女子ジャンプ・ワールドカップで高梨沙羅選手が16歳4カ月という史上最年少で総合優勝を決めました。12試合のポイントで決定される総合優勝で2試合を残してきめてしまうという圧勝ぶりです。
152センチと小柄であどけない顔立ちの彼女はかわいらしく、かといって言うことは小憎らしいほどしっかりしているというスター選手の資格を十分に備えています。
今回のワールド・カップで印象的だったシーンは、どの大会か忘れましたが、2位、3位の選手がすでに表彰台に上がっているところに、最後に彼女が一番高い優勝者の台に上がろうとして上がれず、2位3位の選手に引っ張りあげられて1位の台に上がったら、小柄の彼女の頭は2位、3位の頭と丁度横並びににそろってしまったことでした。
ところで心配なことがひとつあります。
スキーのようなヨーロッパが本場であるスポーツは、ともすれば彼らのプライドを守るため、彼らの地位が危うくなると規則を変更して彼らり地位を守ろうとする傾向があることです。
ジャンプにしても、最初はスキーの長さには制限がなかったはずですが、それがいつのまにか身長の146パーセント以内となり、さらに2011年から145パーセント以内と、身長の低い日本人に不利な方向に変更されています。
高梨選手がワールドカップで2試合を残して総合優勝すると言った活躍をすると、彼らそあわててさらにこの比率を引き下げにかかるのではないでしょうか。
今度はレスリングの失敗に反省して情報の収集、ロビー活動などにも力を入れてほしいものです。