マッサ2連勝とハットトリック!堅実ハミルトンがランキングトップに(2007年、スペインGP) | 日日不穏日記・アメブロ版

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 PPは、アロンソに100分の3秒差でマッサが獲得。フェラーリ、マクラーレンの3人のドライバーが同ポイントでトップを争う中、僅差で追うマッサも内容的には負けていない。

 スタートでトップを守ったマッサにアロンソが仕掛けて、接触。アロンソはグラベルへ。コースに戻ったものの、順位を落とす。3位を行くライコネンに仕掛けるアロンソ。ライコネンも譲らないが、マシントラブルでスローダウン。

 マッサがレースをリード、ハミルトンとの差を広げていく。

 レースは、そのままマッサが優勝。PP、FL、と合わせてハットトリックで快勝。アロンソは接触があったとは言え、ハミルトンに及ばず、“驚異の新人”は、序盤4銭を全て表彰台。3位1回、2位3回の驚異的な安定感で、ランキングトップに立つ。



 レースの速さでは、3勝を挙げているフェラーリが一歩リードしているものの、ハミルトンの、アロンソを抑える走りには驚かされた。

 それにしても、改めて振り返っても、わずか4年前には、マッサとハミルトンが、チャンピオンシップを争っていたのだと考えると、何とも複雑な気持ちになる。

 レッドブルはまだまだ新興チーム。まだクルサードが走っていたし、ベッテルは、デヴューすらしていない(ベッテルがデヴューするのは、この年のアメリカGPから)。

 満面の笑みで優勝を喜ぶマッサの姿が何とも眩しい。