たびぶくろツアー☆ -4ページ目

たびぶくろツアー☆

とあるオッサンの手慰み

 

 

2023年

 

12月31日

 

ブルネイ・ダルサラーム

 

 

 

 とりあえず、朝食がまだだったので

適当に近くのインド料理屋に入りました。

 

 ショーケースの中を覗き

ビリヤニを注文。

 海外で普通に食べられる

ビリヤニの味です。

 どうして日本では

この味にありつけないのでしょうか、

問です。

 

 

 ビリヤニの付け合わせに

ビーフカレー。

 尖ったスパイスが効いてます。

 

 

 

 

 油が回って

冷めたサモサ…

インドでは定番でした。

美味しくはありません。

 全部で5.4BND(約580円)なので

文句は言えませんね。

 

 

 

 

 

 とりあえず

近くにあるモスクに

行ってみることにします。

 

 途中、歩行者天国になって

服やら雑貨などを売ってましたよ。

 

 

 金持ち国なのに

売ってる物は、もろアジア

欲しいものはありません。

 

 

 

 

 服とかズボンとか

手に取ろうとかも思わない。

たぶん、中国製です。

 

 

 歩いていると

よくこんなのを目にします。

国王でしょうか?

 

 

 

 若くてイケメンですね。

女性の方も美女です。

確か、ロイヤルブルネイ航空の

ブルネイ紹介コーナーで出演されてた方では?

 

 

 調べてみると

ブルネイ王子でした。

2024年1月7日から10日間かけて

結婚式を開催されるそうで

その宣伝のようです。

さすが、金持ち。

10日間って…

 

 

 白と金が映えます。

オールドモスク。

 

 

 ちょうど見学可能な時間帯でしたので

ちょっと見させて貰います。

8:30〜12:00

13:30~15:00

見学無料。

あまり興味はないのですが…

 

 

 

 

 階段を上がる前に

靴と靴下を脱いで下さいね。

 

 

 

 

 イベリコなど女性は

この黒い服の着用を義務付けられます。

 野郎は半袖でも

特に何も言われずそのままです。

 

 

 但し、イスラム教徒以外は

中までは入れません。

入口から中を眺めるだけです。

 

 その代わり、係の人が

中の写真を撮って来てくれます。

 

 

 

 

 確かに

金がかかってることだけはわかります。

 

 係の人に金を要求されるかと

ビクビクしてましたが

何事もなく

笑顔でスマフォを返してくれたので

ホッとしました。

 

 

 

 その後は

モスクの周りを散歩しました。

 

 

 

 

 

 インスタ用の

巨大フレームもありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 オールドモスクの近くに

ロイヤルレガリアという

ブルネイ国王の歴史や財宝を

展示した博物館があります。

 

 やることもないので

入場料無料、しかも

中はクーラーが効いている

ここで時間を潰します。

 

 

 

 

 

 

 

 ガイドブックに無料って書いてあったから

「まあ、それなら」と来てみたのに

入場料を取られましたよ。

大人5BND(約540円)

 

 

 あまりの豪華な、お宝展示に

頭がおかしくなりそうです。

こうしてみると、日本の天皇は

可哀相なくらい慎ましく感じられます。

 

 ブルネイの見所は

これで大体見て廻りました。

水上集落、モスク、ロイヤルお宝

この3つがブルネイ3大見所です。

 

 

 

 

 

2023年

 

12月31日

 

ブルネイ・ダルサラーム

 

 

 ラブアン島への

上陸を果たせなかった吾輩たちは

急遽、僻地セラサフェリーターミナルからの

脱出を試みます。

 

 

 グーグルマップを起動させ

バス停マークを探します。

 

発見しました。

 

 まずは徒歩で

そこまで行こうと思います。

 

 

 台湾で行った死の行進に比べれば

大したことありません。

 

 

 ただ、ほんと何にも無いところなので

気が滅入ります。

荒野です。

 

 

 

 ただ、ひたすら歩きます。

昨日の夜は雨が降り続き

今日はいつも以上に蒸し暑いです。

 

 

 

 車も人もいない

だだっ広い道を歩いていると

人類は滅亡して

イベリコと吾輩だけが

「最後の人類かっ」

と錯覚してしまいそうです。

それくらい暑さで脳がやられてます。

 

 

 

 その証拠に、こんな何でも無い所に

突如、バス停が出現しました。

目の錯覚でしょうか?

