とても楽しい作品だった。嘗てアーチェリーのメダリストだったが、今ではうだつの上がらないサラリーマンの男が、なぜか社名を受けてアマゾンへアーチェリーの選手候補を探しに行くことに。そこで出会った3人の先住民の男たちと、韓国人の父親(母親だったったけ?)を持つ通訳の男とがアーチェリー世界大会を目指すことになるのだが、文化や環境の違い、悪心を持つ会社の上司の介入やらが入り交じり、ドタバタの挙句にほっこりと終わる、そんな内容だった。前提からして、そんなことはあり得ないのだが、この作品に流れていたのは文化の違いを受け入れながら、互いを尊重しあいながら生きることの賛歌のように感じた。なんか、いいんだなあ。根っからの悪人は出て来ないし、あざとい笑いもないし、安心して観ていられた。ここのところ、後味の悪さの残る作品が多かった韓国映画だが(あくまでも私の主観です)、久しぶりにとても楽しい時間を過ごすことが出来た。
この作品を観た シネマート新宿のことを少し書く。以前は、東京で韓国映画を観られるのはシネマート新宿(10年ほど前にはシネマート六本木もあった)しかない、と言えるほど、韓国映画のメッカだったが、最近は他ではなかなか観られないホラー作品や、昔の作品の4Kでの上映が増え、つい最近、プログラムの中に韓国映画が一本も入っていなかった週もあった。観客の顔ぶれも独特で、決して上品とは言えない(もちろん私自身も)客層なのだが、何故かここに来るとホッとする。また、屋上好きな自分としては、6階の窓から見える周囲の低層ビルの屋上を見るのも好きだ。そのシネマートに今日行ったら、トイレの壁面に様々な写真が貼ってあったのが良かったので写真を撮って来た。一枚一枚を見ると以前からトイレの壁に貼ってあった写真が多いけれど、飾り方が変わると印象も変わった。その中から、洗面台の左右と入口の写真を撮って来たものを載せます。



