今日は豊中市の小学校5年生に「いのちの授業」に行ってきました。
5年生は理科で「人の誕生」を学びます。
先生から、最近、「死ね」という手紙が靴箱に入れられていたということがあり、科学としての「人の誕生」に加えて、「いのちの大切さ」「自分も周りの友だちも大事に思えるように」「からだを大切にすること」
というメッセージを伝えてほしいということでした。
45分でそこまで落とし込むのは難しいことですが、質問にも積極的に答えてくれながら、なんとか最後まで集中して聞いてくれていたように思います。
「いのちを大切にすること」とは?なぜ?
45分の私の話を聞いて、すぐ答えがでるものではないと思いますが、考えるきっかけになれば嬉しいなと思います。
そして、この後の教室での授業で、さらに深まっていくのではないかと思います。
今回は5年生へのお話しでしたが、10〜11歳ですので、第二次性徴が始るころで、月経や精通がある子もいます。
第二次性徴の始まりは身長の伸び方に関係が大きいのですが、多目的教室に男女混合で背の順に前から座っていくと、後ろの方の子どもたちは背が高い子どもになります。
すると、第二次性徴の件りになると、後ろの方の子どもたちが、一斉に恥ずかしそうに下を向いて、私と視線を合わさないようにしています。
でも、耳はしっかりこちらに向けてくれているのがわかります。
子どもたちのそんな素直な反応がよくわかり、とても可愛いです。
そして、改めて「性教育」「いのちの授業」は「話すタイミングと内容」が重要だなと思います。
これから3月まで、「いのちの授業シーズン」ですが、子どもたちとの出会いを楽しみに、心をこめてお届けしたいと思います。