チャンピオンチームのルノーが完全に沈み、フェラーリVSマクラーレンの激しい争いが始まった。前戦のマレーシアでは、マクラーレンの完勝だったが、バーレーンでは、2戦連続PPのマッサが先行。
ハミルトンが、2位で追う。今シーズン、表彰台圏外で何度も接触を繰り返した両者から見れば、嘘のような風景だ。走ってるチームは、4年前と変わらないのに。
アロンソとライコネンが、激しい3位争い。ハイドフェルドが続く。
両者の順位が入れ替わったのは、1度目のピットストップ。1周ピットインを遅らせたライコネンが、アロンソの前に出て3位を奪い取る。
バーレーン一番のハイライトは、BMWのハイドフェルドがアロンソをオーバーテイクしたシーン。ハイドフェルドは、アロンソの追撃を振り切り4位フィニッシュ。マッサは、2秒差でハミルトンを抑え、優勝。3位はライコネン。
今回も表彰台は、フェラーリとマクラーレンが独占。そして、ライコネンとハミルトンは、その全てで表彰台に。とりわけハミルトンの安定感が際立っている。
アロンソ、ライコネン、ハミルトンの3人が22ポイントで並び、マッサも17ポイント。序盤3戦ともウィナーが異なる混戦模様。
やはり対等のチームが正面からぶつかるシーズンは面白い。