喜んでもらえるかな?②伝説の巨神 | 令和の今、飯島愛さんのブログに出逢ってしまった私は..........

令和の今、飯島愛さんのブログに出逢ってしまった私は..........

遅ればせながら故・飯島愛さんに魅せられてしまい、誰かに伝えたくなったのが動機です。でも自分の拙い表現力だけではとてもムリ。
そこで、彼女に関する資料(ウェブ・書籍等)のうち、特にイイネと思ったもの・印象に残ったものを独断で引用・紹介していきます。

 

飯島愛さんのブログ

「飯島愛のポルノ・ホスピタル」に

関する記事を読みたい方は、

 

当ブログの「テーマ」(カテゴリー分類)から、

→「ポルノ・ホスピタル」へとお進みください。

 

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飯島愛さんについて

いろいろと調べてみて

とても意外だった事がある。

 

それは

彼女が

「機動戦士ガンダム」や

「新世紀エヴァンゲリオン」といった、

ロボットアニメの大ファンだった事だ。

(※1)

 

けどまさか、私と同様に

愛さんも

この2つの傑作アニメに

ハマっていたなんて!

これを知った時は

本当に嬉しかったんだよなぁ!チュー

 

なので、

今回取り上げる作品は、そっち系。

愛さんに捧げたいテレビ番組の第二弾だ。

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この2つの作品に

彼女がどれだけ

夢中だったのかを示す資料がある。

 

かつて私が

2020年1月12日の記事で紹介した

「お友達になりたい!」という本だ。

 

 

 

 日経エンターテイメントという月刊誌の、
愛さんの対談記事を
連載された順にまとめたもの。
 
愛さんが会ってみたい著名人を招いて対談する内容で、
彼女は本書の前書きに
「皆さんとお会いできたことは自分へのご褒美のようでした」
と記している。
ゲストは、
アニメ・漫画・映画・小説などのクリエイターが多い。

 

そして、この連載企画で

彼女が最初に招いたゲストこそ、

「新世紀エヴァンゲリオン」の作者である、

庵野秀明氏だ。(2002年5月号)

 

おそらく彼女が当時、

最も会ってみたかったのが、

庵野氏だったんだろうね。

 

この対談中、

愛さんはエヴァについて、

「人生を変えた映画」

「あれからいろんなことを学びました」

(不良になりアニメを見なくなって以降の話として)

「早く帰ってテレビを見なくちゃっていうのは

『エヴァ』までないです」

と大絶賛している。

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一方、

この対談企画で唯一人、

二度も招かれたゲストがいる。

「機動戦士ガンダム」の産みの親である

富野由悠季氏だ。

(2003年1月号と、

連載最終回の2006年12月号)

 

最初の対談の、

冒頭の会話を転記しておこう。

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飯島 『ガンダム』のテレビ版のDVDを、こないだ買いましたよ。

富野 ありがとうございます。でも、本当は見てほしくないですね。20年経ってみると古いもん。

飯島 古くてもよかった。最後のほう、涙出てきちゃった。

富野 本当にありがたいなあ。

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愛さんも、

あのラストで感激したんだぁ!爆  笑

(※2)

 

以前も触れたけど、

富野氏との二度目の対談は、

下記ブログにも転載されている。

 

ここでも

愛さんはガンダムへの思いを

熱く熱く語っている。

 

彼女の言葉は

リップサービスなんかじゃない。

ガンダムに心底ハマっていないと

こういう言葉は出て来ないと思う。

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でまあ、先述の通り、

私はこれらの記事を読んで

嬉しかったんだけど…

 

それから しばくして、

とても惜しい事・残念な事に

気が付いてしまったんだな。

 

それはつまり、

 

生前の飯島愛さんは

エヴァの庵野氏と

ガンダムの富野氏に

これほど強く

のめり込んでいたのに、

 

「あの傑作」を観ることなく

旅立ってしまったんだろうな、

という事......ショボーン

(※3)

 

私個人の勝手な思い込みだけど、

本当に惜しい。とても残念なことだ。

 🥺😢😥

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という訳で今回、

私が

愛さんに捧げる動画コンテンツは

これだ!

