全米選手権も終わり、ちょっぴりいまさら感もありますが、男子シングル勢のプレスコメントが出ているので、日本語書き取りしてみようかと思います。
元記事はこちら→ http://www.absoluteskating.com/reports/2008euros-mpcq2.html
いつもの言い訳ですが、灰原は英語力がないため、これからお目にかける文章も、機械翻訳を日本語らしく整えたくらいのもので、翻訳というほどの精度はありません。わからないところは想像で補ったり、飛ばしたりしていますし、間違っているところもあると思います。記事そのものもダイジェストしますので、よろしければ、原文もご覧いただけると、うれしいです。
それでは、日本語書き取り本文にお進みください。



【2008年ヨーロッパ選手権 試合後選手コメント】



●トマシュ・ベルネル選手


ベルネル選手:
いま、言葉も出ないような状況なので……ごめんなさい。今回の大会での演技は、僕のベストパフォーマンスではなかったけど、勝つことができて、僕はとても幸せです。
僕は今日、氷の上で、自分のハートをさらけ出しました。ジャッジもお客さんたちも、そんな僕の演技を認めてくれたんだと思います。
今回の金メダルは、僕ひとりで取ったものではなくて、僕のチームに与えられたものだと思います。


インタビュアー:
今回のフリー、あなたは、ライバルたちに先んじての出番でしたね。


ベルネル選手(チェコ):
ええ、まったく問題なかったです。彼らに演技を見せつけて、僕を怖がってもらわなきゃいけなかったので。いい滑走順でしたよ。



●ステファン・ランビエール選手


ランビエール選手:
今夜は特別な夜でした。私はこの試合を、楽しむことができました。
ただ、これはとても大切な試合でした。それで私は、試合へのプレッシャーを跳ね除けるために、精神的スタミナを使い切ってしまいました。最後まで優勝を望んでいましたが、そうはなりませんでした。これが私の最後のヨーロッパ選手権というわけではありませんし、来年こそ優勝するために戦います。



●ブライアン・ジュベール選手


ジュベール選手:
受け入れるのが難しい結果ですね。3位になってしまったことについては、非常に失望しています。今季はシーズンはじめから、トラブルが続きました。
今回、僕は、完璧にコンディションを整えて試合にあたることができませんでした。正直、いい演技ではなかったと思います。
世界選手権を楽しみにしたいと思います。僕は3位は好みません。優勝したいんです。


インタビュアー:
演技中、なにを考えていましたか?


ジュベール選手:
いい演技とはいえないなあ、と。100パーセントの力は、出し切れなかったですね。今回のシーズンは、僕にとって、非常に厄介でした。病気もありましたし。
イエテボリ世界選手権まで、2ヶ月あいだがあります。こんどはしっかり準備したいと思います。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
言葉もないくらいの歓喜に浸ってるベルネル選手に比べ、ランビエール選手とジュベール選手は猛省モードですね。
ふたりとも、世界選手権でこそ優勝を目指したい、そのためには事前練習に全力を尽くすぞ! というところみたい。イエテボリでは、いい演技が見られることを、期待したいと思います。頑張れ!



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

すでに旧聞になりますが……。
ノヴァク・ジョコビッチ、テニス全豪オープン初優勝おめでとう!
お茶目な性格で、ほかの選手たちの物真似でも有名なジョコビッチ選手。とくにシャラポワの物真似は絶品で、見るたび灰原は大爆笑してしまいます。癇性に髪をかきあげるしぐさが、いかにももう「シャラポワ!」なんですよねー。
物真似がうまいということは、つまり、相手の特徴をよく分析できる、ということなのかもしれないですね。
準決勝ではなんと、ロジャー・フェデラーを撃破したジョコビッチ。決勝では、今大会の上がり馬・ツォンガ相手に、しぶとい戦いを繰り広げていて素敵でした。
ツォンガも、こんないい選手がいたんだ!? というかんじ。いままでよく知らなくて申し訳ないです。今大会では神がかりの強さを見せ付けましたが、結果が安定してくれば、すぐにもトップランク入りは可能な才能を持つ選手だと思います。
ツォンガ選手の健闘を称えつつ。
ジョコビッチ、あらためて、ほんとうに優勝おめでとう。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

