飛鳥遺跡を巡る旅(8) | たびぶくろツアー☆

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とあるオッサンの手慰み

 

 2022年

 

8月20日

 

大阪

 

 

 

 

 

 宿に着いて

宿の共同風呂を利用しましたが

湯船は浸かったら

病気になりそうな変なニオイや

ちぢれ毛がいっぱい浮いていたので

シャワーのみを利用しました。

 

 

 

 

 

 さっぱりして、部屋へ帰り

横になりました。

 

 

 

 

 扇風機がぬるい風を送ってくれます。

 電気を消して目を閉じていると

いつの間にか眠りに落ちてました。

 

 

 深夜、急に雷雨。

外が光ったと思ったら

すぐにどーんっと地鳴りが起きました。

かなり近くに落ちたみたいです。

 それと同時に唯一無二の

扇風機が停まり、 空気が停滞…

外を見ても明かりが消えているのは

ここだけのようです。

まじですか…

 

 

隣の部屋から

「エアコンとまってん…」と声が聞こえてきます。

この階の主っぽいオッサンが

廊下を行ったり来たり右往左往してました。

このオッサンが

なんとかしてくれるだろうと他力本願。

おっさんに期待し、窓を全開にして

雨音を聴きながら寝たふりをしてました。

時々、すーっと湿った風が入って来て

一瞬涼しくなりますが、一瞬だけです。

その後、だらだら汗が出て来ます。

 たしか、今は令和のはずですが

昭和にタイムスリップしたようです。

 

布団も湿ってて、もとからする変なニオイが

さらにキツくなってきました。

部屋の中に蒸し暑さと臭気が充満して

死にそうです。

もう我慢できないので

本当にすっぽんぽんになり、部屋のドアを

少し開けて風の通りを少しでも良くしようと

努力しました。

ドアを開けてみると

他の部屋の住人も同じように

ドアを少し開けてました。

ちょっと気になるので

お向かいさんを覗いてみましたが

毛深い人がパンツ一丁。


 大きなゴキブリがパンツをはいて

寝ているように見えました。

ちょっとしたホラーです。

まあ、こっちはマッパなんで

人の事は言えませんが…

 

 

 

 

 

 眼を閉じて

ずっと蒸し暑さに耐え

寝たふりが、本当の眠りに

誘った頃

急に扇風機が回り始めました。

時計を見ると午前4時…

折角寝付けるところだったのに…

新手の拷問ですか、これ?

あれほど待ち望んでいた

扇風機の風なのに

回り始めるとそんなに涼しくないことに

ショックを受け、さらに扇風機の音が気になりだし

眼が冴えて全然

眠れなくなってしましました。

 

廊下で「やっとなおったで」と

嬉しそうに話す住人達の声に

殺意を覚えました…

どうしてくれよう…