ジャパン死神サミット2023(10/8 ネオ東京 池袋手刀ドーム)観に行って来ました。 | 黒猫マークの宅配便のブログ 「じんせいかくえきていしゃ」(since 2006,10,17)

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携帯嫌い・飲んだくれ・アニメ・ゲーム・コスプレ・プロレス・舞台・歴史好きのオタのブログ。

2023年夏は、9月に入っても災害レベルと評された程の猛暑日が続いていましたが…。

10月に入って、ようやく朝晩は涼しくなって来ました。

 

そんな10月8日(日)は、朝から小雨が降っており、上着を羽織らないと肌寒い1日でした。

夜になってから雨が強くなると言う天気予報だったのですが、17時毎に池袋駅に到着した時点では、傘をささなくても大丈夫な位の降り方でした。

 

池袋駅西口を出たら何かお祭りをしていて、交通規制が行われていました。

『第24回 東京よさこいコンテスト』

と言うイベントだったとの事で、周辺には同イベントに参加されるチームの皆さんが待機されていたり…。

出番が終わられた皆さんが、宿などに帰られる為に歩かれている姿が見られました。

 

そんな姿を横目に向かったのは、ネオ東京 池袋手刀ドームでありました。

 

フォーク歌手・ラッパーとしてもご活躍中の死神紫郎さんが、

『死神紫郎バンド』

と言うお名前のバンドで、ステージを行われる日になっていました。
 

そんな、日本を代表するメンバーで構成された

『死神紫郎バンド』

ですが、年に一度しかバンド編成でのステージを行われていません。

 

自分は、2021年に初めて伺わせて頂いたのですが、出演された民さんもレベルが高くて大感激しました。

ただ、昨年は諸般の事情で伺えなかった為、

「今年は、必ず観に行く!」

と心に期して、公演チケット申し込みが始まった時点でチケットの確保をしておりました。

現地に

 

現地に到着すると、ポツポツと雨が降る中、20名程の方がお待ちでした。

よくライブ会場でお会いする常連さんがいらっしゃったので、まずはご挨拶させて頂きました。

 

間もなく列整理が始まったのですが、自分は予約で当日清算だったので、列の最後部へ!

 

時間になって入場が始まり、地下への階段を下りて会場に入ると、既に大勢の方がいらっしゃいました。

既に、ステージ前方は埋まっていて、フロア中央部にある20センチ程の段差の部分に場所を確保しました。

 

ステージ前方には、中央部に縦に亀裂が入ったスクリーンが下ろされていて、死神紫郎さんのMVが音声と共に再生されていました。

 

フロア後方の特設売店では、出演者の皆さんによる前物販が行われていて、死神紫郎さんにもご挨拶させて頂きました。

物凄く嬉しそうにされていて、それが物凄く印象的でした。

 

この公演はオールスタンディングで、自分が入場した時点で3分の2位が埋まっている状態だったのですが、開演時間には満員御礼の状態でスタートしました。

 

それでは、以下

『ジャパン死神サミット2023』

の感想らしきものになります。

 

ジャパン死神サミット2023

日付:2023年10月08日(日)

時間:開場17:31/開演18:00

会場:ネオ東京 池袋手刀ドーム(東京都豊島区池袋)

観衆:未発表(超満員札止め)

配信視聴者数:未発表

出演(出演順):ACM::: / カラビンカ / 死神紫郎バンド (Gt&Vo死神紫郎/Ba.六/Dr.英太郎)

 

【ACM:::】(18:00-18:35)

<セトリ>

Invisible Hand (Ergosphere ver) 

Hostile Architecture

Needle Buds

D

Control 

奇妙な聴衆

詩人になる夢

DEATH DISCO

ファウストと異邦人

Starvation Poetry2(Insane in the Train) 

 

今回の出演者の皆さんは、死神紫郎バンド以外は初めてでした。

 

最初にご出演された

『ACM:::』

ですが、客席とを隔てるクスリーンが上がった瞬間!

 

何故か?

「劇場で舞台公演を観ているみたいだ!」

と言う第1印象を持ちました。

 

今回の公演は、下手側(ステージを見て左側)から…。

・こもだまり(→コモダマリ→コモダマソ→コモダマン→こもだマン) 

・十三月紅夜(Vo/照明/Art Directer) 

・西邑卓哲(Vo/G) 

・Shintaro(Dr)

と言う皆さんだったそうです。

 

自分は、上手側の前方で下手側に向かって観ていたので、こもだまりさんと十三月紅夜さんのお姿が良く見えたのですが…。

幻想的だなぁ…。

…と思いながら観ていました。

 

舞台の中央を境にして、上手側では現代の物語が同時進行しているように、自分には感じられました。

 

「なんで舞台公演を想像したのだろう?」

と思っていたのですが…。

 

後刻判明した所では、皆さん舞台関係者だったようです。

納得!!