……まさか、こんなことが起きるとは!
全米選手権、男子シングル。FS終わっての結果に、灰原は呆然としています。
SPではジョニー・ウィアー選手が首位、エヴァン・ライサチェック選手がわずかなポイント差で2位につけていましたが、FSが終わって、エヴァン・ライサチェック選手は、「逆転しませんでした」。
けれど、全米優勝は、エヴァン・ライサチェック選手!
そうです。FS終えて、ジョニーとエヴァン君の総合得点は、同点、244.77ポイント!
同点の場合は、FS勝者が総合勝者となるというISUルールにしたがい、エヴァン・ライサチェック選手が全米タイトルを防衛したのです! 僅差も僅差、これほど接近したライバル対決がいままであったでしょうか。
女子シングルの、14歳の新女王誕生につづいて、全米選手権、怒涛の展開です。5連覇という偉業を達成したベルビン&アゴスト組が、偉業にもかかわらず、申し訳ないけど霞んで見える。演技は霞んでないんですけど……もう展開が。あまりにもドラマティックすぎて。
icenetworkの特集記事はこちらです→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080127&content_id=43127&vkey=ice_news
よく言われることですが、ジョニーのFS「Love Is War」は、エヴァン君のそれよりも、難易度においてやや下がります。ステップを最高の出来栄えで滑っても、レベル3までしか獲得できない構成なんですね。これは、レベル4を狙って減点されるよりも、完璧なレベル3に加点をもらおうという積極的な作戦によるものです。
たいしてエヴァン・ライサチェック選手のFS「トスカ」は、ローリー・ニコル女史渾身の力作。ステップは完璧に滑りきれればレベル4を取れますし、ちょっとくらいミスがあってもレベル3は確実に取れるものです。つまり、プログラム的には、エヴァン君がやや有利。
2008全米選手権のFS、エヴァン・ライサチェック選手は、完璧ではありませんでした。4Tをツーフットし、2度の3Aの着氷で(片方はコンボです)、2度ともミスをしたのです。
しかし、見せ場のストレートラインステップでは全力の演技で観客を沸かせます。本人的にも、まず満足のいく出来栄えだったみたい。しかし、あとに滑るジョニー・ウィアー選手にたいして、セーフティーリードを確保できるほどの得点は出せませんでした。フランク・キャロルコーチの表情はなんだか微妙。
一方のジョニー・ウィアー選手は、ズミエフスカヤコーチの予告どおり、クワドに挑みましたが、ツーフット、トリプルフリップもわずかに着氷が乱れたようです。しかし、それ以外の要素は完璧。キスクラで得点を待ちます。
電光表示板に提示された得点は、エヴァン君と同じ、244.77ポイント。総合順位は2位です! 観客席は大騒ぎになりました。騒ぎの原因は、新採点法において、まずもって滅多に同点なんてことはありえないので(小数点以下2ケタですからね)、驚いたのがひとつ。あと、同点の場合はFS勝者の順位が先んじるという、ISUルールが知られていなかったであろうことがひとつ。それから、見た目にわかりやすいジャンプのミスは、エヴァン君により多かったので、得点にたいして異議を叫ぶ人もいたようです。まあ、ステップとかのレベルの見分けは、難しいですからね。
いやー、いままで同点って見たことはありますけど、この大舞台で、この対決において、そんなことが起こるとは。もちろんアメリカスケート史上初の事態だそうです。
ほんとうに驚きです。両雄相撃つというか。間違いなくアメリカフィギュアスケート界の語り草になるでしょう。
エヴァン君のコーチであるフランク・キャロル氏ですら、ジョニーを絶賛しています。
「私はエヴァンを見、ジョニーを見ました。そして、ジョニーの演技は素晴らしいと思いました。彼のジャンプは空中でまっすぐで、非常に美しかった」
もちろん、エヴァン君のことも誉めています。
「エヴァンは刺激的で、劇的でした」
エヴァン君は、「it was not my best performance, maybe a few nerves」、ナーバスになっていたために、今日の演技は自分のベストではなかった、と語っています。気持ち的には、すでにイエテボリを向いているようです。「Last season at worlds was the first time I was ever off the podium at an ISU event, except at the Olympics. I didn't like it」昨シーズンは、世界選手権の表彰台に上がれなかった。その状況が、自分は好きではない……メダル奪取宣言ですね。これからまたガンガンに練習するともコメントしていますし、イエテボリでの仕上がりも楽しみです。
一方のジョニーは「I feel fantastic, whether it's first place, second place or last place. I'm happy with the way I skated, except for those two little mistakes, the toe loop and the [two-footed] flip at the end」、順位に関係なく、今日の演技に満足している。演技終盤の3Fのミスと、2Tの抜け以外は、と語っています。もちろん悔しいのでしょうが、たぶん、本人的に負けたと思ってないんじゃないかなあ。こんなふうにも言っています。「I have three; he can have two」、僕は三連覇、彼は二連覇。うーむ……負けず嫌い選手権……。
FSの演技終了後、ジョニーは氷に崩れました。ミスがあったにせよ、渾身の表現だったんでしょう。昨年の「ナザレの子」でボロボロになったジョニーを記憶しているだけに、そんなに幸せに氷上で舞えて良かったねジョニー、という気持ちで、灰原はいっぱいです。
お母さんのようなプリシラ・ヒルコーチの手元を離れて、新しいコーチと厳しい道を歩む決心をしたジョニーの決断は、間違っていなかった。きっとプリシラ・ヒルコーチも、今日の結果を喜んでいるはずです。
エヴァン君も、ジョニーが復活したことで、よりアグレッシブに戦う姿勢を手に入れたと思います。トスカのオーラス、ストレートラインステップは「負けてなるものか」という気迫に満ち溢れていました。ふたりのライバル関係が、ふたりのガソリンになって、これからもふたりを強くしていくんでしょう。
ああ、すさまじい戦いだった。
今回の全米は、ほんとにすごい試合だったと思います。全米脚本家協会のストライキのおかげで、この素晴らしい試合が、ゴールデンタイムにテレビ中継されたことは、アメリカフィギュアスケート界の今後にとっても良かったと思います。
さて、四大陸は誰が来るのかな。



