羽黒神社宮司のブログ -1484ページ目

タコの島

珠洲沖にはむかし、おっとろしい大蛸がおったがや。

丸太みたいなごっつい足で大波起こいてわ船ひっくりかやいたりするもんで、漁師連中やおとろしがっとたがや。

この大蛸はときどき在所まで上がってきてわっさ(悪さ)するげった。
家はぼれてもう(壊れてしまう)わ、田んぼや畑もひっくりかやいてもうわ、ちょうもはちもつかなんだ(どうしようもなかった)。
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やっとこ家もなおって、田んぼも畑もいいがになってほっとしたころに大蛸はまた海からあがってきてわ~わやくそにする。
在所のもんなほとほといわっとったがや(困っていました)。

ある時また波が荒なって、沖見とった漁師が「オオダコがくるぞ~」って叫んだがや。
村はかいたらもたらや(ええとね、訳しにくいですな・・・ま、「大変な騒ぎ」というか「むちゃくちゃな」というか?そんなかんじです)。

村のもんな逃げ場失うて、海べりにある「山王の森」へ逃げ込んだがや。
「こんでしまいや」(もう終わりだ)と思うたほんときや。
「山王の森」の神様が現れて、でっかい剣で蛸の足をブツッ!ブツッ!と切って、頭を沖へ放り投げた。

村のもんらっちゃ大喜びや。
「山王の森の高倉彦(たかくらひこ)の神様がおらっちゃ(私たち)を助けてくださったがや。ありがたいことや」

ほれから海も荒れんがになって、魚もよう捕れるがになったげと。

高倉彦の神様が放り投げた蛸の頭は沖で島になったもんで、村は「蛸島」てよばれるがになったげと。



「珠洲のむかしばなし」⑧でございます。

珠洲市蛸島町は私が住む正院町の東隣の集落で氏神さまは「三代実録」に神階従五位を授くと記載のある高倉彦神社です。羽黒神社宮司のブログ
「山王の森」は同社の神域で珠洲市の天然記念物に指定されているうっそうとした自然林です。
また、蛸が島になったと伝えられる弁天島は山王の森のすぐ裏の蛸島漁港沖に浮かぶ「弁天島」で、高倉彦神社の摂社、蛸島姫神社が祀られています。
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高倉彦神社の宮司様は剣道の達人。お酒好きの宴会好き(それはどうでもいい)
前の記事のお好み焼会場です(それもどうでもいい)

蛸島町の祭礼は能登一豪華絢爛で賑やかな「キリコ祭り」で、神社には石川県無形文化財に指定されている「早船狂言」が奉納されます。

You tube画面にHP用の写真を提供して下さったTさんがおもいっきり写っています。

ちなみにこの「早船狂言」は単なる地域芸能ではなく、漁師さんの天気の見方や船の出し方などを覚えるための所作などが盛り込まれていて、毎年この狂言を演ずることによって知らず知らず漁仕事を覚えていく仕組み(?)になっているそうです。
「うん~どん~てんきに~ちゃわんぞら~ にんにくのか~わ~ むいた~よ~な~てんき~」

お好み焼き~♪

15日は支部神職の理事会でした。
審議内容は非公開ですのでここでは申し上げられませんので、
その後の直会(なおらい)のご報告を申し上げます。
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ジャカジャン!
本日は「粉もの」というわけで・・・
K事務局長とT理事が買い出ししてくださいました。

焼くのは当然(?)ワタクシ羽黒宮司でございます。
画像は広島風(こうゆう風に書くと広島の方は怒ります)お好み焼。
私はですねえ、尾道へ嫁いだ姉からしっかり作り方を習いましたのでこれは自信あるのです。
そうか、うまいか!事務局長!
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会場は例によって(?)高倉彦神社宮司さん宅の車庫ですが、今回はT理事さんが厚さ2センチの立派な鉄板を用意して下さいましたので、じっくり、ふっくら焼けます。

支部長が来られるころを見計らって大阪スタンダート焼きです。
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チーズのトッピングもおいしいですね。
ま、私京都に2年間いる間にお好み焼屋はさんざん行きましたので、こちらもうるさいのです。
(だれにもさわらしてやらん!)

