今日の日経新聞で、
日本生命が、
若い人向けの生命保険(死亡保険)を中心に、
保険料を引き下げる、
という記事が載っていました。
その記事によると、
保険加入者に占める、
20代の保険加入者の割合がどんどん下がっているため、
若い契約者の生命保険加入を促進するために、
若い人向けの保険料を引き下げるのだそうです。
でも、よくよく考えると。
20代の死亡保険加入者が減るのって、
当たり前なのではないですかね?
というのは、
もともと、20代の人で、
死亡保険に加入すべき人は、
それほどいないと思うからです。
保険は、
「ある事象が起きると、お金が足りなくて困る」
という場合に、
そのお金を調達する目的で加入します。
死亡保険であれば、
自分が死んでしまうと、
周りの人がお金がなくて困る、という場合に、
必要なお金を確保するために、
保険に入るわけです。
逆に言うと、
自分が死んでも、誰もお金に困らない、
というのであれば、
保険に加入する理由がありません。
(究極的には、
貯金が充分にあれば、保険に入る理由はないわけです。)
そして、
20代の人(多くは、独身の人だと思います)が死んだ時、
周りの人が、お金に困るか?
というと、
多くの場合、困らないと思うのですよね。
結婚している、とか、子どもがいる、
となれば、もちろん話は別なのですが。
でも、
独身・子どももいない、というのであれば、
周りの人がお金に困る、ということはないと思うのです。
それならば、死亡保険に入る理由はないですよね?
だから、
昔、20代の加入者がたくさんいた、
という状況のほうが、むしろ、異常だったのではないか、
と思うのです。
一昔前であれば、
会社勤めを始めると、
生命保険のおばちゃんが寄ってきて、
「生年月日教えて!」
と言ってくる。
そして、数日経つと、
「あなたにピッタリの生命保険をつくってきました」
といって、提案書を渡され、
何も考えずに入ってしまう・・・。
こういう、
訳のわからない売り方で、
若年層向け契約を取っていたツケが
回ってきているだけなのだと思うのです。
ぜひ、生命保険の営業の方は、
生命保険が本当に必要な人だけに、
必要な保障を提案してあげてください。