全米選手権で起こった、もうひとつのドラマ。

☆nikkansports.com:ボルドウィンが井上怜奈に氷上プロポーズ
http://www.nikkansports.com/sports/p-sp-tp0-20080128-312968.html

おめでとう、怜奈&ジョン!



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

ヨーロッパ選手権、カロリーナ・コストネル選手連覇おめでとう! と喜んでいたら、全米選手権女子シングルの結果に、仰天してしまいました。
ミライ・ナガス選手、全米選手権初優勝おめでとう!
まさか逃げ切るとは。シニアのプログラムは長いし、後続につかまるんじゃないかと思っていましたが、うーむ、すごい。スパイラルとスピンの美しさには驚嘆します。
2A転倒、3Lz+3Tのセカンドのダウングレード、3Lzのエッジ不正などがあり、FSは3位なるも、総合では190点越えの超高得点! 国内選手権の得点は、どこの国でも特盛りぎみが普通なので、この得点を鵜呑みにはできませんが、いやしかし、空恐ろしい得点です。スケーティングがとても美しいミライちゃん、PCSが高い! PCSだけならFSトップです。
同い年キャロライン・ジャン選手と比較して、ミライちゃんのほうがPCSが4点も上なんですけど、転倒しているのにこれはすごいなと、ちょっと驚いてしまいました。基本のスケーティングが上手いというのは、恐ろしいことですね。
総合2位には、FS1位のレイチェル・フラット選手が飛び込んできました。3位はアシュリー・ワグナー選手、4位はキャロライン・ジャン選手、5位がべべ・リャン選手。そして6位に、17歳の新星カトリーナ・ハッカー選手! この選手は名門ボストンFSC所属で、コーチは名伯楽マーク・ミッチェル氏&ピーター・ヨハンセン氏のコンビ。ステファン・キャリエール選手の同門になります。シード選手ではなく、地方大会からの勝ち上がり組で完全なダークホース。昨年9月からは、同じコーチのもとに、ハーバード大学に進学したエミリー・ヒューズ選手が移籍してきて話題になりました。
ディフェンディングチャンピオン、キミー・マイズナー選手は、3度の転倒があり、7位……。厳しい結果となってしまいました。
スケアメとエリック杯のときは、悪いながらも踏ん張ってFSをまとめた印象のキミーですが、GPFの敗戦から、調子を取り戻すことができなかったのかな、と思います。まだ正式決定はされていませんが、もしかしたら、今年の世界選手権派遣は厳しいかもしれません。四大陸の派遣も、ちょっと微妙かも。GPF進出の実績を、全米スケ連がどこまで汲むか、ですね…。
キミーは、エッジ矯正のために陥った不調から、立て直すのが難しい年だったと思います。でも、競技生活をできるだけ長く続けたいと言っているキミー、まだ18歳のいま苦しい想いができたことは、けして無駄にはならないはず。マリア・シャラポワだって、絶不調だった昨季を超えて、世界女王のエナンをストレートで撃破するほど調子を戻してきたんですから(エナンファンとして灰原は悔しいですけど)。
灰原はキミーの、浮ついたところがなく、倦まず弛まず、着実に練習を積み重ねていくところが大好きです。絶対に結果は出ると思うので、来季、リベンジ頑張って欲しいです!
表彰台に乗ったうち、世界選手権進出できる年齢に達しているのはアシュリー・ワグナー選手のみ。優勝のミライ・ナガス選手、銀メダルのレイチェル・フラット選手、そして、4位のキャロライン・ジャン選手にも、世界選手権出場資格がありません。この3人は世界ジュニアに派遣ほぼ決定じゃないでしょうか。
世界選手権は、順位上位者から派遣されるとすると、アシュリー・ワグナー選手、べべ・リャン選手、カトリーナ・ハッカー選手の3人が代表になりますね…。3人とも世界選手権は初出場。四大陸には昨季は出場しなかった、キム・ヨナ選手と浅田真央選手、安藤美姫選手も出場しますし、カナダもエース選手たちを送り込んでくるので、アメリカも上位選手を送り込んでくる可能性は高いです。そうなると、キミー・マイズナー選手は、四大陸でも補欠かもですね…うーん、せめて四大陸は、キミーに代表になって欲しいんだけど!
icenetwork.comのニュース記事に、ミライちゃんのコメントなども入ったニュース記事がありました。こちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080127&content_id=42967&vkey=ice_news
ミライ・ナガス選手のコメント部分など抜粋して、ちょっと日本語にしてみます。



