強まるトランプ大統領への風当たり | 経済あらかると

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 米国ではトランプ大統領への風当たりがますます強まっています。

 

 立て続けに大型ハリケーンに襲われたプエルトリコでは、いまだに電気や水など、生活周りが復旧せず、住民が苦しい生活を訴えていますが、トランプ大統領は、「迅速に対応している」と言って顰蹙を買っています。

 

 また差別に抗議するフットボール選手が国歌斉唱をせずに、膝をついている姿を見て、トランプ大統領は、「国旗や国歌に忠義を持たないやつはクビだ」と批判したために、NFLばかりか、バスケットやプロ野球選手の間からもトランプ批判が高まっています。

 

 北朝鮮への過激なツイートが北の反感を呼び、「米国は事実上の宣戦布告をした」と返され、広報は慌てて「宣戦布告はしていない」と火消しに躍起です。

 トランプ氏も、軍事力の行使は第2の選択肢で、これを行使した場合には壊滅的な影響が出る」、そして本人も決してこれを望んでいない、とやや後退させました。

 ダンフォード統合参謀本部議長は公聴会で、「北朝鮮には緊張の高まりを反映した軍事体制の変化はみられない」としています。

 

 また北朝鮮は、米軍機が近くを飛行しているのをレーダーで把握できていなかったと言います。口で脅かすほど、北の軍事力は大したことないようです。

 

 そんな中で、オバマケアの改廃法案は、またしても多数派工作に失敗しました。トランプ大統領は、失点続きで、なかなか得点を上げられません。