私が応援する歌の神の化身「福田こうへい」さんは、
民謡アルバム「こころの唄」の第２曲で、
「♪南部牛追唄｝を歌っています。
今日は、「福田こうへい」さんが歌う民謡「♪南部牛追唄」について、
思うことを気ままに綴りたいと思います。
この「♪南部牛追唄」は「福田こうへい」さんが、
２０１２年に「第25回全国民謡フェスティバル」（NHKホール）において、
グランプリを獲得した記念すべき曲です。
そして、私が初めて聴いた「福田こうへい」さんの民謡でもあります。
「福田こうへい」さんの、柔らかく甘く優しく響きの良い伸びやかな声が、
人間の極限まで鍛え上げた鋭く引き締まった発声によって、
南部地方の高原に響き渡るが如く、聴く人の脳裏に冴え渡ります。
田舎なれども サーハーエー
南部の国はサー
（パーパーパーパーパ）
西も東も サーハーエー
金の山 コラサンサエー
（キャラホー パーパーパーパーパ）
今度来る時 サーハーエー
持て来てたもれやヤー
（パーパーパーパーパ）
奥の深山の サーハーエー
なぎの葉を コラサンサエー
（キャラホー パーパーパーパーパ）
何と素晴らしい！
南部地方の高原に散らばる何十頭もの牛たちの、
一頭一頭に響き渡る様に鋭く引き締まった伸びやかな声が、
私の心の奥底まで冴え渡りました。
神の声を、
神の発声に乗せて、
聴く人の心に響き渡らせている様に思えます。
「福田こうへい」さんは、
もともと、柔らかく響きの良い美しい声の持ち主ですが、
人間の極限まで鍛え上げた発声に乗せて、
聴く全ての人の心に歌の魂しいを届けます。
この素晴らしい歌声を、何と表すれば良いのでしょうか。
まさに、神の歌声としか言い様が有りません。
いろいろな民謡歌手の方々の「♪南部牛追唄」を聴きましたが、
このような素晴らしい「♪南部牛追唄」を聞いたことはありません。
これは、神が歌う「♪南部牛追唄」なのでしょうか。
「福田こうへい」さんは、
２０世紀最高のテノール歌手と言われた、
「デートリッヒ・フィッシャー・ディスカウ」をさえも超えていると私には思えます。
本当に素晴らしい「♪南部牛追唄」でした。
ではでは。