女子ジャンプ・ワールドカップで高梨沙羅選手が164カ月という史上最年少で総合優勝を決めました。12試合のポイントで決定される総合優勝で2試合を残してきめてしまうという圧勝ぶりです。

152センチと小柄であどけない顔立ちの彼女はかわいらしく、かといって言うことは小憎らしいほどしっかりしているというスター選手の資格を十分に備えています。

今回のワールド・カップで印象的だったシーンは、どの大会か忘れましたが、2位、3位の選手がすでに表彰台に上がっているところに、最後に彼女が一番高い優勝者の台に上がろうとして上がれず、23位の選手に引っ張りあげられて1位の台に上がったら、小柄の彼女の頭は2位、3位の頭と丁度横並びににそろってしまったことでした。

ところで心配なことがひとつあります。

スキーのようなヨーロッパが本場であるスポーツは、ともすれば彼らのプライドを守るため、彼らの地位が危うくなると規則を変更して彼らり地位を守ろうとする傾向があることです。

ジャンプにしても、最初はスキーの長さには制限がなかったはずですが、それがいつのまにか身長の146パーセント以内となり、さらに2011年から145パーセント以内と、身長の低い日本人に不利な方向に変更されています。

高梨選手がワールドカップで2試合を残して総合優勝すると言った活躍をすると、彼らそあわててさらにこの比率を引き下げにかかるのではないでしょうか。

今度はレスリングの失敗に反省して情報の収集、ロビー活動などにも力を入れてほしいものです。

私のパソコンに入れてあるノートンのアンチバイルスの期限があと30日という表示を出したので、新宿の家電量販店に出かけました。売場に行くと、例の黄色の箱が巨大な壁のように積み上げてあります。



店員にノートンの一番安い5,000円くらいのありますか、と聞いたら、その壁の中からひと箱取り出して、これは空箱ですから、これをレジに持って行って実物と交換してもらってください、というのです。



最近はこのような家電量販店ばかりでなく、小さい割に高価で万引きされやすい商品は空箱だけ見本として並べているのですね。


昔はこんなことはなかったのに。


ところで何年も前、こうした売り方に最初に出会ってショックを受けたことは覚えているのですが、その商品が何であったか思い出せないのです。私は記憶力がいい方で、このような印象的な出来事はめったに忘れないのですが、最近はこのような思い出せないことが多くなりました。


昔はこんなことはなかったのに。


店員に期限はあとひと月近くあるのですが、すぐにインストールしてもいいのですか、と念のために聞いたら、期限は上書きされてしまいますので、「あと1日」の表示が出たらインストールしてください、と言われました。



実はこのようにディスクを買ってノートンをインストールするのは初めてではなく、かれこれ78回はやっているでしょう。それなのに丸一年経つと去年やったことはもう忘れているのです。


昔はこんなことはなかったのに。


年をとると「以前はこんなことはなかった」ことが増え、毎日が新鮮なのも加齢の楽しみのひとつです。




ところで現在ゴルフダイジェストアワード2013の投票が行われています。

もし私三浦研の近著「運動オンチも70! たったひとつのゴルフ理論」(ゴルフダイジェスト新書)をお読みになり上達に効果があった方は、この本を「読者大賞」部門に推薦をお願いします。

投票はハガキでもメールでも可能です。投票者には抽選でゴルフクラブなど豪華な賞品が当たります。

ハガキのあて先は

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いずれもあなたのお名前、年齢、住所、電話番号、ゴルフ歴、ハンディキャップ、お仕事をお忘れなく。締切りは228日です。

このアワードについて、投票者に当たる賞品など詳しいことは次のURLでご覧下さい。

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一週間ほど前になんとなくブログの更新をサボったらそれが癖になって一週間以上休んでしまいました。ところが今朝NHNBSを見ていたらたまたまプレミアム・アーカイブスの「驚異のパイオリニスト。ロビー・タカトシュ~超絶技巧の世界」という番組が始まりました。バイオリンを弾く私としては見て何か書きたくなるネタです。



この番組はハンガリーのジプシーバイオリンの名手ロビー・タカトシュと彼の楽団の演奏を収録したもので、NHKが超絶技巧の世界と名前をつけるだけのことがある独特の世界を持ったバイオリニストでした。



番組の冒頭NHKの女性アナウンサーは、彼のチャルダシュの早い部分を見せながら、こんなに速くバイオリンを弾くことができるものでしょうか、と言っていましたが、それはちょつと買いかぶりで、この程度の速さだったら私はともかく、音楽大学の学生だったらだれでも弾けるはずです。ただしこれまで見たこともない超絶技巧と言えば、右手の指を何本も使ってまるでギターのようなピッチカートを弾くところで、その粒のそろった音色といい、豊かな音量といい、目を見張るものがありました。



この演奏家の素晴らしいところは、ありあまるテクニックを、それをひけらかすために使っているのではなく、音楽家として言葉や視覚では表現できない、つまり音楽そのものを聴き手に届けるために使っていることだと思いました。



ハンガリー舞曲第五番、モンティのチャルダシュ」、ディニークの「ひばり」といったジプシー音楽。「二つのギター」「黒い瞳」といったロシア民謡。はては日本の「だんご3兄弟」に至るまで、華やかに飾っていかにもジプシー音楽にして聞かせてしまうところはすごいです。




こうしたハンガリー音楽に留まらずアメリカのジャズを弾いてもそのアドリブの部分アメリカのジャズミュージシャんに全くひけをとりません。


本当に身体全体が音楽という音楽家でした。



そういえば、昨年の10月にアマチュアの室内楽演奏団体APAの合宿「河口湖音楽祭」に指導に来てくださったプロの弦楽四重奏団カルテット・アトムの第一バイオリン平光真弸氏のバイオリンは、きっとこのロビー・タカトシュの演奏に惹かれて彼の世界を目指しているのではないかと思いました。