 

「伝説巨神イデオン」

TV放送:

1980年5月~1981年1月O.A. 東京12チャンネル

映画(劇場版):

「THE IDEON 接触編/発動編」1982年7月封切

 

サンライズ公式ページ

 

 

富野由悠季氏が

ガンダムの次に手掛けた作品。

 

 

ざっくり言うと

前作より

無骨でシビアで重たい物語。

(※4)

 

そのためか

前作みたいに大ブームには至らず、

後続作品も作られていないもよう。

(ZイデオンとかイデオンF91とか無いもんね)

 

それでも私が

あえて この作品を、

愛さんに捧げる理由は2つある。

 

1つめ。

観る者を圧倒するパワー、

インパクトの強さで、

完全にガンダムを凌駕しているから。

(※5)

 

自分の十代~二十代を振り返ると、 

これほど強い衝撃を受けたアニメ作品は他には無い。

(※6)

 

イデオンに匹敵するアニメに出逢ったのは、

それからおよそ15年後。私が三十代になったころ。

その作品こそ、まさに

エヴァンゲリオンだったというわけ。

 

 2つめ。

そのエヴァンゲリオンは

イデオンの影響を

非常に強く受けていると思えるから。

(※7)

 

両方の作品を

きちんと観た人なら分かると思う。

物語の重要な要素が

いくつか重なるんだよね。

 

まぁさすがに

エヴァはイデオンのパクリとまでは

言わないけど、

庵野氏が参考にした所は

結構あったんじゃないかと思う。

(※8)

 

こういう訳で私は

「伝説巨神イデオン」を

飯島愛さんに捧げます。

 

富野氏はガンダムの次に

こんなに凄い作品を

世に送り出していたんですよ。

 

そしてそれは

若き日の庵野氏にも影響を与えて、

15年後のエヴァンゲリオンへと

繋がっていくんですよ。

 

どうだろう?

愛さんに、

喜んでもらえるかな?

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いや、

でも愛さん、今ごろは

サッカー ワールドカップに夢中かもしれないね。

 

今回イタリアは出てないけど、

彼女はどのチームを応援してるだろう?

 

日本の決勝トーナメント進出を

どう思ったんだろう?

(※9)

当然、イケメンのチェックにも

抜かりがないんだろうなぁ。😁

 

全試合abema配信を決断した

藤田社長にも、何かしら

ツッコミ入れるんだろうなぁ。

 

あのー、愛さん、

サッカー熱が治まってからで

いいですから、

イデオン観てくださいな。😅

 

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(※1)

タイムボカンシリーズ・うる星やつら・

ジブリ作品あたりなら分かるんだけど、

「どうしてガンダム?」って

思ってしまった。

 

愛さんは、2002年の秋ごろ、

自著

「生薬検査薬≒性病検査薬」で、

「ビデオで『機動戦士ガンダム』を見た」

「続きを見よう」と記している。

(「ガンダムファン」の頁P200~202)

(記事中の時事ネタから時期を特定)

 

なぜ、そのころになって突然、

彼女がガンダムを見始めたのかは不明。

前回も書いたけど、もしかしたら

及川ミッチーの影響かもしれないね。

 

(※2)

ウィキによると

テレビ版のDVD発売は3年後なので、
おそらくLDだと思われる。

愛さんが読者に分かりやすい様に

言い換えたのかもしれない。

 

(※3)

なぜ生前の愛さんが

イデオンを観ていないと、

私が考えるのか、理由は2つ。

少し長くなるけど....

 

1つめ。

先に記した様に

富野氏は、

[ガンダムは古いので、あまり見て欲しくない]旨を、 

愛さんに伝えている。

 

彼女はその意を汲んで、

富野氏の古い作品を

あえて

観なかったんじゃないか?

