PPスタートのウィル・パワーが、シーズン5勝目。75ラップ中、71ラップでトップを走行。PP、最多リードラップと合わせて53ポイントを加算、フランキッティとの11戦終了時点での62ポイント差を26ポイント差にまで一気に縮め、ポイントを逆転が可能な状況まで急接近。
エリオ・カストロネベスが2位、ライアン・ブリスコーが3位でゴールして、チームペンスキーが、1-3位を独占するという快挙を達成。
一方、佐藤琢磨選手は予選16位ということから、3ストップ作戦を敢行したものの、フルコースコーションが一回のみ、遅いマシンに引っかかるという不運も重なって18位フィニッシュとさらに順位を下げる結果に。
予選1-5位の順位が、そのまま決勝のリザルトになるなど、オーバーテイクも少なく、観客席にも空席が目立ったこのレース。緊迫するチャンピオン争いとは裏腹に、全体的に盛り上がりに欠けたように感じられたのだけれども、どうだろうか。