皇居東御苑散策 | 俳句の里だより2

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俳句の里に生まれ育った正岡子規と水野広徳を愛する私のひとりごと

公文書館と江戸城跡

 

今日は「憲法記念日」の祝日、まさにゴールデンウィークの真っ最中である。テレビでは国内外旅行で空港は大賑わい、高速道路は大渋滞が始まっている様子が映し出される。そんな日本の「民族大移動」が盛んに報じられているが、人から北の丸公園にある国立公文書館で「日本国憲法」原本の特別展示が開催中とのことを聞き、「憲法記念日」前日の昨日急遽展示を見学することを思いついた。またそのついでに、天気も良かったので見物後久しぶりに皇居東御苑を散策した。

 

ゴールデンウィーク中でもあり、かつ入場料が無料ということもあって、国立公文書館の特別展示は多くの見物客で混雑すると予想していたが、時間が早かったためか意外にも見物客はまばらで、じっくりと見物することが出来た。また、同時に開催していた企画展の「家康、波乱万丈!」も同様に見物客は少なく、こちらもゆっくりと見物できたのはありがたかった。公文書館の外には「入場無料」ののぼりを出してPRしていたが、公文書館の存在があまり人々に知られていないようで、ちょっぴり寂しい気持ちにもなった。

 

公文書館では、基本展示(常設展示)として「日本のあゆみ」というパンフレットを配布し、この「日本国憲法」以外に明治から平成までの重要書類(複製)の展示を行っている。大日本国憲法の明治天皇の署名(御璽「睦仁」)や黒田清隆総理大臣ら内閣の署名、日清・日露戦争の講和条約の署名など、日本国憲法や終戦の詔の昭和天皇の署名(御璽「裕仁」)など、貴重なものばかりであり、複製であるが歴史の重みを十分に感じることが出来た。

 

公文書館の堅持を見学した後、東御苑内の天守台や本丸跡、二の丸公園などを2時間余り散策した。東御苑はかつて何度か訪れたことがあるが、今回は大奥などがあった江戸城本丸御殿(広場)、松の大廊下跡、富士見櫓、江戸城天守模型などを始めて見物した。この東御苑にはコロナも落ち着いたせいか多くの外国人観光客の姿が見られた。その後、最後に二重橋を訪れ、東京駅から帰路に就いた。

 

国立公文書館

日本国憲法(原本)

日本国憲法(複製)

大日本帝国憲法(複製)

平成・令和の書

企画展(家康、波乱万丈!)

皇居東御苑

天守台

江戸城本丸御殿(大奥、中奥、表)

松の大廊下跡

富士見櫓

江戸城天守復元模型

汐見坂・梅林坂間の石垣

都道府県の木

諏訪の茶屋

二の丸庭園

皇居声門石橋旧飾電燈

大手門

二重橋

東京駅