「水森かおり」さんのアルバム「歌謡紀行Ⅸ」より「♪亘理の冬」を聴く! | 音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

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娘(猫のラグドール)のこと。
等等。
時の流れのままに綴ります。

今なぜ「♪亘理の冬」なのでしょうか。


昨日のNHKのBSプレミアム「きらり!えん旅」に、

「水森かおり」さんが出演し、宮城県亘理町を訪ねました。


しかしそのことは、熱烈な「みも友」の皆さんにお任せして、

私は、アルバム「歌謡紀行Ⅸ~松島紀行~」の第11曲、

「♪亘理の冬」について感じたことを気ままに綴ります。


特にこの「♪亘理の冬」は、

伊藤薫さんの作詞・作曲で私の大好きな曲でもあります。


伊藤薫さんは他にも私の大好きな曲「♪辰野の雨」を、

アルバム「歌謡紀行11~ひとり長良川~」の第6曲で、

やはり作詞・作曲しています。


伊藤薫さんは、本当に素晴らしい作詞・作曲家です。


さて、「♪亘理の冬」を聴きましょう。


「水森かおり」さんのささやく様な柔らかく美しい声で歌が始まります。


後半では「水森かおり」さんのファルセットの高音が、

美しく伸びやかに切なく心に染み入る様に冴え渡ります。



白い浜辺をひとり歩けば

泣いてくれます亘理の砂が

蔵王おろしか舞う風花か

遠くかすんでにじみます


愛は突然にガラスの器のように

もろく傷ついてこわれて消えた

生きれば悲しみ増えるだけですか

わたしの明日はどこですか


髪も凍えるわたしの先に

光りまぶしい鳥の海


あの日あの人は心を変えてしまった

ふたり積み上げたすべてを捨てて

教えてほしいの阿武隈の川よ

別れの理由を今すぐに


いつか春が来て桜が空をそめても

ずっとこの胸はあなたを待つの

ヒュルヒュルヒュルルと風が吹こうとも

せつない涙はかわかない

もう二度と・・・



美しく柔らかく優しい声が、

心変わりしてしまった恋人を忘れられずに、

いつか春が来て桜が空を染めても、

いつまでも彼を待とうとする切ない女ごころを、

伸びやかにたおやかに切々と私の心の深奥に届けてくれます。


美しく伸びやかなファルセットの高音の響きが私の心に染み入ります。


ヒュルヒュルヒュルルと風が吹こうとも、せつない涙はかわかない。


もう二度と・・・。


ファルセットの高音の美しい響きに私は涙が出て来ます。


「水森かおり」さんの美しい歌声は、本当に天使の歌声です。


歌の女神の化身、私の唯一絶対の歌姫「水森かおり」さん。


本当に素晴らしい「♪亘理の冬」でした。



ではでは。