こんばんは~ROWANの遠藤です
いつも夜遅くの更新ですみません、家事がひと段落してから書くと
どうしてもこの時間になりがちです(汗)
どうでもいい話を最初に書くと
このモッチリした謎のブツは
ROWANのニューフェイス(クッション)セクシー大根です
届いたらサイズが大きすぎたので
いっそのこと家用にしようと思ったのですが
インスタで意外と評判が良かったので店に置く事にしました(笑)
さて、ここから本題です
では大根おろし、鳥のレバーとオキシドールを混ぜると
酸素と水が発生することをご紹介しました
人間にもオキシドールで消毒したときに
白く出る泡の正体も「酸素」だということもお話ししました。
では何に反応して酸素を出すのか?
・大根おろし
・レバー
・人間
共通して含まれているもの
それは
カタラーゼ
という酵素なんです
カタラーゼはその素早い過酸化水素分解反応を2段階で行っている。
まず、過酸化水素分子をはカタラーゼに結合し、部分的に破壊される。
1つの酸素原子が取り出されて鉄原子に付加され、残りが害のない水として放出される。
次に、2つ目の過酸化水素分子がカタラーゼに結合する。
また同じように部分的に破壊され、取り出された酸素原子が鉄に結合した酸素と結合し、水と酸素ガスが放出される。
カタラーゼの酵素はほとんどの生き物に含まれています
ただ、微生物の種類や多さによって量が異なります
例えば・・・果物はどうでしょう?
オキシドールの実験を
イチゴでもやってみました
大根の汁と比較してみましょう
大根は瞬時に酸素が出ていますが、イチゴはちょっとしか出ていません
微生物の量や種類の違いでも反応は異なるのですが、
もう一つ、PHも大きくかかわってきます
カタラーゼ反応は「PH7前後」で高い反応が出るそうです
大根おろしもほぼ中性に近いですし、
人間の血液もPH7,4前後と弱アルカリ性のPHなので白い泡が出るんですね~
果物はほとんどが「酸っぱい」ですよね?
ということはPHは酸性。
そのためカタラーゼ反応が弱いのかもしれません
食べ物についてはいったんここでストップにして・・・また次回の記事で書くことにします。
ところで、どうして傷を消毒すると思いますか?
消毒すれば傷が治る!そう思い込んでいませんか?
実はこれ、ちょっと間違いかもしれませんよ
消毒は、あくまでも空気中の雑菌が傷口に入らないように予防・殺菌しているんです
消毒液は傷を治すための薬ではありません。
それどころか、治癒するための細胞を殺菌してしまうので
治るのが遅くなってしまう可能性が高いです。
傷が治るときって、内側から治るでしょう?外側から治る傷なんてないはず
ということは、細胞の働きで自己治癒してくれてるってことです。
治癒する良い菌まで殺菌してしまうというのは消毒薬の欠点なのですが
過酸化水素が血液中のカタラーゼと反応して酸素が出るという効果は
あながち悪くないのかもしれません
というのも
①皮膚表面が弱酸性になると腐敗菌などのばい菌が発育しにくくなります。、
表皮の血液PHがアルカリから酸性になるにつれて、
ヘモグロビンの酸素飽和度が下がります。
②カタラーゼ反応によって発生した酸素の治癒効果
簡単に言うと
表皮が弱酸性になると血液中の酸素が表面の皮膚へと移行して出ていく
→傷の細胞に酸素が行きわたり治癒する
(ボーア効果という)
つまり
酸素の力によって細胞の新陳代謝が高まり、傷が早く治る
という仕組みになっているんですね
ということは・・・・ということはですよ?
(ここから小声)
別に消毒薬つけなくても最初から
弱酸性の酸素水つけときゃ早く治っちゃうんじゃないの
・・・・ってことを私、いつも間にか4年前のブログに書いてたんですよね(笑)
過去記事
↓
今回の過酸化水素の実験をしてみて
さらに腑に落ちたというか・・・・
殺す消毒より、生かす酸素を補給する方法が体に優しく理にかなってるような気がしますが
みなさんはどう感じましたか?
ご参考までに
わたくし仕事柄手先を切ったりするのですが
その時は必ず
①高酸素酸性水をスプレー
②高酸素クリームをこんもり傷口に乗せる
③ラップ的なのでくるんでおく
これで軽い浅い傷なら30分以内に出血が止まります。
そして全く痛みを感じません(これほんと不思議)
痛み=酸素欠乏なので、酸素が補われていれば痛くなんですよね・・・・(これほんと不思議2)
クリームは市販のはNGですよ!(界面活性剤)
話は体の表面、外側の話から
次回は体の内側のお話しをしてみたいと思います
やっぱり長文になっちゃったすまぬー