弾丸インド旅行記2012(25)「町の音色」 | たびぶくろツアー☆

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とあるオッサンの手慰み



2012年

1月2日


インド


ジョードプル










メヘラーンガル砦までの道程は足が自然に覚えていた








しばらく歩いていると
見覚えのある路地に差し掛かる



「……そういえば 昔 ここで
ラクダと子供の写真を撮ったなあ…
なつかしい…」



$純喫茶ぴらにあ













96年のジョードプル
$純喫茶ぴらにあ





















ゆっくりと丘を登ってゆく






ふたりとも
ハア…ハア…
言いながら…














砂漠が近いせいか
空気が砂っぽくて
喉がざらざらした






















「よく来たな…」

犬のオッサンに、そう言われた気がした


$純喫茶ぴらにあ






















丘の上で
夕焼けから夜空に変わる瞬間まで
しばらくふたりで
町を眺めていた

$純喫茶ぴらにあ

































雄大にそびえるメヘラーンガル砦
$純喫茶ぴらにあ

















ジャスワント・タダという墓廟もライトアップされ

きれい(肉眼ではきれいに見えたのだが…)

$純喫茶ぴらにあ













ゆっくり空が暗くなってゆくと
町の灯りが賑やかになり
それと同時に
町のいたるところから聞こえてくる

生命感溢れる音色もまた
賑やかに感じられた…












オートリキシャーたちの軽薄なクラクション……





犬の吠える声…




遊んでいる子供たちの歓声…










駅は遠くにあるはずなのに
この丘まで聞こえてくる
列車のアナウンス……













ふたりとも
静かに
この町の音色に
耳を傾けていた






$純喫茶ぴらにあ