年末にロータスとの契約の切れるロバート・クビサにフェラーリでF1復帰の準備をするという報道が流れている。その一方で、フェラーリがエイドリアン・スーティルに興味を持っているとし、こちらは、2012年の契約を持っているマッサに違約金を払って、ドライバーの交代を図りたいというもので、こちらは、クビサのケース以上に信憑性は薄い。
ただ、こういう噂が公然と流れるほど、マッサの立場がフェラーリ内で弱くなっているのも確か。ファンの多くは、マッサが、2012年でフェラーリとの契約を解除されるだろうと思っているはずだ。
フェラーリ社長のルカ・ディ・モンテゼモーロも、困難な状況下で、健闘したアロンソを讃えつつも、チームとマッサにハッパを掛けていて、余程のパフォーマンスの向上がない限り、5位が最高だったマッサに残留の目はなさそう。
18日、フェラーリは、恒例のクリスマスパーティを開き、パーティーには、1200人以上の従業員と家族が参加。アロンソとマッサは、サンタに扮して子どもたちにプレゼントを配ったという。動画は、去年のパーティのものだけれども、崖っぷちのマッサは、どんな気持ちで参加したのだろうか。