レットブル、会心の1-2。シューマッハ、メモリアルレースで5位入賞 | 日日不穏日記・アメブロ版

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 約一カ月の“休暇”を終えて、F1サーカスは、スパへ。レットブルを凌駕する走りさえ見せることもあるマクラーレン。特にハミルトンが、ベッテル追撃の一番手。フェラーリは、マシンのポテンシャルが厳しくアロンソも全力を尽くすとは言うものの、視線はすでに来季へと向かっている。

 PPのベッテルが好スタートするも、一気に2位に浮上したロズベルグが、ベッテルをパス。オープニングラップをメルセデスという展開に。

 ただ、DRSが使えるようになった3周目にベッテルが、ロズベルグを一気に抜き去り、再びトップへ。上位勢のピットストップで、4位を走行していた可夢偉をハミルトンが、パス。



 その直後に、ハミルトンが可夢偉に寄せる形になって接触、クラッシュ。そのままリタイアする。これはレース後の、可夢偉のコメントにあるように、明らかにハミルトンに非があるだろう。チャンピオンシップを争うドライバーとしては、あまりに不注意だと言わざるを得ないミス。

 この事故でセーフティーカーが入り、各車がピットイン。

 予選で厳しくても、レースでの強さを発揮するはずのフェラーリのアロンソがじりじりと後退。ベッテル、ウェバー、バトンに次々とパスされていき、表彰台の圏外へと追いやられる。



 結局、ベッテル、ウェバーの1-2、バトンが3位表彰台に。チャンピオン争いを考えれば、レットブルには最高の展開。バトンがこれだけのパフォーマンスを発揮できたことを考えれば、ハミルトンのミスはあまりに大きな代償を払ったと言っていい。

 表彰台の3人と共に“主役”の座に就いたのは、デヴュー20年のメモリアルレースを、5位入賞で飾ったシューマッハ。最後にロズベルグをパスしての成績だから、最高の結果。



 「ここスパでの最高の週末を最高の形で締めくくることができた。今日は5位より上を獲得するのは無理だったと思う。でもポジションを19位も上げることができていい気分だよ。ここに家族、友人、ファンの皆が来てくれていたことでモチベーションがさらに上がった。応援してくれた皆にお礼を言いたい」とは、シューマッハのコメント

 ミハエル、おめでとう!