ギリシャ支援でドイツは「ベイルイン」に反対 | 経済あらかると

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ギリシャの債務返済が夏にあり、これへの追加支援がまた必要になりますが、ドイツ財務省のスパーン次官は、このほどインタビューに応えて、債権者にも一定の損失負担を求める「ベイルイン」を適用すべきでない、との立場を明確にしました。

 

IMFは追加支援に際して従来は、大幅な債務軽減を求めていました。しかし、スパーン次官は、IMFとヘアカット(元本削減)を求めないことで合意する可能性が高い、と述べています。ドイツはESMの最大の拠出国で、損失負担はドイツに重くのしかかってくるためです。そしてギリシャへの追加支援は避けて通れないとの認識もあります。