今日、にゃんにゃんは虹の橋へと旅立ちました。
みなさんの祈りが届いたように、にゃんにゃんは静かな時間をすごせました。
私達家族も、おそらくにゃんにゃんも後悔はありません。
見事に天寿を全うしたその姿に、心から「よく頑張ったね。楽になってよかったね。」と声をかけてきました。
1992年の初夏の早朝。
ゴミを捨てに行った母の元に、どこからかやっと目が開いたばかりの小さい仔猫が
力強く「ニャーニャー」と鳴きながら現れました。
にゃんにゃんは、ちっちゃい頃から気位が高く母以外に媚を売ることはしない子。
猫じゃらしを見せても、「何それ?」って見向きもしない子。
ご飯もがっつくことはなく、お皿を舐めている姿はあまり記憶にない。
いつも、尻尾を前足にくるんとしておすわり。
その大きな目でじっと見つめる姿は気高く可愛らしく・・・貴婦人のような姿でした。
この写真は去年のものですが、とても19歳には見えないでしょ?▼
そんな貴女が、尻尾をまかないでお座りするようになったのは
いつの日からだっただろう・・・
最近は、目も耳も鼻も弱くなってヨタヨタとしていた。
1月10日には、先生に「もってあと2、3日」と言われたのですが
今日まで生きてくれました。
この状態での1日は、1ヶ月の時間に値するとのこと。
昨日も病院で注射をしてもらう時、立てないはずのにゃんにゃんが
診察台の上で立っていたんだそうです。
先生もびっくりするくらいの最後のプライド。
にゃんにゃんは、気力だけで生きていたのです。
生きているのが不思議なくらいの1週間でした。
もうね、ゆっくりと休んでいいんだよ^^
長い時間一緒にいてくれてありがとう!またね!