さてと。『IFS』掲載のプルシェンコ選手インタビュー感想文、第３夜です。
前記事はこちら→『第１夜：プルシェンコの珊瑚礁（http://ameblo.jp/haibaran/entry-10038472868.html
）』『第２夜：プルシェンコの気になるライバル（http://ameblo.jp/haibaran/entry-10038574883.html
）』
なんかそろそろ日本のメディアにもプルシェンコ選手復帰について報道がされていたのですが→ http://www.daily.co.jp/newsflash/2007/07/01/0000430093.shtml
ロシアナショナル、ヨロ戦、ワールドは出ますって、あれ？ ロシア杯は？
まあもともとのインタビューではロシア杯も出るって言ってたかもしれないしわかんないんですけど、ヨロ戦とワールドにも出るって……ワールド１枠しかないのに。
国内選手権優勝確定宣言ですか。
奮起してほしいです！ ルータイ君＆グリアツェフ君＆ヴォロノフ君その他ロシア男子シングルのみなさん！
そんなわけで、今夜もそろそろ本文行ってみましょう。いままでどおり、原文を灰原が英語にまず書き取ってみて、それに対して感想をあとで入れていきます。灰原は英語が苦手なので、勘違いが多発するやもしれず、正確な記事がご覧になりたい方は、こちら→ http://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?showtopic=436
の原文をご覧になっていただけるとうれしいです。
それでは今夜の日本語書き取り行ってみましょう。
IFS:競技を再開するにあたり、スポンサーは獲得できたのでしょうか。
プルシェンコ選手：はい。お茶の会社とジュースの会社と、契約を結びました。
IFS：お茶畑の中であなたが蓮華座を組んでいる写真がありましたが、それはお茶の会社のためのものですか？
プルシェンコ選手：ええそうです。ぼくは、ロシアで放送するテレビコマーシャルのために、インドで撮影しました。飛行機と車を使って、５日がかりでロケ地に着いたんですよ。
向こうはちょうど雨季でした。
ＣＭスタッフは、ぼくを、お茶の木に囲まれた原っぱに座らせました。ぼくが、大会で金メダルを獲ることについて瞑想している……という設定で撮るためです。
IFS：あなたのための、特別なブレンドのお茶が作られたそうですね。お茶は『Golden Calm』と名づけられるとか？
プルシェンコ選手：そうみたいですね。お茶のスタッフは、もっと一緒にいろいろ企画したいと言ってくれました。
IFS：あなたが司会をしたテレビ番組、芸能人がトップスケーターと組んでアイスダンスに挑戦する「Stars on Ice」は、高視聴率を獲得しました。
プロデューサーのイリヤ・アベルブフ氏は、第２シーズンをすでに企画しているそうですが、引き続き出演予定はありますか？
プルシェンコ選手：昨年の番組では、イリーナ・スルツカヤと、ぼくがホストでした。あの番組がぼくは大好きでした。
第２シーズンについても、オファーは受けました。でも残念ですが、引き受けられなかった。
ぼくは今シーズンから競技に復帰するつもりです。ぼくのエネルギーの大半を、ショーやテレビではなく、スポーツに集中させる必要があるんです。
IFS：アイスショーのプロデューサーとしては、あなたにとってアベルブフ氏は商売敵にあたりますね。（プルシェンコ選手主催のアイスショーはアイスヴィジョン、アベルブフ氏主催のアイスショーはアイスシンフォニーといって、別団体です）アベルブフ氏と働くことに抵抗があったのでは？
プルシェンコ選手：イリヤとはずっといっしょに仕事してきました。出演契約じたいはイリヤとではなく、テレビ局とするものなんですよ。商売敵だなんてそんなこと、考えたこともありません。
今日はここまでー！！！
はー、この調子で日本語を上げていくと、全部終わるのにあと２回くらいかかるかも……。申し訳ありません、気長に読んでやってください～。
で、感想ですが、今日の書き出し部分も面白かったです。ふつう、ロングインタビューって、中盤ダレるというか、ちょっと面白くないなーみたいな部分があるのですが、このインタビューどこ読んでも面白い。キャスリーン・バングスおそるべし！
片道５日もかけて行ったロケ地でのお茶のコマーシャル、灰原も見てみたいですね。蓮華座を組んで瞑想しているという映像だったそうなのですが、どんな衣装で撮ったのかなあ。
まさか、肉襦袢じゃないよね？
あるいは赤ちゃん衣装とか？
アシュラ男爵ふうコスプレ衣装とか？
サービス精神旺盛なプルシェンコ選手だけに若干心配です。
プルシェンコ選手特製ブレンドが作られたそうなんですが、このお茶灰原欲しいです。飲んでみたい。ブレンド名の『Golden Calm』は、直訳すると『黄金の静寂』とかいう意味で、金メダルを取るためにメンタルコントロールを……みたいな趣旨らしいＣＭとばっちりマッチ。とても縁起がいい名前ですし、日本で限定発売とかしても面白いんじゃないかなあ。受験生へのプレゼントにしてもよさそうですよね。
「Stars on Ice」は、芸能人とロシアトップスケーターが組んで、アイスダンスで優劣を競う、というテレビ番組。日本でやってた「シャル・ウィ・ダンス」のフィギュアスケート版みたいな企画で、ロシアではとても人気があったそうです。司会はプルシェンコ選手とスルツカヤ選手、芸能人と組むスケーターは、ナフカ選手、ヤグディン選手など。審査員はタラソワ女史で、とっても豪華。
スルツカヤ選手は産休に入っちゃいますし、プルシェンコ選手は競技復帰ということで、今シーズン司会者はフルチェンジになりますね。いっそ、タラソワ＆ミーシンが司会するってどうだ（怖すぎ！！！）。
亀の歩みのプルシェンコ選手インタビュー感想文。続きも面白いですよ。灰原の感想はともかく、インタビューの内容が。お楽しみに～！
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