ソロギター弾き歌いの為の「弦とポジションの使い方」に関する方式! | 音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

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時の流れの道しるべにしている「ソロギター弾き歌い」のこと。
応援している「水森かおり」さん、「福田こうへい」さん、「辻井伸行」さんのこと、
「アナ・ヴィドヴィッチ」さんのこと。
娘(猫のラグドール)のこと。
等等。
時の流れのままに綴ります。

私が「ソロギター弾き歌い」をする為の全ての曲は、

たった一つの方式で編曲をしていると申し上げて来ました。


そして、私が申し上げている「たった一つの方式」というのは、

世の中に広まっている音楽理論や音楽の方法論とは、

根本的にその意味合いを全く異にしています。


この「たった一つの方式」は、

広大で無限に千変万化する音楽の世界の広野を、

私の未熟な手の内に収めるための「方式」なのです。


つまり、未熟な私でも余り練習せずに、

ソロギター弾き歌いを楽しむ為の「たった一つの方式」なのです。


そして先般から、

その方式を次の部分に分けて綴って来ました。


「右手指使いに関する方式」。


「左手指使いに関する方式」。


「声の音域に関する方式」。


そして今日は、

「弦の使い方」と「ポジションの使い方」に関する方式について綴ります。


「弦の使い方」と「ポジションの使い方」は、

とても関連性が強いので、

一緒に綴らせていただくのが分かり易いかと思っています。


ギターの弦は、

音の高い方(顔から見て遠い方)から、

第1弦、第2弦、第3弦、第4弦、第5弦、第6弦、という様に、

6本の弦で成り立っています。


第6弦が音が一番低い弦です。


「弦の使い方に関する方式」の話は、

「右手指使い」とも密接に関係ありますので、

随所に「右手指使いに関する方式」が絡んで来ます。


私の「たった一つの方式」では、

薬指(a)と中指(m)と人差指(i)でコードを弾き、

親指(p)で低音とリズムを弾きます。


そして、メロディー音は全ての弦に絡んで来ます。


「弦の使い方」の基本は以下の様です。


第1弦は薬指(a)で弾きます。


第2弦は中指(m)で弾きます。


第3弦は人差し指(i)で弾きます。


第4弦、第5弦、第6弦は親指(p)で弾きます。


ただし、メロディー音が一拍の中に8分音符が2個だったり、

16分音符が4個だった場合は上記とは異なります。


一拍の頭のメロディー音が第2弦だった場合は、

一拍の頭の音の重ね方は次の様になります。


第2弦は薬指(a)で弾きます。



第3弦は中指(m)で弾きます。



第4弦は人差し指(i)で弾きます。



第5弦、第6弦は親指(p)で弾きます。


一拍の頭のメロディー音が第3弦だった場合は、

一拍の頭の音の重ね方は次の様になります。



第3弦は薬指(a)で弾きます。



第4弦は中指(m)で弾きます。



第5弦は人差し指(i)で弾きます。



第6弦は親指(p)で弾きます。


さて、「ポジションの使い方」に入る前に、

ソロギターを編曲する際の調の選定について考えます。


ある一曲を編曲する場合に、

何調にするかは意外と悩ましい問題だと思います。


一つの考え方として、

音楽的には、メロディー音の全てにビブラートが掛けられる様な、

調とポジションの選び方をするのかなぁと思います。


私の場合は、解放弦が最大限に使える調の為に、

ギターという楽器が存在していると考えています。


解放弦が最大限に使える調とは、

ハ長調(イ短調)です。


つまり、ギターと言う楽器は、

数学的にはハ長調(イ短調)の為に存在する楽器だと言えると思います。


しかしながら、音楽的には、

ギターと言う楽器は何調の為に存在しているのかは、

私には何とも言えません。


そして私は、ソロギター弾き歌いの為の全ての曲を、

ハ長調(イ短調)に移調して編曲しています。


どの調を選んだとしても、

実際に歌い手の伴奏をする時は、

歌い手の声の音域に合わせて全ての調に移調して演奏しなけれなりません。


そこで私は全ての曲を、

解放弦を最大限に使え、

ポジションの移動に最も有利なハ長調(イ短調)に移調して編曲しています。


さて、「ポジションの使い方に関する方式」は以下の様になります。


一曲の構成を大雑把に考えると、

前奏→歌の部分(本体)→後奏となり、

随所に間奏が入ります。


「歌の部分(本体)」は原則として第1ポジションを使います。


一曲の途中で転調が生じた場合は、

その転調した調の要求する一番低いポジションに移動します。


例えば、ハ長調(イ短調)からは、

良く「#」が3個のイ長調(ヘ短調)へ転調することが有りますが、

その場合は、第2ポジションをセーハして使うことが多いです。


そして、前奏、間奏、後奏では、第5ポジションとか第7ポジション等へ移動します。


ハイポジションへの移動の際に、

ハ長調(イ短調)が解放弦を最大限に使えるということが生きて来ます。


私の編曲では、第4弦、第5弦、第6弦はリズム音として使いますので、

第4弦、第5弦、第6弦を解放弦として使うことにより、

ハイポジションへ移動したり、

ハイポジションから第1ポジションへ戻る際に、

リズム音が途切れることがありません。


つまり、音がブツ切れにならないと言うことです。


以上、「弦の使い方」と「ポジションの使い方」に関する方式でした。


皆さん、ソロギターを楽しみましょう。



ではでは。