNY高と円安を背景に反発しましたが、円安一服などに圧迫されて伸び悩みまし。銀はNY安も円安に相殺されて反発しましたが、前場の高値からは値を削りました。終盤に先限がマイナスサイドに沈み、12月限も小安くなりました。前日比は、金が24~34円高、金ミニが24~39円高、銀が2.8円安~9.8円高です。

白金系貴金属(PGM)は、反発です。NY高、円安から買い先行し、白金は序盤200円以上の反発となりましたが、買い一巡後は伸び悩みました。後場は円ジリ高、ドル建て現物相場の上げ幅縮小から先限が一時6474円まで値を削りました。マイナスサイドに沈むことなく切り返したものの、前引け水準まで戻ることなく、先限は6500円割れで引けました。パラジウムも白金と同様に上げ幅を縮小したも全体的にしっかりと推移しました。前日比は、白金が5~109円高、パラジウムが12~78円高です。


<国内穀物市場>
東京大豆は、急落です。後場は、場中の円高と夜間取引急落を受けて下げが加速し、一般大豆の全限月とNon大豆の4限月が拡大ストップ安に売られました。また、両市場とも2月先限が一代安値を更新しました。前日比は、Non大豆が3000~2520円安、一般大豆は軒並み2100円安。

東京コーンは大幅続落です。朝方為替が1ドル=103円台まで円安に振れるなか、11日のシカゴが大幅高となったことで堅調に始まったものの、この日のシカゴの夜間取引が急落したことに圧迫されて大きく崩れる展開となりました。3月先限は連日で一代安値を更新しました。大引けの前日比は、790~550円安です。


<外国為替市場>
午後5時過ぎのドル/円は、前日NY市場午後5時時点から下落し、103円台の前半で取引されています。昨日発表された米欧中銀による新たな流動性供給対策を受け、東京市場はドル堅調地合いで取引が始まったものの、午後には日経平均の伸び悩みや、米国債価格の回復など、流動性供給対策のサプライズ効果のはく落とも言える金融証券市場の反応に歩調を合わせる形で、対ユーロ、対円、対スイスフランなど広範な通貨に対しドルがじり安の展開となりました。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅高です。為替が1ドル=103円台まで円安に振れたうえ、11日のNY原油がさらに高値を更新する展開となったことで、大幅高で推移しました。高寄りのあと前場は上げ幅を拡大する展開となり、後場はその上げ幅をおおむね維持しました。とくに製品の期先から上げ幅が大きくなりました。ガソリン、灯油ともに先限は2000円の上げ幅を維持し、前日縮小したクラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)が再び拡大しました。なお、灯油5限月、原油先限が一代高値を更新しました。前日比は、ガソリンが1290~2070円高、灯油が1070~2000円高、原油が800~1430円高。