かき揚げ弁当 | おなじ釜のめし|30男の弁当食育日記

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社員4人の小さな会社に務める30男が、毎日出される前日予約制400円のお弁当を通して色々な事に気づいていくブログ

今日の弁当|かき揚げ弁当




・白飯 汐吹き昆布
・地えびのかき揚げ
・いかといんげんのかき揚げ (わかめ)
・きうりとわかめの酢の物 (みょうが)
・枝豆といか入りあげかまぼこ
・いんげんごまあえ
・金時豆甘煮
・新しょうが浅漬け

第一印象
見て見てこの美味しそうな弁当!地えびがでっかい!!
こういう揚げ物はいくらでもいける!

食べてみて
今日は、声大にして言いたい!旨かった~!!
かき揚げの微妙な歯ごたえがたまりません!いかとインゲンのうまみがジワーっと広がる感じ!
地えびは大きくてカリカリした食感で最高に旨い!
みょうがの入った酢の物も、揚げ物の箸休めにちょうどよい!
揚げ物が体に沁み渡りました!

食育ポイント
 お盆のご馳走といえばウチの郷里ではもっぱらてんぷら。精進揚げとあんの入ったまんじゅうを揚げる。てんぷらまんじゅうというのを売っていて各家庭で衣をつけて揚げる。盆の入りには午前中になすときうりで牛馬をこしらえ、花、盆菓子、果物などを供え夕方になるとてんぷらを揚げ、他のおかずも合わせて膳をつくり提灯を灯し線香をたいてから門口で迎え火をたく。
送り盆の日は午前中にお供え類を芋の葉にのせ、牛馬と共に川の土手へおくり線香をともす。夕方には送り火をたいてお盆の行事が終わる。期間中には親戚や親しかった人が線香をあげに訪れ、食事時なら一杯やって軽く食べて帰る。その時にもやはりてんぷら。今時は寿司や刺身の桶盛りを注文しておく家も多いようだが我が家は生臭物は食べない。そんなこんなでてんぷらがかり揚げているのが毎年の慣わしになっている。
 今日はお盆もあけたので精進でないたんぷら。魚貝なので衣がぽってりしない、唐揚げに近いぐらいのものを主菜にする。”和歌山産地えび”の表示で正式名はわからない5cm程のえびは口とひげを取って殻ごと。いかは沖縄産の冷凍もので皮をはいでカットしたものを使用。おそらくクブシミなど甲イカ系のもので身が厚く下処理されているのではねなくて使い良い。嵩増しを兼ねていんげんとわかめを加えた。打ち粉をして少量のゆるめの衣でまとめ油におとししばらくはしでおさえておくとだんだんまとまってくる。そっと返して香ばしく色付き軽くなったらできあがり。お弁当の場合揚げたてのパリパリという訳にはいかないのでこげの一歩手前ぐらいまでしっかり揚げてんつゆを添えて汁で少しふやかして食べればごはんのおかずになると思う。ふんわり揚げたいもの、カリッと揚げたいもの、ぽってり揚げたいものとてんぷらは具材によって、食べ方によって衣の加減がいる。大きく見せる為に衣を散らした立派なえびてんの冷めたものほど食べなければよかったと後悔するものはない。




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