55歳からやりたいことを全部やる時間術 | フリーランスでいこう!自分の看板で生きよう

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人生の在庫時間をすっきり生きるために

『55歳からやりたいことを全部やる時間術』。

55歳とありますが、40代の人も、50代の人も、60代からさらに上の人も、それぞれに響くところがあると思います。

終活世代でもある私は、興味津々。

もちろん、ジャスト55歳の方にもきっとヒントが満載です。

 

『やりたいことを全部やる!時間術』著者の書き下ろし

白にブルーのアクセント、そして時間術。

あれ、どこかで見たことが?と思う人もいるかもしれません。

 

そのとおり、あのベストセラー本の著者臼井由妃さんの新刊です。

 

 

↑前作『やりたいことを全部やる!時間術』は、『1週間は金曜日から始めなさい』に大幅に加筆修正され、

再構成された文庫本でした。

 

今回は?

 

 

なんと、書き下ろしです。

↓ この表示、分かりやすい! いいアイデアですね。

↓  

 
そういえば、臼井由妃さんは、1月後半にも『資格を稼ぎに変える 最高の勉強』を出版されたばかり。
講演活動もある中でどうしてそんなに? この本にもそんな時間術の秘密が書かれている? 
と思いながらページをめくりました。
 

捨てる、始める、大事にする。

ページをめくってまず目に入るこの言葉。

「捨てる、始める、大事にする」。

 

普段から

「捨てなきゃいけない」と思っていることがある人は

きっと、ここで「きたか〜。やっぱり、そこからか」と刺さるでしょうね。

 

捨てなくちゃ始まらない。

そう考えているけど、わかっているけど、むずかしい。

そういう人は多いと思います。

 

そこで、この本は次のようにシフトすることを語りかけます。

 
【これまでの時間術 → 質重視の時間術】
・効率重視 →   質重視
・ゴールを目指す →  ゴールから考える
・詰め込む →  余白をつくる
・いつかやる →  今やる
・仕事が中心 →  自分が中心
 
こう書くと簡単ですが、このシフトチェンジには人生後半の全てがつまってると言ってもいいかも。
これができれば、本当にスッキリしそうですよね。

仕事時間を決める

そうか、質重視で行かなきゃ。と分かったところで
仕事は続けていたいよね。でもそうすると、余白はつくれない。
どれくらいの仕事時間が理想なの?と。
 
そこでも、著者からの提案です。
仕事時間は60歳で5時間、70歳で3時間。
土日祝は完全プライベート。
真の友達は3人いればいい。
何よりも自分時間を大事にする。
 
もちろん、定年後雇用で働く場合にはその時間が仕事時間になるでしょうし
5時間以上になることもあるでしょうから、できる範囲で自分時間を意識するといいですね。
 
私は特にこの「土日は完全プライベート」でハッとしました。
人生本当、何があるかわからないからです。
両親を見送って、「その日」はいつも突然でした。
だからこそ、悔いなく過ごしたいし、大切な人たちとの時間を大事にしながら生きていきたい。
そう感じて、まずこれを実行。
すると、心がとても晴れやかになりました。
 
さて、ここまで書いた内容、実は「はじめに」のところからです。
冒頭でこんなに書いてしまった……
 
第1章以降のことにふれると、次々にピックアップしそうで、きっとネタバレしてしまいます。
それくらい、この本に書かれていることが刺さりまくってしまいました。
なので、「私に必要かも?」と思ったら、この先はぜひ書店で手に取って確かめてください。
 
ちなみに、第1章以降は「じゃあそのためには、どうすれば?」の具体策が書かれていますよ。
時間の使い方はもちろんのこと、定年後のセカンドライフで副業をしたい人へのアドバイスも充実しています。
また、プライベートな対人関係でのヒントや心の整理の仕方、
断るための言葉の使い方など……
とにかく、あらゆる局面で方法論だけでなく、読めば「覚悟が決まる」のです。
それは、人生の在庫時間を大切にしながら、やりたいことをぜんぶやるための覚悟です。
 
人生の残り時間を常に意識したい、ゴールから逆算したい人には何歳からでも読める本ですが
タイトル通り55歳以上の人には絶賛おすすめします。

 

まとめと感想

55歳からは効率重視から質重視の時間術にシフトしよう。

気づいた今、この瞬間からの行動が大切。

 

 

管理人 前田めぐるの著書