鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会 (1/13 相模女子大学グリーンホール)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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落語の鈴々舎馬風門下の鈴々舎美馬(れいれいしゃ みーま)さんが、二ツ目に昇進されたのが昨年(2023年)11月の事になります。

 

自分は、鈴々舎馬るこ師匠がリングアナウンサーを務めて下さっていた、CPEキャットファイトを箱推ししていますが…。

2019年5月大会のアシスタントとして同大会を支えて下さったのが、前座時代の美馬さんでした。

 

コロナ渦以降、残念ながら休止となってしまっているようですが…。

 

日本テレビ視聴エリアの方は、江ノ島のライブカメラの映像を天気予報などでご覧になられた事がお有りだと思われるのですが…。

そのライブカメラが設置されているビルの中にある虎丸座で、毎月第3金曜日の昼間に行われていた

『江の島落語会』

にも、馬るこ師匠と共に美馬さんがご出演された事があります。

 

同落語会は、馬るこ師匠が立ちあげられた二ツ目の勉強の場と言う位置づけのものですが、美馬さんがご出演されたのは、馬るこ師匠が真打ちに昇進された時になります。

 

馬るこ師匠は以前から好きだったもので、寄席に伺わせて頂いていたのですが…。

同落語会以降、美馬さんがご出演される日が判明した際に、寄席に伺わせて頂くようになりました。

 

自分の学生時代から、

「前座から応援させて頂く噺家さんを見つけたい!」

と言う思いが強く、ようやく馬るこ師匠をはじめ、関係者の皆さんのおかげで、その夢が叶いました。

 

ただ、前座の方の出演は交互の場合が多く、片手で数えられる程しか美馬さんの高座を拝見出来なかったのは申し訳ないと思っています…。

 

その美馬さんの二ツ目昇進落語会が、小田急線の相模大野駅近くにある

『相模女子大学グリーンホール』

(正式名称:相模原市立文化会館)

で、1月13日(土)に開催されたので観に行って来ました。

 

当日午後に、舞台を観る予定が新宿で有って、終演後に相模大野駅に移動しました。

 

この日は、18時ごろは雨か雪と言う天気予報で、正午頃までは晴天で暖かかったのですが…。

16時過ぎに舞台が終演後に外に出た時には、小雨が降っていました。

 

新宿駅まで歩いて移動したのですが、その30分ほどの間に風が強くなり、ビニール傘が折れる程になっていました。

列車が止まるほどではなく、定刻通りに走っていました。

 

新宿駅から相模大野駅までは40分ぐらいでしょうか?

 

17時過ぎの特急列車に乗って新宿駅を出発した時には、殆ど雨は降っていなかったのに、5分程経った代々木上原駅付近では激しい風雨となり…。

さらに5分ほど走った時には吹雪と、目まぐるしく天気が変化していました。

 

ただ、雪が降ったとは言え、積もるような感じでは有りませんでした。

 

実際に、相模大野駅に到着した18時前には止んでいて、道路が濡れていました。

会場に到着した18時過ぎには晴れ間が見え始めてしたのですが、雪が降りそうな程の気温の低さでした。

 

相模女子大学グリーンホールは、傍を通った事は何度も有るので場所はすぐに分かったのですが…。

入場した事は有りませんでした。

かなり大きな会場なので、

「こんな大きな会場で口演されるんだ!」

と驚いたものです。

 

会場到着時は開演前であり、場内では関係者の皆さんが忙しそうにされているお姿が見られました。

ただ、まだ時間に余裕が有る事と、会場周辺に遮るものが無いためか?

この時点では、お客さんの姿は殆どありませんでした。

 

この日は3階にある喫茶店の営業日で、今回の落語会にあわせて19時30分までの営業となっていました。

そこでお待ちの方も多かったです。

 

18時30分頃に再度入口付近に戻って来たら、少しづつ人が集まり始めていたので、会場正面のガラスで覆われた部分が開放されていました。

だいたい数十人と言う感じだったでしょうか?

