一年が終わる。令和四年が、二千二十二年が間もなく終わる。物心付いて以来、年の終わりに
いつも感じていた感慨は年毎に薄くなってはきたものの、何かやり残したことが有るような、
無いような、そんな思いは変わらないな。─── まあ、何はともあれ今日は大晦日です。
こんにちは、真冬の寒さが続いて寒さも厳しいですね。 いよいよ押し詰まって今日は大晦日。
本日の季語は「年暮るる」(としくるる)・・・冬の季語で「年の暮」(としのくれ)のサブ的
季語で、動詞形にしたものが「年暮るる」。実感としては凡そ十二月半ば頃から大晦日までの
時期ではないでしょうか。
但し、地域によっては(十二月に入ればすぐ新年を迎える準備をするような)もう少し早く
からの実感になるかもしれませんね。その地域独特の行事などの準備したり参加したりして。
私の場合は年末の大掃除を意識し始めた頃からになるかもしれません。
他には「歳末」「歳晩」(さいばん)、「年末」また「年の瀬」など、この時期にはなじみの
深い言葉がそのまま季語になっています。 「暮れ」は夕刻、夜へと向かう時間ですが、一日の
終わりの「日暮れ」ではなく「年の暮れ」・・・。季節の大きな区切りが感じられますね。
”日”ではなく”年”の終わりであると───2022年が終わり2023年が始まります。
一年の終わりということで、ひとそれぞれに省みては思うこともあるかもしれません。
※2021.12.31 年暮るる ( ^ー゜)σ ほどほどの幸と不幸で年暮るる
【画像引用は以下を参照↓】
一年の最終日である大晦日のトピックスは数々あるのですが・・・まあ”年末年始”として
新年とセットで受け止められがちなのですけれど───
でもやはり、大晦日といえば除夜の鐘ではないでしょうか?
※2015.12.31 除夜の鐘 ( ^ー゜)σ 除夜の鐘ただ背中で数へをり
一年の終わり、ぎりぎり最終時間に鳴り響く除夜の鐘は、一年間の間に私たちの背負った
煩悩や苦しみを浄化させて次の年への希望を持たせるような、そんな力があると信じたい。
※2016.12.31 除夜の鐘 ( ^ー゜)σ 天と地に響け吸はれよ除夜の鐘
※2020.12.31 短歌 ( ^ー゜)σ 絶対の真理も正義もなき世こそ響け鐘の音このあめつちに
※2018.12.31 短歌( ^ー゜)σ ただ伏して鎮め給へと祈りをる見知らぬ明日の平安ならむと
───今年も終わり、新年がやって来る。
トラさんからうさぎさんへのバトンタッチはもうすぐですよ~~~♪
今年は「戦」の年だそうでして・・・年明け早々にはプー様が戦争をおっ始めるし
夏の参院選では「銃」による「暗」で「殺」になってしまうし・・・大荒れの一年でした
だけど、うさぎ年ならもう少しは優しく穏やかな愛に満ちた日々を期待したいと?
えっ、甘いですかね? そりゃあまあ、現実は ↓こんなモンかもしれないけどさ(笑)
まあ、元気で一生懸命働けるならそれも良きかな良きかな(大爆笑)
それでは、今日はこの辺で・・・今年最後の記事をお読み頂きありがとうございました!!