レットブルのアドバイザー、デビット・クルサード。シンガポールでデモ走行 | 日日不穏日記・アメブロ版

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 火曜日の記事でレットブルのアドバイザーを務めるデビット・クルサードがシンガポールをデモ走行したって報じられてる(Topnews)。とても元気そうで何よりだ。

 クルサードのF1キャリアは、94年、事故死したセナの後を受けて、ウィリアムズ・ルノーでいきなりレギュラーシートを獲得(シーズン中にマンセルに一時シートを譲ったが)。97年から、マクラーレン・メルセデス、2005年からの最後の4年間をレットブルで送っている。



 ジャガーを買収して誕生したレットブルに初年度からナンバーワンドライバーとして迎えられ、チームが、ニューウェイを始めとした優秀なスタッフを配置していく中で、トップチームへの地位を確立していく4年間を過ごし、表彰台も獲得。ベッテルへの橋渡しを果たして、現在もレットブルでF1に関われているのだから、終始恵まれたキャリアだと言って良いと思う。





 優勝13回、タイトル争いにも関わったものの、ランキングは2位が最高。シーズンを通して、タイトルを争えるパフォーマンスに欠け、ランキング上位にいても、タイトルを取れるようには、僕には感じられなかったのも事実。速さはあったものの、シューマッハやハッキネンにあった“何か”が足りなかったのだろう。

 2009年9月19日。日本GPを前にして、日本とオーストリアの修好140周年を記念して、(オーストラリアの飲料メーカーである関係から)レットブルのマシンで、大阪市の大阪城公園内をデモ走行して、ファンを沸かせている。

 アドバイザー兼テストドライバーとしてのクルサードは今でも健在だ。