開場をお待ちになられていました。

 

ただ、正面入り口の前には係りの方が立たれていて、まだ場内に入場出来ない旨を案内されていました。

 

左側に当日券売り場があって、1階席はほぼ完売しているとの事だったので、2階席と言う事になろうかと思われるのですが…。

ここでチケットを買われている方もいらっしゃいました。

 

予定よりも早く、18時50分に正面のドアが開けられて、お客さんの入場が始まりました。

入場時に手渡されたビニール製の手提げ袋の中には、今回の落語会のメインビジュアルの、紋付き袴姿の美馬さんが、天使の羽根を付けて羽ばたいている画像のパンフと、1枚づつ書かれたと言う日付入りのサイン色紙が入れられていました。

(今回の落語会では、抽選で50名の方に手ぬぐいがプレゼントされたとの事ですが、当りの方は色紙と同じデザインの馬の模様の赤いスタンプが押された紙が入っていた由。)

このビニール袋には、他の落語会のフライヤーが多く入れられていたのですが、殆どが蝶花楼桃花師匠のものでした。

 

「あと数年したら、他の噺家さんの落語会の時に配られる美馬さんのフライヤーの枚数が、桃花師匠のような枚数になるんだろうな?」

と思ったりしました。

 

入口を入った正面に2階席への階段と、トイレなどがある階への階段があって、ロビー右側が1階席への扉となっていました。

また、入口付近の右側には、美馬さんの母校の桜美林大学の学長さんと、雑誌Flash編集部からの花輪が飾られていました。

開場は19時丁度との事で、まだ入場出来ない旨の案内を係りの方がされていました。

 

19時丁度に鳴り物が場内に流れ、同時に開場となりました。

 

今回のチケットですが、プレイガイドの中で、

『チケットMOVE(ムーブ)』

で購入すると座席指定が出来る為、こちらで買わせて頂いていました。

 

比較的早い段階だったので、1階席前方のブロックを確保出来ました。

 

現在は建て替えの為惜しまれつつ閉館となった国立劇場・大劇場(収容人員1,610人)よりも収容人員が多い、1,790人と言う大きな会場でした。

1990年開館との事でしたが、内部の設備は新しく座席はゆったりとしていて、舞台が観易い構造となっていました。

 

舞台前方の左右両側から、1階席前方の扉辺りまで花道が続く構造になっていて、歌舞伎や宝塚歌劇の公演にも使えそうでした。

(宝塚大劇場や東京宝塚劇場から、『銀橋』と言う、オーケストラピットを囲うように配置されている花道を省いたような構造。)

 

自分の席は、上手側(舞台を見て右側)のエリアだったのですが…。

この場所からは2階席の様子が殆ど見えません。

 

2階席のエリアにも行かなかったので、どんな構造になっているのかはよく分からなかったのですが…。

 

2階席は、700席余りの座席があるそうです。

ただし、グリーンホール相模大野の2階席は天井昇降式の壁で区切る事が出来るようになっていて、中断以降の約500席と区切れるようになっているとの事でした。

 

自分の席から見た限りでは、2階席の奥行きが狭かったので、この日は約200席を使用しての公演だったようです。

 

この仕様での収容人員は、1階席1,036人・2階席192人・車椅子スペース12人の、合計1,240人と言うものでした。

 

この日は、1階席後方ブロック前方にある車椅子スペースは未使用でした。

また、1階席中央ブロックの最後方には、映像撮影用のカメラ(恐らく、テレビの同行取材があったようで、テレビのカメラマンさんの姿も見かけました。)や、音響・照明用の関係者席が設置されていました。

 

その為、この日の観客数は1,100名前後がMAXだったと思います。

 

開場後、どんどんお客さんが増えて行きました。

チケット購入時点で、1階席は5割から6割は埋まっている感じでしたが…。

現地で見たら、ほぼ満員と言う状態でした。

 

2階席のお客さんの数は分かりませんが…。

およそ1,000名の方が足を運んで下さったのは間違いないでしょう…。

 

これは、歌舞伎やOSK日本歌劇団のレビユー等が行われる事でも知られる、京都南座の1,082名の収容人数に匹敵します。

 

真打ちの方の独演会ならば兎も角。

二ツ目になったばかりの美馬さんの動員力に、ただただ驚くばかりでした。

 

今回はチケット完売!