 

自分のX(旧Twitter)で、十三月紅夜さんの

虚飾集団廻天百眼(きょしょくしゅうだんかいてんひゃくめ)』

の事がタイムラインで時々流れて来ていて、

「ご高名の程は常々!」

と言う感じだったのですが…。

歌も舞台も含めて…。

「こんな感じです。」

と言うのを、ステージ上で観た事が有りませんでした。

 

物凄く印象的なステージだったのは間違いありません。


ちなみに、後刻死神紫郎バンドの転換中にこの日のセットリストが書かれたフライヤーを頂戴したのですが…。

コピーされたものでしたが、物凄く凝ったデザインでした。

 

個人の感想ですが…。

舞台公演で、フライヤーやポスターのデザインが凝っていて、紙質が良い劇団の作品は、ほぼ間違いなく当たりです!

 

『ACM:::』

のメンバーの皆さんの公演も、後日観に行ってみようかと思う自分でありました。

 

【カラビンカ】(18:55-19:30)

<セトリ>

天井裏発電機

鉄風雷火

与太郎哀歌

クチナシの花

不浄

春を逝く人

思春期

 

『カラビンカ』

のステージは、前方のスクリーンが下りた状態で始まりました。

 

江戸川乱歩の

『屋根裏の散歩者』

の物語のような歌詞が聞こえて来て、

「どんな皆さんが歌っているのだろう?」

と思っていたのですが…。

 

昭和の大学応援団員のような皆さんが登場されました。

しかも全員白塗りで、横溝正史原作の映画

『犬神家の一族』

に登場する、犬神佐清(すけきよ)のような見た目でありました。

 

応援団員のようなスタイルだったので、

「みんな頑張れ!」

と言う内容の曲を歌われるのかと思っていたのですが…。

 

実際には、人間の暗部を鋭くえぐり出すような内容でして…。

傍でご覧になっていた、よく会場でお会いする常連さんも仰っていたのですが…。

「良いのかなぁ?」

と言う歌詞でありました。

 

にもかかわらず、最前列で若い女性ファンの皆さんが物凄い勢いでヘドバンされていると言う…。

 

色々な面で圧倒されたステージでありました。

 

死神紫郎さんによれば、

「時がたつにつれ、角が取れて丸くなるものだけれど、『カラビンカ』さんはそのまんま!」

との事だったので、その覚悟や意地などは称賛されるべきものでしょう。

 

機会が有れば、後日ステージを再度観に行こうと心に決めました。

兎に角凄かった!

 

まだまだ世の中凄いバンドが有るものだと、勉強させて頂きました。

 

【死神紫郎バンド (Gt&Vo死神紫郎/Ba.六/Dr.英太郎)】(19:50-20:25)

<セトリ>

執念のラップもういっちょ 

共喰いの未明 

牛は屠殺を免れない 

独白 

アンドロイド 

生きるかな死 

en.逃げろ!

 

ラストは

『死神紫郎バンド』

の皆さんでした。

 

ギター兼ボーカルの死神紫郎さんは、近年ラップバトルにもご出演される程の表現者として、各方面でご活躍されています。

 

ドラムは、間々田優さん等がバンド編成でのステージをされる際にも参加された事がある英太郎さん。

そして、ベースの六さんです。

 

昨年は観る事が出来なかったのですが、一昨年の公演時とメンバーは同じです。

 

六さんは女優

『大島朋恵』

としてもご活躍されていて、その演技力や表現力は非常に高いものです。

(自分も、実際に公演を拝見させて頂いており、100パーセント断言できます!)

 

この一流のアーティストが一同に会し、一夜のステージを行われると言う事で、大勢の皆さんがステージをご覧になっていました。

 

死神紫郎さんは、今回はクリーム色にバラの花がプリント(シールで貼られていたものだったかも?)されていたエレキギターを使用さえていました。

その為、普段使用されているアコースティックギターでの演奏とは異なる音だったので、

「いつもと音が違う!」

と、ステージ中何度も思う場面がありました。

 

普段の死神詩郎さんのステージだと、曲のイメージは暗い感じのものが多いように個人的には思っているのですが…。

バンド編成だと、そういうイメージが薄まったように感じられました。

 

あと、前回(一昨年)のステージの時に、下手側でベースを演奏されていた六さんが、上手側の死神紫郎さんの方に体を向けて演奏されていたのですが…。

今回は、お客さんがいる正面に向かって演奏されていたのが印象的でした。

 

普段のステージよりも、終わるのが早かったように感じられた年に一度のバンド編成でのステージでありました。

 

次回の公演に伺えるか否かは現時点では不明ですが、可能であればまた伺わせて頂こうと思った池袋の夜でありました。