公営の2歳王者改め公営の王者も!?<H21全日本2歳優駿勝ち馬ラブミーチャン> | はじめのいっぽんの新しき物語

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公営馬のラブミーチャンは全日本2歳優駿で中央馬を蹴散らして優勝した。
そしてそれが評価をされて公営の年度代表馬に選出されてしまったとい
とんでもない話があった!
中央では多分無いとは思うが、グラスワンダーが
2歳の頃の評価が物凄く高く可能性はあったが!?

ラブミーチャンは、父サウスヴィグラス、母ダッシングハニーという血統である。
デビュー前は中央の須貝厩舎に所属していたが、
結局デビューは公営・笠松でむかえる。

デビュー戦は10月の笠松。
ダートの800m戦。
ちなみに馬主はドクターコパ。
中央での登録名はコパノハニーだった・・・
デビュー戦で、4馬身差つけて快勝した。

2戦目の笠松のジュニアクラウンでも、3馬身差つけて快勝。

3戦目は中央の京都の500万下条件でした。
ここでは地方馬なので4番人気でしたが、
2着馬サリエルに1馬身強差つけて勝利した。

4戦目は公営・園田の兵庫ジュニアグランプリ。
公営とはいえ指定交流戦なので中央馬の参戦もある。
そんな中人気は中央馬に譲ったが、勝ちはラブミーチャンが頂いた!

そして12月16日の公営・川崎競馬場で公営の2歳王者決定戦である
全日本2歳優駿の出走した!
1番人気は、公営門別のビッグバンである。
前走は北海道2歳優駿を制している。

そして2番人気は、ラブミーチャン。
前走は兵庫ジュニアグランプリの覇者である。

3番人気は、公営・川崎のナンテカ。
2歳戦は主に門別で戦い、前走は船橋の平和賞を制覇している。
この段階ですでに5勝している馬であった。

4番人気にやっと中央のサンライズクォリアと武豊!
直前に中央で2連勝していた馬である。
この辺りまでが単勝10倍以下の人気馬である。

ダートの2歳戦だし、中央馬にもそこまで強い馬がいないという認識の年ではあった。
そしてレースはラブミーチャンがスタートからゴールまで、
ずうっと先頭で駆け抜けた!
2着に1馬身半差離されて、公営・北海道のブンブイチドウでした。
タイムはレースレコードの1分40秒0を記録した。

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ラブミーチャンは牝馬である。
牝馬の同レース優勝は中央のグレイスティアラ以来4年ぶり。
公営に限ると1986年のダイカツラモーヌ以来、23年ぶり。
現地の川崎は南関東、その所属以外でしかも牝馬の優勝は初だった!

その全日本2歳優駿の走りが評価されて、
まさかの公営の年度代表馬に選ばれてしまったのだ!?
公営の2歳牝馬が古馬達を押さえて年度代表馬を戴冠とは、
全く公営にはスターがいないんだな・・というのが正直な感想でした。

その後は紆余曲折の競争生活を送ったが、
3年後のラブミーチャン5歳時に再び公営の年度代表馬に返り咲いた。




今年の全日本2歳優駿には、どんなドラマが隠されているかな?