昨日は、宮司を兼務する金沢市横川４丁目鎮座の横川神社へ朝８時半過ぎに向かいました。
今回の大震災では、この横川神社を含む金沢市南部の兼務社の横川日吉神社や、延喜式内 御馬神社の３社は、地盤が強固なのかほとんど被害がなくホッとしました。
午前９時、地元の少年野球チームが年頭の必勝祈願に訪れました。
神前には、グライダーなどおもちゃを供え、祈願祭のあとチームの子供たち全員におさがりとしてお分ちしました。
また、祈願絵馬の裏には、キャプテンと保護者代表に今年一年の抱負を書いてもらい、境内のみくじ結び所に掛けていただきました。
今度は、河北郡津幡町と境を接する金沢市最北部の浅丘町鎮座の八幡神社へ向かいました。
この鳥居は建立から３０年しか経っていないのですが、今回の地震で鳥居の右柱上部に亀裂が入って非常に危険な状態とのことで、修復前のお祓いを依頼されました。
見た目は普通に建っているように見えますが、くぐるのも危険とのことで、石材店さんに頑丈な帯状のヒモで一時的に補強してあります。
裏にまわると、確かに上部に亀裂が入っていました。
氏子のみなさんや石材店の方々参列のもと、鳥居前に祭壇を組んで工事前の安全祈願祭を斎行いたしました。
続いては、浅丘町からさらに山道を進んで、金沢市榎尾町鎮座の八幡神社へ向かいました。
地震被害の確認に訪れたのですが、建立から２０年しか経っていない鳥居は大丈夫のようです。
でも、石灯籠一対と狛犬に被害がありました。
石灯籠は、笠の部分が地震の揺れで落ちて、残った火袋の上に氏子の方が宝珠を載せたようです。
あらかじめ、この神社の総代さんより地震被害報告のお電話があったのですが、仰るとおり、狛犬の阿吽(あうん)の口を閉じている吽形(うんぎょう)の方が、台座から落ちていました。
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