《原文》
"I was really nervous going in to the program, because I heard the crowd going wild for Rachael and Ashley.When I fell, I said, 'What am I doing? I have to get it back under control and then attack."
The endearing teen had to be told by her coach, Charlene Wong, that she had won the title.
"I didn't have my glasses on, and she said, 'Oh my God, you won!' I just said, 'What?"


《灰原不正確訳》
「演技をはじめるときは、とても緊張しました。レイチェルとアシュリーの演技を見終わって、お客さんたちがものすごく興奮していたので(ミライちゃんは最終滑走でした)。転んだとき、わたし、自分に言いました。『なにしてるの? 演技のコントロールを取り戻して、そんで、攻めていかなきゃ』」
このかわいらしい10代の少女は、コーチであるシャーリーン・ウォン氏から、自身のタイトル獲得を教えられました。
「わたし、キスクラで眼鏡をかけてなかったんです。コーチが『なんてことなの、あなたの勝ちよ!』と叫びました。わたしはこう言いました。『なんですって?』」



ミライちゃん、目が悪いのか。たしかに、眼鏡かけてる映像は見たことがあります。
自分が優勝したの、はじめ、わかってなかったんですよね。一瞬呆然としたことが、短いコメントからも伝わってきます。
アシュリー・ワグナー選手は「There are so many young competitors coming up who are 14 and 15. It's just insane」、14歳や15歳くらいの、若い有力選手がたくさん台頭してきているいまの状況は、正気の沙汰ではない、とコメントしています。バンクーバー代表決定までのあと2年は、たいへんな状況になるであろうと。灰原もそう思う。
これからもっと国内選手権は熾烈になっていくと思いますが、頑張って欲しいです。
未曾有の状況にあるアメリカ女子を、わずか14歳にして制したミライ・ナガス選手。これからアメリカの女王として、プレッシャーもかかるでしょうけど、ミライちゃんらしく楽しく、演技に磨きをかけていって欲しいなあと思います。
優勝、ほんとうにおめでとう!


ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!




今日の大阪国際女子マラソン、日本10万メートルの女王、福士加代子選手のレースを見ました。
これまで何年も、マラソン転向を囁かれつつも、絶対にロードには転向しないと答え続けてきた福士選手が、なぜ、25歳になったいま、ロードレースに出場したのか、レースを見る以前から、若干の疑問がありました。疑問を解くためには、レースを見るしかないかな、と思っていました。レース後の明るいコメントなどから饒舌な選手と見られがちですが、福士選手は、じつは、マスコミに露出があまりない。競技ですべてを語るタイプの、古武士のような選手というのが、灰原の印象です。
レース開始直後から、猛烈なスピードで、後続を引き離していく福士選手の走りは爽快でした。トラックの速さをそのままにロードに持ち込んでこれたのかなと、ちょっと思いました。しかし、マラソン。42.195キロという距離は、ただごとではありません。
箱根駅伝は、区間あたりの距離はハーフマラソンほどですが、それでも、体力のある大学生の男子が、ぼろぼろとブレーキを踏むのです。いくら天才福士といえども、初マラソンで、どれほどの距離、快速を維持できるものか。福士選手の速さに、むしろ不安を覚えました。
カタストロフは、30キロを過ぎたあたりに始まりました。
それまで快調に動いていた福士選手の、足が、しだいしだいに上がらなくなってきます。疲労物質が筋肉をじわじわと蝕み、硬くしていく、そのさまが、テレビのこちらがわにまでも、手に取るようにわかるようになってきたのです。苦しそうでした。しかし福士選手は、ひたすら、足を前に進めます。
34キロを過ぎたほどの地点で、ついに、後続が福士選手を捉えました。つぎつぎと選手たちが、福士選手を抜き去っていきます。足は、ますます上がらなくなっていきます。それでも、苦しげにしながらも、福士選手は走るのをやめません。
40キロを過ぎた地点。ついに、福士選手は転び始めました。しばらく走って転倒。またしばらく走って転倒。それでもまた起き上がって走り出す。沿道で、コーチが搬送し始めました。ついに棄権か、と、灰原は思いました。それでも福士選手は走り続けました。
トラックに入っても、福士選手は何度か転びました。ゴール直前の、10メートル手前でも転びました。起き上がる福士選手は、笑っていました。
身体は限界を超えていたはずです。苦しかったはずです。それでも、変な言い方ですが、福士選手は、楽しそうに見えました。もちろん負けることが楽しいはずはありません。しかし、朦朧とした意識の中で、福士選手は笑ったのです。
……恐ろしい選手だと思いました。
スポーツでは、いつでも負けはありえます。とくにマラソンの場合、何千人出場したとしても、「負けずに」勝者となるのは、1レースにつきたったひとりです。針の目を通すような確率。こういう競技で、「負けないこと」のみをモチベーションにしたら、続かないんじゃないかなと思います。
天候、その日の自分の体調、ライバルの体調、路面のコンディション、わずかな誤差も、42.195キロという長丁場では、誤魔化しがききません。なにもかもがさらけ出されるこの場で、戦い続けられるのは、勝敗を超えたところで競技に喜びを見出せる人だけなんじゃないでしょうか。
福士選手は、走ることを最後まであきらめなかった。そして、初マラソンの、もっとも苦しい最中に、笑うことができたのです。おそらく、非常に競技に向いていると思います。今回は初マラソンということで、できると思ったこともできなかったり、誤算もあったと思いますが、今後競技を続けていくならば、もともとの才能もあることですし、恐ろしいほどしぶとく、強い選手になるんじゃないかなと思います。
つぎのマラソンがあるかどうか、ちょっとわからないのですが……。
古武士のごとき生粋のアスリートである福士選手は、きっとまた、競技でこそ思うところを表現してくれるのでしょう。
ランナー福士加代子の、つぎのロードレースを、楽しみにしたいです。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!



