禁止令 | ジェリコの壁のブログ

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大日本プロレス!いや、
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の良さを伝えるブログ!にしたいです…

おばんです。
明日から三連休のサラリーマン。疲れも溜まってるのでリフレッシュします。

大日本プロレス横浜文体はサムライ生中継で観戦しよう。今の私に横浜関内はとても遠い。
無理は絶対にしないのだ。それでいいのだ。


前に看護師の姉に言われた言葉が最近胸に響いてます。
「我々もう散々頑張ってきたんだ。これからは余力で生きて行けば良いんだよ。」って。

その意味が身をもって解ってきました(笑)


さて今日は下書きに埋もれてた書きかけの記事をあげときます。

唐突ですが(笑)
プロレスの会場として、全国の様々なホールや体育館などを使わせていただいておりますが
その会場によって、どこまでやって良いか?は制約で決まっております。

通常ルールのプロレス団体さんはあまり苦労しないとは思いますが、我らが大日本プロレスとなると色々と制約を守るのに大変なのです。

例えば蛍光灯やガラスなど、飛散するデスマッチアイテム禁止の会場はたくさんあります。

なので、これらのデスマッチをやれる会場は全国でも限られてきます。

首都圏だと文体や新木場や後楽園ホールはわりと何でもOK的な印象ですが、この制約にも歴史があります。

制約がほぼない究極の会場は桂スタジオということになるでしょう。


例えば、
2012年頃だったか、バラモン兄弟が試合で大量の粉をよく使ってましたが、

後楽園ホールから「粉禁止令」が発令されてしまいました(笑)

少量の粉は良いとの事。
例えば怨霊さんの身体に付いてる粉はOK。

粉じゃないか…エクトプラズムですね。

でも、バラモン兄弟のように大量の粉を撒き散らすのはNGに。

困ったご兄弟は大量の水を導入して、粉を水で溶いてゲル状にするという…
いたちごっことはこの事か?(笑)

伊東さんに「お前ら粉がダメだからって水って!もっとダメだろ!」って怒られてました(笑)

この流れから「う○こ」を使い出したり。

その後は今のように水を大量に撒き散らすスタイルに変わって行きました。

話が反れた気がします(笑)


後楽園ホールは火の使用も厳禁です。
建物上の消防法とかもあるのでしょうけども。


その昔、シャドウWXさんが己のコスチュームに火を点けてテーブルクラッシュを狙いましたが、この火が消えずに大炎上。

WXさんも酷いヤケドを負ってしまい…
それからは後楽園ホールでの火の使用は禁止となりました。

登坂さんがよく言うように、
我々は後楽園ホールを使わせていただいてるので、ルールを守ってキレイに会場を使いたいと。

自分で出したゴミも拾って帰ってくれると嬉しいです!ってよく前説してます。

未だに会場にゴミを散らかして帰る、心ないファンはたくさん居ますけども。ファンじゃないですね。ファンならマナーを守るはず。
ま、それもまた別の話として。


やっぱり禁止とされたものは、ちゃんと守らねば会場自体が使えなくなってしまうので、それはそれはコンプラなのであります。


アブドーラ小林さんが王者時代に、
「後楽園ホール貸してもらえなくなるくらいのすげぇデスマッチやってやる!」
と、良く言ってました。

どこまでやって大丈夫なのか?
後楽園ホールから怒られないギリギリのラインのせめぎ合いなのでしょうかね。



そして、先日初めて知ったのですが、

こちら。

プロレスファンなら見慣れてるとは思いますが、後楽園ホールの東西のバルコニー席。

このバルコニーからダイブするのはもう禁止なんだそうです。

バトルメンで葛西さんがゲストに来られた際に、過去のバルコニーダイブの映像が流れた時「もうバルコニーダイブは禁止になっちゃったんですよね…」と仰ってました。

そうだったんですか…


後楽園ホールのバルコニーダイブ。
それはそれは特別なものでした。

数々の選手が様々な形でバルコニーダイブをやってきました。かなり前に記事を書いた記憶もあったりなかったり。

東西のバルコニーから雛壇に飛んだり、北側のステージ上に飛んだりしておりましたが、

葛西さんはバルコニーから初めてフロアに飛んだのです。ものすごい落差です。

伝説の2009年、葛西vs伊東戦のバルコニーダイブ。

その衝撃たるや。です。

バルコニー上から見た映像です。

かなりの距離を飛んでるのがわかると思います。その上、テーブルに寝かせた伊東さんにクリーンヒットしています。
誰もが出来る事ではありません。

2013年デスマッチカーニバルの竹田戦でも同様に東のバルコニーからフロアのテーブルに飛んでます。

これが後楽園ホール最後のバルコニーダイブでしょうか?記憶が定かではありませんが。

以下、大日本プロレスを中心に様々なバルコニーダイブをハイライトで。


岡野さんことジ・ウインガーさんは北側のステージ上のテーブルに相手を寝かせて、バルコニーからダイビングセントーン。

ちょっと飛び過ぎてしまい、あたりは浅かったが。

ホミサイド選手も同様に北側のステージへバルコニーからダイビングエルボーを放ちました。

女子では市来選手がバルコニーから雛壇へダイブ。

同じく女子だと木村響子さんもバルコニーから雛壇へダイビングフットスタンプしました。

そして、
バルコニーから飛んだ選手で、歴代もっともデカい選手はネクロ・ブッチャーさん。たぶん。

この人かなりの巨体です。バルコニーダイブをした最重量選手だと思います。

でも愛すべきバカ外人ですので、あんたは止めときなさい!って言われても止めません。

あ、バカ外人とは、
当時、ネクロブッチャーやマッドマンポンドなど破天荒な外国人選手達に敬意を表して「バカ外人」コールをしておりましたので、誤解なきように。

「キチ○イ」コールの外国人版です。


ネクロはバルコニーから躊躇せず飛びました。

下で受けたのは石川修司さん。
そして、ネクロの左足をモロに食らってるのはこの日のタッグパートナーだった宮本裕向さん。モロに横っ面を踏まれてます…災難でしたね…


ミスターデンジャーこと松永光弘さんがバルコニーから飛んで伝説となり、
その後も荒谷さんとか様々な選手がダイブして伝説となってきました。

DDTではヨシヒコも飛んでます(笑)


そんな後楽園ホールのバルコニーダイブがもう見れない。

でも、ちょっと安心してる自分もいます。
本当に危ないですからね。


前にも書きましたが、
後楽園ホールに行かれた際には、みなさん東西のバルコニーに1度上がってみて下さい。

そこから真下のフロアをご覧ください。

ここから飛ぶ!という命がけのプロレスラーの覚悟を身をもって感じられると思います。


素晴らしきかなプロレス。
一番すげぇのはプロレス。


ではでは、
バルコニーダイブ禁止令。発令です。


♯OUTTA NOWHERE!!