小さな貴婦人。 | あなたは私の宝物

あなたは私の宝物

2010.1.22に16歳の愛猫はじめがお星さまになりました。
はじとの思い出と、新しい家族レオとの日々の出来事を綴っていきます。

今日、にゃんにゃんは虹の橋へと旅立ちました。


みなさんの祈りが届いたように、にゃんにゃんは静かな時間をすごせました。


私達家族も、おそらくにゃんにゃんも後悔はありません。

見事に天寿を全うしたその姿に、心から「よく頑張ったね。楽になってよかったね。」と声をかけてきました。


1992年の初夏の早朝。

ゴミを捨てに行った母の元に、どこからかやっと目が開いたばかりの小さい仔猫が

力強く「ニャーニャー」と鳴きながら現れました。


にゃんにゃんは、ちっちゃい頃から気位が高く母以外に媚を売ることはしない子。

猫じゃらしを見せても、「何それ?」って見向きもしない子。


ご飯もがっつくことはなく、お皿を舐めている姿はあまり記憶にない。

いつも、尻尾を前足にくるんとしておすわり。

その大きな目でじっと見つめる姿は気高く可愛らしく・・・貴婦人のような姿でした。


この写真は去年のものですが、とても19歳には見えないでしょ?▼
はじと一緒に♪

そんな貴女が、尻尾をまかないでお座りするようになったのは

いつの日からだっただろう・・・

最近は、目も耳も鼻も弱くなってヨタヨタとしていた。



1月10日には、先生に「もってあと2、3日」と言われたのですが

今日まで生きてくれました。

この状態での1日は、1ヶ月の時間に値するとのこと。


昨日も病院で注射をしてもらう時、立てないはずのにゃんにゃんが

診察台の上で立っていたんだそうです。

先生もびっくりするくらいの最後のプライド。

にゃんにゃんは、気力だけで生きていたのです。


生きているのが不思議なくらいの1週間でした。


もうね、ゆっくりと休んでいいんだよ^^

長い時間一緒にいてくれてありがとう!またね!