フィギュアスケート全米選手権では、男子シングル、SP終わって、ジョニー・ウィアー選手が首位です。
icenetwork.comの特集記事のリンクを張っておきますね。→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080125&content_id=42616&vkey=ice_news
このarticleが非常に長いんですけど、すごーくいいんですよ。ジョニーとエヴァンくんが、お互いにライバルでありながらも尊重しあっている、言うたら『ガラスの仮面』のマヤと亜弓さん的なコメントがあるんですよ(どっちがマヤなんだ)。
記事はとても長いので、全文日本語にするのは根性が続かないんですけど、一部抜書きしてみますね。まず、自分のSPが終わって(それは大変満足なものだったようです。すべてのジャンプが完璧、スピンもレベル4、ステップもエレガントだと記者絶賛。ちなみにSP得点は83.40ポイント)ミックスゾーンでインタビューを受けたジョニーに、記者さんが「ライサチェック選手の演技を見ていってくださいよ」と頼みます。それにたいして、ジョニーはこう答えています。


《原文》
"Uh, no thanks. But from the bottom of my heart, no B.S., I hope he skates well. I hope he can get over the nerves of being the champion, trying to repeat. Let's make it interesting and throw all of the cards on the table."


《灰原不正確訳》
「あー、悪いけど、いいえ。だけど、僕は、ふざけて言ってるのでなく、心の底からエヴァンが、チャンピオンである重圧を乗り越えて、うまく滑ってくれるといいなと思っています。くりかえし。さあ、すべてのカードを惜しまず使い切って、面白いゲームにしようよ」


一方のライサチェック選手は、とてもナーバスになっていて、6分間練習のあいだも2度転倒するなど、けして万全な調子で演技に挑めたわけではなかったもよう(演技では転倒はしていません)。そうは言っても82.05で2位にはつけてるんですけどね。国内戦なので、ジョニーもエヴァン君も多少のご祝儀があるとはいえ、SP80点を越えるのはやっぱり立派ですよね。
あまり満足のいくものではなかったらしいSのP演技後、エヴァン君はこんなコメントをしています。


《原文》
"I give amazing props to Johnny. He's gone through this three times, and this is obviously my first. I was shaking. I owe everything to Frank; he sort of socked me in the face and said, 'Go!'"


《灰原不正確訳》
「ジョニーには猛烈に脱帽しました。チャンピオンとして試合に挑むという重圧に、彼は3度も耐えてきたんですよ。私はこれがはじめてです。私は、震えていました。フランク・キャロルコーチは私の顔をひっぱたいて、こう言ってくれたんです。『行け!』」


なんと、緊張でガタガタになっていたと告白するエヴァン君。昨年の全米選手権での、自信に満ち溢れた姿をまだ鮮明に記憶しているだけに驚きますが、それだけアメリカ人選手たちにとって、やっぱり全米って特別なんだなと思いますね。だって、GPFでだってそこまで緊張してなかったと思うもん。
じつは、この、全米男子SP、ジョニーはエヴァン君に、TESで勝ち、PCSで負けています。エヴァン君が、TESで負け、PCSで勝ってるんですね。いままでの彼らの戦歴を見るに、逆転しているかに見える得点です。面白い!
ジョニー首位、とはいえ、差はわずかですので、勝敗はFSの出来次第です。ジョニーはクワドを跳ぶのか? エヴァン君はチャンピオンのプレッシャーに耐え切れるのか? 興味は尽きない全米男子。3位はステファン・キャリエール選手、4位は経営者ことライアン・ブラッドリー選手です。
みんな頑張って欲しいです。



