今日は、午前中に新車の交通安全祈願をおつとめしてから、午後は宮司を兼務する金沢市桐山町の日吉神社の秋季大祭をご奉仕して、夜は昨日お亡くなりになられた兼務神社の総代さんのお通夜へ弔問のためお伺いします。


さて、昨日の午後、白山麓の白山市上出合町の秋季大祭へ向う途中、蕎麦(そば)の花が咲き始めたので撮ってみました。もうじき新そばのシーズンです。なお、一番奥に見える山は白山です。


はじかみ神主のぶろぐ


そして神社へ行くと、総代で篤農家のTさんより新米が奉納されました。


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また、子供たちのお参りもあったので、社頭講話では白山と富士山の背比べを物語った「白山のわらじ 」という白山麓に伝わる民話をお話ししました。


平成12年に県神社庁教化委員会青少年部会で、私が以前製作した神社ものがたり…『杜のささやき』の続刊をつくることとなり、小松市の安宅住吉神社のKi宮司を部会長に、かほく市の賀茂神社のKa宮司が編集委員長、私が常任委員(事務局)、そして珠洲市の羽黒神社のT宮司がイラストを担当し、今は白山市となった旧松任市・石川郡の神社にまつわる民話や伝承を本に書き記したもので、下の「白山のわらじ」の挿絵も羽黒宮司さん が描かれたのです。


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で、昨日お参りした白山市上出合町の八幡神社ですが、今冬は大雪だったので3月28日に雪害調査のため来た時は、もうすぐ4月だというのにこんなにも積雪がありました。当然神社までたどり着けませんでした。


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祭典後、神社のすぐ近くにある直会(なおらい)会場の道の駅 一向一揆の里 へと向いました。


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こちらは、1月初旬の道の駅 一向一揆の里です。県内有数の豪雪地帯なのですが、これはまだ降り始めの序の口です。大雪の今冬はこの5倍の積雪となりました。


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直会は、食彩館せせらぎという手打ちそば屋さんでおこなわれました。ここは地元の村の人達の手によって運営されています。


はじかみ神主のぶろぐ

神役のkさんと総代さん、町会長さんとビールでの直会でしたが、私は運転なのでノンアルコールビールをいただきました。


それで、おつまみは、そばのお刺身です。初めて食べましたが、無茶苦茶まいうーです!。


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最後にざるそばが供されました。蕎麦も地元の人達が作っているのです。そば湯も最高でした。


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国史跡の鳥越城跡 の城山山頂から見た、白山市出合地区の春先の田んぼの様子です。


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そして、晩秋ともなると、白山を源流とする手取川峡谷は紅葉し、赤や黄色に色付きます。


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こうゆう寒暖の差の激しい山里のお米だからこそ、おいしく育つのです。お供えされたコシヒカリの新米を撮ってみました。


はじかみ神主のぶろぐ


新米は、当社にもう一度お供えした後、さっそく聞し召す(きこしめす)ことにしました。新米を炊く場合は、両手で揉むように洗う「拝み洗い」をするのです。


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コシヒカリのおはっつぉ(お初穂)が炊き上がりました。米つぶが立っているでしょ。


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山里の美味しい新米を食べる時は、おかずなんて要りません。ご飯そのものの味を楽しむのです。あえて副食といえば、自家製の梅干だけで充分です。


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塩むすびにして食べても最高でした!。


はじかみ神主のぶろぐ


みなさんや私も、ブログでラーメンやらパスタやらいろいろ書いているけど、本当においしいものとは、やはり豊葦原千五百秋瑞穂国(とよあしはらの ちいほあきの みずほのくに)の八十八の神の宿る御米なんですよね!。


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