超満員札止めとはなりませんでしたが…。

何年か後に真打ちに昇進された時に、またこの会場で落語会を開催された時には、

「チケット買えなかった!」

と言う位の存在になられるのは間違いないと言う、素晴らしい内容の高座でした。

 

(しかし、今後が期待される女性落語家のホープでもあり、実力も兼ね備えられている美馬さんなので、

「それは当然でしょ!」

と、落語ファンの方からは自分がご指導を受けてしまうかも知れませんが…。)

 

前ふりが長くなってしまいましたが…。

鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会の感想らしきものになります。

 

鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会

日時:2024年(令和6年)1月13日(土曜日)

時間:午後7時開場 / 開演 午後7時30分 

会場:相模女子大学グリーンホール(神奈川県相模原市南区相模大野)

出演:鈴々舎美馬 / 鈴々舎馬風 / 鈴々舎馬るこ / 蝶花楼桃花

主催:鈴々舎美馬二ツ目昇進落語会実行委員会

共催:公益財団法人相模原市民文化財団 後援:相模原市 / tvk 協賛:桜美林大学校友会 / 桜美林大学同窓会 / 株式会社リンク・トラスト / 株式会社サプライズモール

 
【口上】
・鈴々舎美馬 / 鈴々舎馬風 / 鈴々舎馬るこ / 蝶花楼桃花
 
富士山を中心に、天高く飛ぶ8羽の弦を描いた
『群翔ぶ』
(原画:岩橋 英遠)
と言う緞帳が上がると、舞台中央に赤い毛氈で覆われた高座が設けられており、その方法には金屏風が立てられていました。
さらに、金屏風の情報にはスクリーンがあって、口座の映像が映されていて、舞台から遠い席でも観易くなっていました。
 
高座には、上手側(舞台右側)から順に…。
鈴々舎馬風・鈴々舎美馬・鈴々舎馬るこ・蝶花楼桃花
以上の皆さんが座られていましたが、鈴々舎馬風師匠は高座の上に椅子を置かれ、そこに座られてのご出演でした。
 
最初のご挨拶は、司会進行も務められた蝶花楼桃花師匠でした。
 
高座を拝見させて頂くのは初めての事だったのですが、これはまた可愛らしい…。
美馬さんの方が、体形が一回り程細いのでビックリしました。
 
それは兎も角。
 
「(恐らく落語家として)人生二度目の司会進行で緊張している。」
と仰っていた桃花師匠でしたが、同じ女性として今後に期待されている所が大きいようでした。
 
続いて、鈴々舎馬るこ師匠です。
馬るこ師匠は、美馬さんの入門に至る経緯についてお話しされました。
 
それによると、とある学生落語会の司会を馬るこ師匠が務められた際に、美馬さんがご出演されていて3位入賞。
「華が有る!」
と言う事でお声がけされたそうです。
 
それから数年後、馬るこ師匠に弟子入り志願されたそうですが、馬るこ師匠のご家庭の事情もあって、馬風師匠に入門…。
噺家として必要な事などは馬るこ師匠が教えられる形になったそうです。
 
ただ、馬るこ師匠によると
「ドジっ子である。」
との事で、エピソードも披露して下さったのですが、とてもそのようには思えませんでした…。
ばふうししょうは
落語の口上では、本人は喋らない事になっているので、馬風師匠が最後にご挨拶をされました。
 
馬風師匠のお姿を前回拝見させて頂いたのは、馬るこ師匠の真打昇進の時だったので、コロナ渦になる以前の事になります。
今回は椅子に座られていますが、お元気そうでよかったです。
 
馬風師匠は、様々な困難を乗り越え、人一倍の時間をかけて二ツ目に昇進された美馬さんに感慨もひとしおと言う感じでした。
 
コロナ渦では寄席にもご出演できないと言う状態が続いたようなので、昇進までに、特に長い時間がかかってしまったとの事でした。
先が見えない日々の中、心が折れそうになった事も多かったでしょう。
 
しかし、今第一線で活躍されている方は、コロナ渦でも活動を止めなかった方々ばかりです。
 
美馬さんも諦めなかったからこそ、二ツ目に昇進する事が出来て、この日の大入りに繋がったのですから、その判断や行動等は正しかったと言えるのではないでしょうか?
 