ヨーロッパ選手権では、アイスダンスが競技終了。故障でドクターストップがかかっていたものを、押して強行出場してきた、ドムニナ&シャバリン組が優勝です。おめでとうございます!
デロベル&ショーンフェルダー組が2位。デロションが逃げ切るかと思ったんですが、今季のドムシャバは勢いがありますね。
灰原贔屓のヤナ・ホフロワ選手とお供のセルゲイ・ノビツキー選手は、みごと3位。銅メダルを獲得しました。おめでとう!
着々と実績を積んできてるなあ、ヤナさん☆(←ノビ太くんは!?)
ところで、シャバリン選手、GPF後に、膝の水を抜く手術をしたそうなんですが、まさかと思うけど、ドムニナちゃん、立ち会ったりしたのかなあ。
そんなことするの、ヤナさんだけでしょうかね……そうだよね。


ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!



テニス全豪オープン、マリア・シャラポワが優勝! 泣いていましたね。
灰原は正直、イワノビッチをちょっぴり多めに応援していたのですが(あとちょっとでグランドスラムタイトルってとこまでは来てるんだよね…)、彼女がコート上で泣き崩れる姿を見て、やっぱりじーんと来てしまいました。
怖いもの知らずの17歳で、ウィンブルドンを制して以来、シャラポワはいくつかのグランドスラムのタイトルを獲得しましたが、こんなに、泣くほど喜んだのって、見たことない。
やっぱり、去年がそれだけ辛い1年だったんだなーと思います。
辛いと同時に、ひとつひとつの勝利の重さを知った1年だったのかもしれないなあ。
強い選手というのはたいがい、地獄を見て復活してきているので、シャラポワもこれで、晴れて、猛者の仲間入りですね!
イワノビッチも、あとちょっとなんだけどねえ…。アナちゃん見てると、灰原はついつい、ロイスアンドロイスを思い出すよ。けっこうむかしの競馬ウマですけど。
灰原の愛するエナンは、全豪を取れなかったんで、年間グランドスラムタイトルの夢はしばしお預けとなってしまいました。残念ですが、負けてただで済ます人ではないので! これから3月にかけてのハードコートのサーキットシーズンに向けて、準備は万全だと思います。
いよいよ、11月までの長いサーキットの本格開始です。みんな、頑張って!




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

大西洋の向こう側、ヨーロッパ、クロアチアのザグレブで、番狂わせが起きていたのに呼応するように、新大陸でも、驚きの番狂わせが起きていたのでした。
ミライ・ナガス選手、全米選手権女子シングル、SP1位で折り返し!
ジュニアカテゴリーじゃありません。シニアの話ですよ!
表彰台争いに絡んでくるかもしれないとは思ってたけど、まさかSP1位とは。ちなみに、2位はアシュリー・ワグナー選手、3位はレイチェル・フラット選手。キミー・マイズナー選手は4位。そして、今季GPF進出を果たした、キャロライン・ジャン選手は7位となっています。
icenetwork.comの記事→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080124&content_id=42242&vkey=ice_news  によると、ミライちゃんは、トリプルトリプルに成功したようです。ぐはあ、ついに跳びましたか。「ようこそミライ、トリプルトリプル倶楽部へ(某アナウンサーさんの名言をもじってみました)」になるのは時間の問題だろうなと思ってたんですが…。ミライちゃんが成功させたジャンプの種類は、3Lz+3T。2位のワグナー選手、3位のフラット選手も、3Lzのトリプルトリプルコンビネーションを降りたはずです。
昨季全米選手権のシニア女子シングルでは、キミー・マイズナー選手しか、トリプルトリプルを跳んでこなかったことを考えると、驚くべき変化ですね。
そのキミーは、どうも3Fで転倒したみたいですね。ミライちゃんとは約12点差の4位スタートとなりました。ミライ・ナガス選手とレイチェル・フラット選手は年齢制限で、イエテボリ出場権がないため、イエテボリ代表争いでは、アシュリー・ワグナー選手に次ぐ位置につけています。FSでの追い上げが楽しみです。
リンクを貼った特集記事について、ミライちゃんのコメント部分などを、抜書きしてみますね。


《原文》
"It was just so much fun out there. I just wanted to land my triple-triple, and to be in first place is so exciting."


《灰原不正確訳》
「すっごく楽しく演技できました。とにかくトリプルトリプルを降りることだけ考えてたんです。1位になれたなんてサイコーです!」


《原文》
"Last night, I couldn't sleep; I was so excited. I got in trouble with my mom, because she wanted me to rest. I kept mentally visualizing the program in my head. I didn't sleep, because I was so excited."


