アーミテージ氏、1/4の確率で米は軍事行動に | 経済あらかると

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 昨日のCNNによると、リチャード・アーミテージ元国務副長官が、「トランプ政権が北に軍事行動に出る確率は1/4」と述べました。ひところに比べると影響力が低下しているとはいえ、この筋ではプロと言われる人物だけに、無視できません。

 

 そして北朝鮮外務省の高官、リ・ヨンピル氏は25日、CNNノインタビューで、「リ・ヨンホ外相の発言は、文字通りに受け取るべし」と発言しました。外相は少し前に、北は太平洋上で水爆実験を「かつてない規模で」行うと発言しています。これは金正恩委員長の意向を受けたものと言っています。

 

 米国内には北に軍事行動に出たい勢力がいて、詳細な作戦を詰めていると言います。北に核放棄を条件に交渉を迫りますが、北が核を放棄できないことはわかっています。あとは北が米国に攻撃と思しき行動を起こすのを待つか、おびき寄せるかして、米が動く大義名分を待っています。

 

 水爆実験をきっかけに、米国が動くか、ICBMを撃たせてこれを理由に動くか、米の軍事行動リスクを念頭に入れておく必要性が高まっています。