最後は、馬風師匠が見得を切ると、左側に並ぶ噺家さんが順に下手側の袖に倒れて行くと言う、
『馬風ドミノ』
(と言う名称らしいのは、今回初めて知りましたが…。)
 
見事に下手側に吹っ飛ばされて行きました。
 
桃花師匠曰く。
「我々も命がけでございます…。」
との事だったのですが、今回はお隣が馬るこ師匠だったので、(物理的にも)命がけだったかも…。(笑)
 
最後に、三本締めで口上の幕が閉じたのでした。
 
馬風師匠が仰っていたのですが…。
噺家さんの数が多くなっているので、推しの噺家さんの出演回数を増やすためには、寄席の受付で
「○○さん出てます?」
とお聴きする事だそうです。
 
これが積み重なると、お席亭の方でも
「出してあげようかな?」
と言う事で、出演回数か増える(かも?)との事でした。
 
今度、浅草演芸ホールや上野鈴本演芸場などに伺わせて頂いた際に、この方法を試してみようとおもいます。
 
【蝶花楼桃花】
・こうもり
 
幕が再び上がると、お洒落な感じの出囃子が!
「聴いた事ないけど、何の曲だろう?」
と思ったのですが…。
 
それもそのはず!
初めて高座を拝見させて頂く桃花師匠の
『仙桃』
と言う出囃子でした。
 
今回の演目は
『こうもり』
でした。
 
こうもりの恩返しが題材で、桃花師匠のお師匠様である春風亭小朝師匠も口演される事があります。
自分は、小朝師匠のものを1度だけお聴きした事があります。
 
今回の桃花師匠の
『こうもり』
は、物凄くさわやかな感じでした。
 
山の上から、きれいな水が流れ下るかのようで、滞る事無く、自然な感じで物語が進んで行きました。
 
蝙蝠の所作も綺麗で、アイドルのようで可愛らしかったです。
 
…そういえば!
桃花師匠も落語界のアイドルでしたね…。
 
この日は、18時前後から雨(場所によっては雪)と言う天気予報でした。
その為、あのサゲがある本作を口演されて、美馬さんへのエールを送られたのかな?・
…と思ったりしました。
 
桃花師匠の落語も、もっと沢山お聴きしたくなりましたので、後日寄席や落語界に伺わせて頂こうと思います。
 
【鈴々舎馬るこ】
・ハングル寿限無
 
プロレスファンなら、恐らく誰でも心を熱くたぎらせる事が出来る(であろう!?)
『UWFメインテーマ』
の出囃子によって、馬るこ師匠が入場されました。
 
ピンク色(正式な呼び名は分かりませんが…。)の着物に着替えられていました。
 
馬るこ師匠の高座は本当に久しぶりで、前回はコロナ渦突入寸前の上野鈴本演芸場だったか?
この日は前座で美馬さんもご出演されていたと記憶しているのですが、その鈴本演芸場での前座時代のエピソードをまくらにされていました。
 
古典の名作である
『寿限無』
で、長い名前を付けられた主人公ですが…。
付けられた名前が韓国語と言う楽しい作品です。
 
久しぶりにこの作品をお聴き出来ましたが、物凄く楽しかったです。
会場の皆さんもウケまくっていました。
 
【鈴々舎馬風】
・漫談
 
馬るこ師匠のあと、一旦幕が下がって鳴り物の音が場内に流れました。
暫くして幕が上がると、白い着物姿の馬風師匠が椅子に座られていて、噺が始まりました。
 
フリートークと言った感じだったので、何と言う名前の題名にすべきか分からなかったのですが…。
この公演を観に行かれた方のX(旧Twitter)に
『漫談』
と書かれていたので、当ブログでもその題名でご紹介させて頂きます。
 