《灰原不正確訳》
「ゆうべは興奮しちゃって、眠れませんでした。お母さんはわたしにちゃんと休んで欲しがってて、ちょっとモメちゃいました。わたしは心の中でプログラムをなんども滑り続けて、結局寝られませんでした」


《原文》
"My goal right now is just to skate my best and have fun."


《灰原不正確訳》
「(FSについて)わたしの目標は、とにかくベストを尽くすこと、そして楽しんで滑ることです」


ミライちゃんらしいコメントです。
キャロライン・ジャン選手は、3+3コンビネーションのセカンドの着氷を失敗、回転不足を取られ、ステップからの3Lzについても回転不足が取られたようです。本人的に、ジャンプは上手くいかなかったけど、スピンはよくできた、と前向きに捉えているもよう。FSは要素が多くなりますし、今季ジュニアサーキットを回ってきたミライちゃんやレイチェル・フラット選手と違って、キャロちゃんはずっとシニアのプログラムを滑ってきたのが強みです。どれだけ追い上げられるか、期待したいです。
みんな、頑張れ!
……ところで、icenetworkの記事、ミライちゃんのお母さんの名前を「キヨトさん」って書いてるんだけど、たしか、母上は「イクコ」さんじゃなかったっけ。
お父さんが「キヨト」さんだったはず。
日本人の名前、どっちが男性のものか、わからなかったのかな。


ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

うおおおおお! フェデラーが負けた!
テニス全豪オープン男子準決勝、世界ランキング2位のラファエル・ナダルがノーシード(!)の超々ダークホース、フランスのツォンガに敗れたのに引き続き、波乱です。破格の強さを誇る覇王、ロジャー・フェデラーに、セルビアのノヴァク・ジョコビッチが土をつけました!
男子決勝は、誰も予想だにしなかった、ジョコビッチvsツォンガです。大会以前にこの組み合わせを予測した人がいるでしょうか。いや、いない(反語)。
一方で、女子決勝は、シャラポワvsイワノビッチ。そこまで波乱の組み合わせでもないかな。エナンに勝ったシャラポワに頑張ってもらいたいと思いつつ、イワノビッチは贔屓の選手なので、どっちを応援しようか、迷ってしまうファン心。イワノビッチとジョコビッチ、両方が勝つと、セルビアアベック優勝になりますね。
フィギュアスケート界も、あっちこっちで大波乱ですよ。
まず、ヨーロッパ選手権、チェコのトマシュ・ベルネル選手がFSで逃げ切り。ヨーロッパチャンピオンのタイトルを初獲得しました!
プロトコルを見るに、ランビエール選手は、やはり3Aを決めてこられなかったみたいですね。ミーシンコーチの特別レッスンを受けたはずなのですが、まだ調整しきれなかったのかなあ。しかしランビエール選手より衝撃的なのがブライアン・ジュベール選手の結果です…。
写真だけではあんまりわかんなかったんですが、動いてるとこ見たら、ものすごくやつれていて見るからに体力がなさそうで、痛々しいほどでした…。それでもクワドを跳んできたのは、さすがジュベール選手だと思います。インタビューによると、エリック棄権にいたったウィルス性疾患は、ただの肺炎とかではなく、筋肉の炎症も併発したそうなので、病気としては完治していても、消耗からは回復しきれていないのかもしれません。
世界選手権までには、2ヶ月近く時間がありますから、充分に休養して、イエテボリでは会心の演技ができるよう、祈っています。
トマシュ・ベルネル選手はほんとうにおめでとう!
KVDPこと、ケヴィン・バンデルペレン選手も、いちおう入賞おめでとう。ヨーロッパ選手権5位っていうのは、ベルギースケ連の援助続行要件を満たすんですかね? 満たしていて欲しいなあ。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!

