フランスGPの復帰は確定的? | 日日不穏日記・アメブロ版

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 2008年を最後に開催が中断しているフランスGPの開催が、来年の1~2月には、最終決定されるという話が信憑性を持って語られるようになってきている。その場合、ベルギーGPとの交互開催ということになりそうだというのだけれど、以前はこれに反対だった。

 ただ、ユーロ危機が深刻化する中で、ヨーロッパでのF1開催を継続的に行っていくのには、リスク分散という意味で、開催国を固定化しないというやり方も、“あり”だと思うようになってきた。

 フランスGPと言えば、地元プロストが通算6勝。ライバルのセナが1度も勝てなかったことが良く知られているけれども、プロストの初優勝は、1981年のフランス、ポール・リカール。

 トップを走るピケに対して、4速を失っていたプロストは追うことが出来ず、雨であと2週走れば、レースの75%消化でピケの優勝が決まるという展開だった。



 その目前で、レースは55分間の中断。その間にチーム(ルノー)は、ミッションのトラブルを修理してしまい、タイヤでもトラクションに優れるものの、コンパウンドが柔らかすぎ、レースをフルに走りきるのに厳しいミシュランのインターミディエイトを使い、グッドイヤーを履くピケを振り切り、逆転優勝を果たした。

 プロストが優勝できなかった86、87、91、92年はウィリアムズで圧倒的に速かったマンセルに太刀打ち出来なかったもので、自らが移籍した93年には、マニクールでの一年目のサーキットで最後の優勝を果たしている。

 フランス最多勝は、シューマッハの8勝。ただ、地元開催ということもあって、フランスと言えば、プロスト・・・そういうイメージが僕には強い。