本日の My 俳句 [ 仲秋や闇夜に響くベルの音 ] | 俳句でDiary ─ できるかな?

俳句でDiary ─ できるかな?

私の俳句 萌え萌え日記

昨日は一日中の雨で、夜になっても降りやまず肌寒い一日・・・。 ああ、こうして雨が降るごとに

秋が深まっていくんだなあ、と実感された方も多いのではないかしら。

─── そんな、降り続く雨音だけが聞こえてくるような夜に、突然・・・

突然のベルの音



こんにちは、本日の季語は「仲秋」(ちゅうしゅう)・・・の季語です。「中秋」とも表記し

”仲秋の名月”などでお馴染みの言葉ですよね。他には「秋なかば」とも・・・俳句では、秋を

二十四節気に合わせて大きく3つに区分しています。「初秋」「仲秋」「晩秋」と、表にすると ↓

秋の区分


二十四節気では、立秋から霜降までを「秋」と呼んでいますが、今の時期なら丁度秋の半ば頃、

その時期が「仲秋」
なんですよね。(但し、旧暦の8月15日を指す場合もあります)

十五夜の月を「仲秋の名月」と呼びますが、単に「仲秋」だけでもこの名月を指す場合も・・・


雨水滴



─── それにしても、よく降りますねえ。もう夏の生温かい雨ではなく、完全に秋の雨にと、

天候も様変わりしているみたいですが、周囲の風景もだんだん秋らしくなっていく時期です。

↓栗の実さんも随分大きくなったでしょ? (一枚の葉の長さはおよそ12~15センチ位かな)

栗の実



ちょっと見慣れないかもしれないけれど、このコはカクレミノ(隠蓑)さんです。夏の終わりに

グリーンがかった黄色い花を咲かせ、こうして若い実をつけました。11月頃には綺麗な青紫色に♪

カクレミノ


===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*===*==


本日の句は、何でもない情景句ですが、巧拙に関わらず個人的には結構気にいっています。

どぎつい言葉を使わずにさりげなく、何か怖い状況が予想もしくは想像できるような句が作って

みたかったので・・・。


俳句は五七五と短い詩形ですし、長い描写は出来ませんが、その分、想像力を掻き立てるものが

あります。 以前にこういうのをアップしましたけれど・・・泉鏡花風を狙って失敗したものw

※2013.12.10 冬の月     ( ^ー゜)σ     惨劇の鎌昇りたる冬の月


泉鏡花風どころか、横溝正史の出来損ない風になってしまったわ (爆

恐怖や怪奇は、もっともっとさりげなく表現しなければネ。

よく考えてその情景を思い浮かべたら、実はすごく怖い、というのが一番なんですよね。



もっとも、本当の恐怖はさりげない日常に潜んでいるのかもしれませんが・・・。

いや、日常というよりは人の心の中にかな? 言わずもがなではありますけれど。

それでは、今日はこの辺で・・・またね。


        ペタしてね