昨日やっと横浜中華街のお粥の老舗「謝てん記」に行ってきました。私はいつも石川町から中華街に入るので、反対側にあるこの店に行きつく前に他の店にキャッチされてこれまで行き着かなかったのでした。

店に着いたのは正午過ぎ、20客ほどの小さな店はほぼ満員でしたが、この近くに住んでいるというおじさんと相席で座ることが出きました。ママに海鮮粥の内容を聞くとイカ、白身魚、サザエだというので頼みました。

それと一緒に前から関心のあった油条という揚げパンの食べ方を聞いたらお粥に浸して食べるのだというのでこれも頼みました。

私のイメージしていた油条は縄のようによじってある揚げものですが、ここではホットドッグのパンような揚げパンが2個皿に乗って出てきました。

待つ魔ほどなく出てきたお粥は、私のイメージしたお粥というよりは、コメ粒の食感も残してあるものの糊に近い外見で、レンゲで掬って飲んでみると、海鮮のごくごく自然のダシの出た控え目な味付けのお粥でした。

相席になったおじさんに聞くと、彼は週に1~2回は食べにくる、今日もいつも来る友人を誘ったらもうお昼をすませたと言うので一人で来た、というのです。

ごくたまに食べる大馳走の味付けと、この店のお粥のように毎日の生活に組み込まれた食事はおのずから味付けが違うはずて、このあっさりした自己主張の少い味が毎日食べるのに適しているのだろうと思いました。

値段は海鮮粥と油条で946円でした。そのあと天気がいいので山下公園を歩いて帰ろうと思ったら急に冷たい突風が吹いてきたので、みなとみらい線に逆戻りして帰宅しました。

私が油条を一緒に頼んだのは正解で、お粥だけだと店を出たとたんに消化してしまってグーッと鳴るくらいおなかが空いてしまったことでしょう。そういえば相席のおじさんも餃子を頼んでいました。

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20年近く前のことになりますが、私は気象予報士の勉強をしたとがあります.週に1度神田神保町だったかの会場に、会社が終わった後通い2時間の講義を受けました。

残念ながら試験には落ちましたが、このとき印象に残ったのはまず、気象学の先生たちの話に一種の味があることでした。日ごろ気象を研究対象にしておわれるせいか、いかにも日本人らしい繊細な季節感に裏打ちされた日本独特の気象学で、約半年聞いた講義の間、一度も居眠りをしたことがありませんでした。

もうひとつ印象に残ったのは、何のために天気予報をするか、ということで、これは先生方の講義を聴いているうちに知らず知らずにうち叩きこまれました。つまり天気予報は行楽の日の傘の心配をするためではなく、ひたすら気象災害を防ぐためだということでした。

この精神をかみしめながら台風の予想進路などを新聞で見ると、台風が日本列島の沖合をかすめるようなとき、進路が心持日本列島に近付いて引かれているように感じることがあります。

つまり沖合を通過するとスーパーコンピュータが計算した場合,予報官はぎりぎり日本をかすめるように手心を加えるのだと思います。つまり台風が近づかないと予想して、近付くよりは、近付くと予想して近付かないほうが結果的に望ましいということでしょう。

昨日は今日お大雪になると予報して外れましたが、その逆なってしまった1月の大雪よりはよほどいいということになります。

第一あのしんどい雪かきをしなくてすむだけ、大助かりです。

今日は節分で、毎年夕方のテレビニュースでは成田山などの豆まき風景を放送しています。私はこれまで、豆まきを見たことがなかったので思い切って、高幡不動尊まで行ってみました。



今年は特に日曜日なので例年にない人出だそうです。京王線の高幡不動駅から山門までの参道は警察が仕切って豆まきの場所に入る客を誘導しているのです。その人数を見ただけで、豆を拾うことはとても無理だと思い、山門左側の露店につながる通路を進み、はるかかなたから豆まきを見ることにしました。



時間がくると司会者がゲスト年男年女を紹介しましたが、ことしの眼玉ゲストはテレビキャスターの草野仁さん、女優の高島礼子さんでした。その他、祇園から舞子さんとか、ミス日本とか、隣町の多摩センターはサンリオピューロランドからキティーちゃんと言った人たちでした。



これらのゲストの他に一般の年男年女が今日一日で約300名いるそうです。役僧らしい方に「年男として豆をまくにはいくらお納めしたらいいのですか」と聞いたら、簡単に身につけられる簡易な裃、昼食、豆まき道具一式で3万円だと教えてくれました。



一般年男にははるばる横田基地からアメリカ人が何人か参加していました。毎年横田基地から参加者があるのか今年だけなのかは聞き洩らしましたが、アメリカ軍も日本人の人心掌握に努力してるな、と感じました。



なにしろ豆を撒いている場所から離れているので、何も聞こえず、何も見えないうちに豆まきは終了しました。その後に行ってみたら、石畳の上で踏みつぶされた豆が黄色の雪のように積もり、係員がシュロ箒と塵とりで掃き清めていました。


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