日銀が本日公表した5月の企業向けサービス価格は、前月比0.1%低下、前年比2.5%の上昇となりました。4月の2.7%からやや減速しました。
減速をもたらした要因の一つが宿泊費の減速。5月は前年比12.9%の上昇で、4月の21.2%から減速し、これだけで上昇率を0.1ポイント下げています。
もう1つが情報通信サービスで、ソフトウエア開発、インターネット付随サービスが減速、この2つで0.06ポイント押し下げました。
企業向けサービス価格はこの1年、昨年6月の1回を除けば、すべて2%以上の上昇を続けていて、こちらも「2%目標」を達成しています。