ヨーロッパ選手権の、男子SP終わったコメント集が『アブソルート・スケーティング』にアップされていました。
日本ではふだんはコメントなどを追いにくい、ヨーロッパ男子選手たちのコメントや写真など満載で、貴重な記事です。リンクを貼っておきますね。
こちら→ http://www.absoluteskating.com/reports/2008euros-mspq.html
なんか、ほんとに、初めてお目にかかるお顔もたくさんあるせいか、突っ込みたいところで満載です。
ハンガリーのTigran Vardanjan選手は、俳優の荒川良々さんに似てるとか。
フィンランドのMikko Minkkinen選手は、おそらく、ミッコ・ミッキネンて読むんだと思うんですが、名前がかわいいとか(F1にミカ・ハッキネン選手っていたなあ)。
ベルギーのRuben Blommaert選手、1992年生まれのまだ15歳だっていうのに、写真で見る限り25歳くらいに見えるなとか。髪型のせいかなあ。なんとなく、昭和のフォークシンガーみたいな長髪なんです。お顔立ちはなかなか、将来性を豊かに感じる、繊細さなんですけども。
そして「What do you expect from the competition? 」この競技会になにを望みますか? と聞かれて「I hope that Kevin van der Perren will do very good. 」ケヴィン・バンデルペレン選手がいい結果を残すように望んでいます、と答えちゃってるところも、なんか微妙です。おいおい自分はどうなんだよ、と思わず画面に突っ込んでしまいました。うーむ、お顔は大人っぽくても、さすが15歳、発言はあどけないかもなあ。
フランスのアルバン君は『Albert Preaubert (FRA) 』って表記されています。えーと、これって英語での表記ですよね? アルバートっていったい。ちゃんとフランス語表記にしてあげてくださいよ、人名なんだし、と、アブソルート・スケーティングに突っ込みを入れたく思ったり。
ロシア、うるわしのアンドレイ・ルータイ王子の髪型変更に衝撃を受けたり。ぼ、ぼぼぼぼぼほ、坊ちゃん刈り!? それともテクノカット!?
…キノコにしか見えないんですが…(泣)。
イエテボリワールドまでには、元の髪型に戻してくれたらうれしいなと思ったり。ルータイ王子の美貌と金髪をもってしても坊ちゃん刈りは坊ちゃん刈り。どうにもスタイリッシュに成りえなかったようです…。
もう! こんな変な髪形にするのは止めてくださいよ、ミーシンコーチ! 変な髪形は得点にも影響するんですよ!(←しませんよ…)
スウェーデンのクリストファー・ベルントソン選手は、SPけっこう満足いく出来栄えだったらしく、良かったねえと思います。
ベルギーのケビン・バンデルペレン選手、FSでも頑張れ! と思ったり。同国の後輩Blommaert選手もあなたを応援しています。
さて、ブライアン・ジュベール選手とトマシュ・ベルネル選手については、若干長いコメントが載ってるので、ざっと日本語にしてみます。




【ブライアン・ジュベール選手】


Q:
ショートプログラム演技まえには、緊張しましたか?

A:
しましたね。6分間練習での調子はすごく良かったんですけど、国際試合は昨年の11月以来だったんで、ちょっと神経質にはなっていました。


Q:
あなたにとって、今大会の位置づけは?


A:
ヨーロッパ選手権は重要な試合です。僕はタイトルを防衛したい。ただ、このSPのあと、それはちょっと難しくなったと感じています。僕は世界選手権に向けた自分の仕上がり具合を確認したいです。


Q:
病気はまだあなたを悩ませていますか?


A:
いいえ。SPは、練習では問題ありませんでした。ただ、僕は、緊張で呼吸のリズムを崩してしまって、結局とても疲れてしまっていました。


Q:
世界選手権には、どのように挑まれますか?


A:
まだ準備のための時間はあります。練習をなににも邪魔されないことを祈りたいですね。


Q:
ベルネル選手とランビエール選手と、あなたの関係について、教えてください。


A:
試合で顔を合わせるとき、僕は彼らを打ち負かしたいと願います。つまり僕らは友だちではありません。ただ、僕は彼らを尊敬しています。そして、彼らも僕を尊敬してくれます。重要なことですよね。


Q:
SPは終わりましたが、精神的な駆け引きはまだ続いています。


A:
そうですね。ホテルや公式練習やあっちこっちで。駆け引きは、本物の試合もかくやですよ。




【トマシュ・ベルネル選手】


Q:
おめでとうトマシュ! いま、幸せですか?


A:
ええ。ほんとに最高です。自分が大きなものを掴み取れたことがうれしい。演技中には手拍子も起こりました。手拍子してもらいたいなって、僕、いつも思ってるんですよ。FSでもお客さんには、僕のジャンプとフットワークで楽しんでもらいたいですね。僕は、応援してくれるみんなのためにスケートをしています。
去年に引き続いて、僕はヨーロッパ選手権でSP1位になりました。順位を保つためになにが必要か、僕にはわかっています。だけど、明日は明日の風が吹くっていうでしょ。僕はたくさんの強力なライバル相手に戦わなくちゃいけません。勝つのはすごく難しいです。
僕は、まず自己ベストを目指して、クリーンな演技を楽しんでしたいと思っています。




ジュベール選手は、病気の影響はもう「ない」と本人言ってますけど、やっぱり久々の国際試合ということで、緊張してしまったのですね。6分間練習があまりにも好調だったために、むしろ疑念がさしたようです。メンタルコントロールって難しいですね。
ベルネル君は、昨季、ヨーロッパ選手権SPを1位で折り返したものの、FSではジュベール選手に逆転されてしまいました。今年も同じ展開では、さぞ悔しいでしょう。悔いのない演技をして欲しいです。
ところで、これだけたくさんの選手のコメントがあるのに、SP3位のステファン・ランビエール選手のコメントがないんですが。捕まえてコメント取れなかったのかなあ。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!