こんなの幻覚に決まってます。

無視、無視。

 普通の車さえ

ほとんど通らないのに

しれっと看板なんか立てて…

なんだか、腹たってきました。

 

 

 

 フェリーターミナルから

歩いて30分くらいでしょうか。

車がたくさん通る大通りに差し掛かりました。

 

 ここを右に曲がれば

手前にガソリンスタンドがあり

奥の突き当たりにバス停があるはずです。

 

 

 

 ガソリンスタンドがありました。
この道の奥がバス停みたいです。
奥に数台のバスが見えます。
助かりました。

 

 

 

 ガソリンスタンドを横切っている途中。

「バス!バス!」と声が掛かり

そちらへ眼を向けると

バスの運転手らしき人が

手招きしてます。

 どうやら38番のバスが

ちょうど給油していたようです。

 

 吾輩たちは

給油している運転手に近寄り

「バンダル?」というと

笑顔で「Yes,Yes」

とりあえず、町の中心部まで帰れそうです。

ホッとしました。

 

 バスに乗り込みます。

エアコンがないので

外以上に蒸し暑いです。

 

 ふと思い出しました。

そういえば38番のバスは

空港を経由するバスのひとつです。

本当に空港に寄るのか

それとも素通りするのか

確認する良い機会です。

 

 給油を終えて

バスは走り出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 メイン通りのような道には

バス停がたくさんあり

しかも利用客も多いです。

3つくらいバス停に寄ったら

もう満員になりました。

 

 

 しばらく高速道路をぶっ飛ばして行きます。

グーグルマップを開いて自分の位置を確認。

もうすぐ空港です。

 

 さあ、どうするでしょうか…

……

……

……

そのまま高速道路をぶっ飛ばして

おもっきし、空港を素通りしました…

 

 やっぱり、空港で降りる客がいない限り

ルートをショートカットすることが

判明しました…

怖ろしい…

 

 

 

 

 

 約1時間かかって

BSBバスターミナルに到着。

 運転手に1BND(約108円)渡して

バスを降ります。

 

 

 

 

2023年

 

12月31日

 

ブルネイ・ダルサラーム

 

 

 ブルネイに来てから

断酒状態が続いていたので

禁断症状、目ん玉がひっくり返りそう

辛抱たまらん吾輩。

 

 

 お隣マレーシアへ渡れば

お酒が飲めます。

 

 

 

 昨夜、ネットでお酒の飲める所を

検索していたらラブアン島が

引っ掛かったので、

今から行ってみようと思います。

 

 日帰りでラブアン島に

行って帰るつもりなので 

朝早くに行って

フェリーのチケットを

入手しなくてはいけません。

 

 6時半頃

宿からDARTで車を手配します。

ガドン地区から

セラサフェリーターミナルまで

かなり距離があるので

21BND(約2,270円)。

 

 緑色が吾輩達のいるピックアップポイントで

赤色が目的地のドロップポイントです。

運転手は女性のようです。

 

 

 しばらく待ってみましたが

中々来ません。

1回キャンセルして

また手配すると、またこの人になり

待ってみましたが中々来ません。

またキャンセルして

また手配すると、またもやこの人。

仕方なく待っていると現れました。

 

 彼女は「何回もキャンセルすな」

と怒ってました。

ごめんなさい。

「地図上にDART車のマークが

たくさんあったから

すぐ来るものだと思ってた」と

言い訳しましたが

「早くても10分から20分はかかる」

と言われました。

 ちなみに、地図上で自分たちの近くに

DARTのマークが表示されていても、

その人がやって来るわけではない

とのことです。

すみません、初心者なもんで…

 

 

 約30分でセラサフェリーターミナルに到着。

ここからマレーシア領のラブアン島への

フェリーが出てます。

朝7時だというのに

もう人がたくさんいました。

 

 

 

 早速チケット売場へ向かいます。
フェリーは2種類あり、
それぞれ出航時間が違います。
ラブアン島行きは現状
8:30
13:00
16:30
帰り便は
9:30
12:00
15:00
曜日によって時間が変わったりするようです。
ネットでの予約はできません。
(2023年12月現在)
 
 吾輩達は8:30の行きで
ラブアン島へ渡り
今日の15:00の便で帰って来る予定です。
往復チケットは
1人55BND(約5,940円)
 
 さあ、買いま…
何やら不穏な空気が流れてます…
チケット売場窓口で口論になってます…
へんなTシャツのオッサンが
笑ってこっちを見てます。
 

 

 笑い事ではないことが

起きているようです。

 

嫌な予感がします…

 

 口論していた人がふてくされて

窓口から離れると、

並んでいた人達が窓口へ向かいます。

そして皆、ガッカリした表情になって

帰って行きます…

 

 吾輩の番になり

訊いてみると案の定、

今日の便はすべて売り切れだそうです。

「明日の便は?」と訊いてみると

8:30の便はあるそうですが

帰りの便は1月3日までないそうです。

1月3日は成田にいる予定の吾輩。

 

 なめてました。

完全になめてました。

行けばなんとかなるだろう作戦が

完全に崩壊しました。

 

 ラブアン島行きは

実現しませんでした。

ビールが走馬燈のように…

 

 

 これからどうしましょう

たびぶくろツアー。

 

 やることは

もうわかってます、

お待ちかねデスマーチ(死の行進)です。

時間はたっぷりあります。

歩きながらバスを探して

この僻地から脱出し

町へ戻りましょう。

 

 

 

 

 

 ただでさえ、朝早くから起こされて

不機嫌なイベリコ、

さらに歩かされるとなり

絶句していました。

 

 あ〜、ビール飲みたかったぁ…

くそっソフトドリンクで我慢するか。