と思えるからだ。

 

私の知る限り、

彼女が観た富野アニメを挙げておくと

・機動戦士ガンダム(1979~1980)

・OVERMANキングゲイナー(2002~2003)

・機動戦士ガンダムSEED(2002~2003)

・機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004~2005)

・ リーンの翼(2005~2006)

最初のガンダム以外、

すべて2002年以降の作品だからね。

 

2つめの理由は、そもそも論。

 

これまで見てきたように

彼女は富野作品に深い思い入れがある訳だが、

それを更に補強する重要な資料がある。

「リーンの翼」公式ガイド本にある、

愛さんの寄稿文だ。

やはりこれも転載したブログがあるので

リンクを貼っておこう。

 

 

読んでもらえれば分かるけど、

富野好きブログ主さんが

感心するほどの出来栄えだ。

愛さんらしくツボを押さえた、

心の込もった寄稿文だと思う。

 

これほどまで富野作品と富野監督を

敬愛してやまない彼女が、

もし

ガンダムと同等・もしくはそれ以上の

富野作品を観たら、

おそらくそれを何らかの形で、

情報発信すると思う。

 

前例もあるからね。

 

彼女は

2006年のGWの頃、

ガンダムSEED&同DESTINYのDVDを

友人から借りて観た際に

その事を何度か

ポルノ・ホスピタルに書き残している。

 

しかし

愛さんはイデオンについて

そうした記録を一切残していない。

(富野氏との二度目の対談でも

彼女はイデオンについて一言も触れてない)

 

それが、

2つめの理由だ。

 

(※4)

何しろ40年以上も前の作品なので、

今見ると色々厳しい面はあると思う。

なので

読者の皆さんにイデオンの視聴を

勧めるつもりはない。

 

しかし、それでも

イデオンを観たくなったという、

奇特な方に一言。

「テレビ版を観た後に劇場版の発動編を観るべし!」

(接触編は見ても見なくてもOK)

 

(※5)

誤解なきよう断っておく。

両作品の単純な比較はできない。

ガンダムにはガンダムの良さがある。

 

なーんて偉そうに書いてるが、

じつは私、

きちんとラストまで観た富野作品は

ガンダムとイデオンだけなんだな。

ニヤニヤキョロキョロ

ちなみに

ダンバインは途中まで観てて

面白かったんだけど、

受験で観るのを止めてしまったんだ。

富野監督ごめんなさい。てへぺろ

 

(※6)

故すぎやまこういち氏監修の神BGMも

良かったなあ。

LPレコード持ってたしね。

 

(※7)

イデオンのブルーレイBOX

(劇場版ではなくテレビ版)のブックレットには

庵野秀明氏のインタビューが掲載されているとのこと。

少なくとも

庵野氏が大のイデオンファンだった事は明白だ。

 

(※8)

私が

エヴァ・ブームのころ読んだアニメ雑誌には、

エヴァンゲリオンには

イデオンの影響や

デビルマン(コミック版)の影響がみられる等の見解が、

記されていたと記憶している。

 

今でも

「エヴァンゲリオン イデオン」

などで検索すると、

両作品の共通点や類似性・関連性を

指摘する声が幾つもヒットする。

 

 

有名人では

女優の坂井真紀さんが

ガチのイデオン派だった事を

今回初めて知った。

 

(※9)

いやぁ、惜しかったニッポン!

決勝トーナメント初戦敗退という結果は

前大会と同じだけど、

PKまでいったって事は

進歩なんだと思う。

 

今大会は何といっても予選リーグだね。

ドイツ・スペインといった

優勝経験のある強豪国を両方破った快挙には

正直驚いた。

 

感動をありがとう、森保ジャパン!

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(追記)

(ネタバレ注意)

イデオン関連で興味深いブログを見つけたので

貼っておこう。

 

あ、あとBSアニメ夜話もおもろかったで!