内容は…。
 
・コロナに感染した時の事。
・小さん師匠が倒れられた時の事。
・三平師匠(先代)が選挙の応援に来られた時の事。
などでした。
 
馬風師匠は自分が好きな師匠でもあるので、ご出演される際には会場に伺わせて頂く機会を増やして行ければと思っています。
 
【鈴々舎美馬】
・文七元結
 
本日の主役の美馬さんがトリでした。
 
演目は事前に発表されていて、古典の大作!
『文七元結』
でした。
 
『文七元結』
は、落語でお聴きした事はないのですが…。
歌舞伎では1度だけ、30年ぐらい前に改装前の歌舞伎座で観ています。
 
この時は、主人公でもある左官の長兵衛役が尾上菊五郎、近江屋の主人の卯兵衛を(三代目)河原崎権十郎と言う配役だったのですが…。
 
登場人物も色々出てくる上に、ストーリーも長い話をお一人で口演される事になります。
しかも、1,000人位のお客さんがご覧になっていました。
「大丈夫かな?」
と心配になりました。
 
だからこそ、
「自分が会場で応援せねば!」
と、勝手に思い込んでチケットを買わせて頂いた訳ですが…。
 
そんな心配はどこ吹く風!
 
実に堂々と口演されていました。
 
個人の感想ですが…。
男性の噺家さんだと、長兵衛や文七と言った男性キャラにリアリティがあるように思われるのですが…。
美馬さんの文七元結をお聴きすると、その正反対!
女性キャラにリアリティが出ているように思います。
 
それぞれの立場の違いや置かれた状況…。
行動や仕草や人間の内面的な事など…。
 
特に
「日本女性の心の奥深くにあるもの。」
と言うものは、なかなか男性では表現するのは難しいと思います。
(自分は生物学的な男だし、立場も一般人なもので、特にそのように思ったりします…。)
 
ましてや、1,000名程のお客さんの前でしたから…。
 
でも、真打でも難しい古典の大作を、二ツ目になりたてとは思えない堂々とした高座を務められていました。
 
自分は、歌舞伎で観た時よりも、今回の美馬さんの高座の方が感動しました。
 
「お久亡くなった実母は佐野槌の女将の妹。」
と言う設定は、恐らく美馬さんの創意工夫によるところだと思いますが…。
 
この設定なら、お久を佐野槌の店で客を取らせる事は無いだろうし、長兵衛に対して50両と言う大金を出す理由にもなるだろうし…。
良い考えだなと思いました。
 
寄席や落語会の出演などの他に、この日の為の準備などに奔走される日々だった筈なのに、しっかりお稽古を重ねられたんでしょうね…。
 
素晴らしかったです。
 
ただ、本来は45分のつもりでお稽古を重ねられていたとの事だったのですが、40分もオーバーされていた由…。
 
そんな長時間口演されているとは思わなくて、
「ヴぇ!そんな長時間だったの!」
と、最後のご挨拶で知ってビックリしました。
 
恐らく、馬風師匠や馬るこ師匠などからも、この件ではお話しが有ったかとは思われるのですが…。
噺の内容と高座の出来については、100点以上をあげる事が出来るだろうと言う、それはそれは素晴らしいものでした。
 
将来真打ちになれるという事は、今回の高座を通じて確信しましたが…。
その時には、再度相模女子大学グリーンホールで落語会を開催して頂き、
「今回出来なかった『文七元結』が、少しでも出来るようになっていて欲しい。」
と思う自分でありました。
 
その際、今回空席が多かった2階席も満席に出来るようになっていて、
「うわ!チケット買えないよ!」
と自分が泣く位になっていて欲しいなと思います。
 
兎も角。
後年伝説として語り継がれるであろう落語会を現地で観られて、幸せな気持ちで帰って来ました。
 

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