この上にかかっている青のりが珠洲の外浦に住んでいる叔母にいただいた天然ものなのです。
香りが違います。
準備したまま家に忘れてきてしまい、恐れ多いことに支部長さまにとって来ていただきました。
(すんません)( ̄▽ ̄)=3
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さ、広島風(こうゆう風に書くと広島の方は怒ります)もう一枚。

いや~これだけ食べるとお腹いっぱいです。
ほかにも鶏肉やらハタハタの干物やらいっぱいです。


高倉彦神社S禰宜談~
「めっちゃうまいです!久しぶりに(羽黒宮司)さん、尊敬しました」
「今日の前に尊敬したのは餃子の時です」

食いもんの時だけかいっ、ホンマ失礼なやつじゃ・・・
羽黒神社宮司のブログ撮影の邪魔をするS禰宜
一人占めしてるように見えますね。

日本を守ろう!

シンプルでいいタイトルです。
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すでに はじかみ神主さんや 柯亭さんもブログで紹介されておられますが、13日の土曜日、参議院議員の山谷えり子さんの講演会がありました。

はじかみさんや柯亭さんと同じ会場に出向いたわけではなく、はじかみさんは金沢、柯亭さんは加賀地区で小松の会場で、私は能登地区、七尾市の会場です。

当珠洲支部からは神職、総代あわせて17名が参加いたしました。

もとジャーナリストでもある山谷氏のお話はわかりやすく、熱い、すばらしい講演会でした。


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先日強行採決された子供手当の話のあたりは体が震えましたね。

本当に、今我々が戦わねばならない相手は中国でも朝鮮でもない。
民主党だ!
と思います。

こんな危険な政党を政権につけてしまったのは国民全体の責任です。
ファシズムは民主主義から生まれるのです。実際ヒトラーも選挙でドイツ国民の圧倒的支持を得て選出されています。

小沢一郎の言う「数こそは正義」という暴力で今後、夫婦別姓法案や外国人参政権法案が強行採決されていくことでしょう。

そうなれば鳩山総理が明言しているように「日本列島は日本人だけのものではない」ということに本当になってしまいます。
子供たちに未来はありません。

私が住む珠洲市なんてあっという間に住める場所ではなくなってしまいます。


しかし、講演会参加者の中にあきらかに民主党支持者を二人みかけましたが、こいつらは何しに来たのでしょう?
スパイ?

一人は民主党議員の選挙活動をしていた人物。
もう一人は元日教組の幹部で国旗掲揚反対を唱えていた人物。

「改心した」なんてことはありえない、今まで自分の保身のために平気で人を裏切り続けてきた人間のクズどもです。
面を見るだけで気分が悪い。

ま、それはおいといて、

参加者の多くは山谷氏のお話に共感し、日本の再生を願っているようにお見受けしました。

帰り際に山谷氏と握手を交わし、「ブログに載せていいですか」と耳打ちすると「どぉぞぉ~」って
「許可」をいただきました(笑)

私の親友で一昨年亡くなったなべちゃんの奥さんに声をかけられました。
お元気そうで、元気になって感じが変わったのか、最初はだれか気がつきませんでした。
なべちゃん亡きあと宮司代務者としてがんばっておられます!

気分がいいまま帰路珠洲へ・・・
「おつかれさまでした~」
「てつっ(私)、車置いてこい。反省会や」
あら~

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金沢の神主さん方がなぜか大好きな珠洲の焼き肉店「とんき」でございます。
ハツとレバー、それとなぜかサヨリとカレイの干物をつまみながら「山谷先生、一度珠洲へ呼んで話してほしいね」って話しながら。
あ、とんきは焼肉屋なのに餃子もうまいです。
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で、最終的にこんなことに・・・
(また宴会や)