長年苦楽を共にしてきたドラム井上君の脱退。
そして、機材車は事故により廃車となった。
バンド内は暗い雰囲気が漂うかと思いきや…
当時は本当にポジティブであった。
基本メンバー同士ではバカなことばっかり言い合ってよく笑ってた(やっぱ笑うのってめちゃくちゃ大事)。
また3人になってしまったcublic-setts は新しいドラマーを探した。
程なくして、「cublic-setts に入りたい!」と言ってくれたドラマーが現れる。
彼の名前は谷善秀君。
背が高く、目の細い(俺もだけど)
関西人であった(これも一応俺もそう)。
当時は別のバンドのメンバーとして活動していて、うちらのことを知ってくれていた。
「下北沢GARAGEの2マン行こうと思ってたんです。」
とまで言ってくれていた。
「まずはセッションをしよう!」
ということで、
「ストロボ」と「ユーフォリア」の2曲を覚えてきてもらい
スタジオへ入る。
合わせる前に音楽の話とかしてると好みはかなり近くて、実際合わせてみてもすぐにハマった。
良い意味でシンプルなドラムを叩くスタイルは個人的にも好きだったこともあり、満場一致で加入が決定。
ちなみに、その当時やってたバンドは脱退するということであった…少し申し訳ない気持ちにもなったが…
(そのバンドも一度ライブ見たがとても良かった)
萩原大介
冨田篤生
藤原基純
谷善秀
2006年10月
晴れて新しいcublic-setts がスタートする。
谷君は当時かなり家が遠かったので、リハーサルの前後でよくウチに泊まった。
ここで少し余談だが、
自分は小学校3年生〜高校卒業までを兵庫県で過ごしていて、
当時友達とは自然に関西弁で会話をしていた。
これは、自分だけなのかもしれないけど…関西弁が強い友達と話してると結構心地よくて、その友達のタイプによって自分が
ツッコミ側かボケ側かを切り替えて話していた笑
その中で言うと谷君はツッコミ側だったので、自分はなんとなくボケ側として会話をしていた。変な話だけど笑
そんなこともあってか、今までのメンバーとはちょっと違う関わり方もあって楽しかったのを覚えている。
彼が加入してすぐに新しい曲も何曲か作り始め、新しい4人で初めてステージに立ったのが渋谷O-CRESTであった。
(この時の対バンがのちにメジャーデビューするUNISON SQUARE GARDENであった。彼らはこの当時からめちゃくちゃ良かった。)
割と順調に曲を作ってライブをしていくペースができてきていた。
ただ…たまにイマイチなライブがあったりすると、何回かドラムの谷君と言い合いになったことがある。
彼は
「このままやったら俺辞めるかもしらんわ。」
とか言い始めたり…
大体打ち上げとかで飲んでる時にこの話が出るから、
イラっときて…
「なんだそれ?だったら今辞めろ。」
みたいなことを言い返してた気がする…あんま覚えてないけど笑
とりあえず、慣れてきたら言いたいこと言ってきてたこともあり
良くも悪くもよくケンカした。
そんな仲ではあったが、新しい曲を作っていく中で
篤生君や藤原君が
「これ歌詞変えた方がいいかも」
みたいな話になった時に彼は
「大ちゃん…歌詞なんだけど凄くいいところがあるから、そこだけは変えないで欲しい。」
とメールをくれたことがあって
それが凄く嬉しかった。
あとは…彼は"ヒデ"という相性で呼ばれていたのだが、トイレへ行ってウォシュレットの"ビデ"を見る度に「あ!ヒデ!」と言っては
「ちゃう!ビデやそれは!💢」
と半分本気な顔で怒っていた。
…あの時はすまん…でも面白かった。
主催イベントも定期的に続けていき、良い形でこの年を終えることができた。
2007年
1月新宿LOFTという老舗のライブハウスのイベントに出演。
(前のメンバーでも出演はしていた)
この時、4バンド出演のイベントでウチらはトリであった。
3番目に出演したバンドがメジャーシーンで活躍していたバンドのメンバーがやっていたこともあり、めちゃくちゃお客さんが入っていた。
その後に出て行かなきゃならない…ということで、もう覚悟していた。
"ほとんどのお客さんは帰るだろう"
ということを。。。
案の定、SE(出囃子のこと)が流れて出て行くと自分達を見に来てくれたお客さんのみになっていて…会場はガラガラになっていた。
(新宿LOFTは広い…)
予想通りであったので、逆に丁寧に演奏できてかなり良いライブができた。
終演後に当時の店長大塚さんからは
「cublic-setts が1番良いライブだった」
と言ってもらえてメンバー一同大満足であった。
この辺りから
「このメンバーでCDを作ろう!」
ということで以前からお世話になっているエンジニアの元へ。
4曲入りのCD制作に入る。
新しく気合いが入って、前回全国リリースしたシングルに続けてなんとかレーベルからCDを出せるように必死だった。
その結果やいかに…
次回へ続く…
今夜この後21:30からスタジオライブの生配信を行います!
是非チェックしてくださいね!
↓
【スタジオライブ生配信】
6/13土曜日21:30〜
スタジオライブ生配信!
※過去の配信動画も見れます。
(ライブ履歴、をチェックしてください)
https://twitcasting.tv/hagiwaradaisuke
萩原大介が以前に組んでいたバンド
cublic-setts(キューブリックセッツ)
12年ぶり、一夜限りの復活LIVEを音源化。
通販開始!!
cublic-setts「like a seagull vol.0」
2019.12.27@下北沢CLUB251
01. distortion(3pieces)
02. クラッカー(3pieces)
03. 虹の中へ(3pieces)
04. 空白(3pieces)
05. ユーフォリア(4pieces)
06. アイリス(4pieces)
07. Henry(4pieces)
08. mirai(4pieces)
09. ストロボ(4pieces)
10. like a seagull(4pieces)
11. ペイン(4pieces)
¥1,500(CD-R仕様)
◆ 3pieces
Vo&Gt:萩原大介 / Bass:藤原基純 / Drums:榎原直人
◆ 4pieces
Vo&Gt:萩原大介 / Guitar:冨田篤生 / Bass:藤原基純 / Drums:井上博毅
https://art-box.stores.jp/?category_id=5eae693bcee9ea0d18111628
【LINEスタンプ】
萩原大介のLINEスタンプがリリースされました!デザインは岩本伊津美さん。
スタンプショップで萩原大介を検索、クリエイターズを選択してください。
https://store.line.me/stickershop/product/11173847/ja
【アルバムリリース情報】
発売日:2020.02.05(水)発売
■ 萩原大介「夕凪の唄」
■ 収録曲
1.Entrée
2.サーチライト
3.AM4:30
4.パラレルワールド
5.ステレオタイプ
6.La dualité
7.風車
8.ラストダンス
9.Promenade
10.アイリス
11.エーテル
12.アルメリア
13.夕凪(Live at the room)
■ 品番:ZCST-051
■ 価格+税:¥3000+税
■ レーベル:ZERO COOL
通販での購入はこちら!
↓
サブスクで1st album風景の唄の配信がスタート!
萩原大介 / 風景の唄
配信始まりました。(サブスク、ダウンロード)
【レギュラー番組】
兵庫県尼崎市にあるコミュニティーラジオ局
FMaiai(82.0MHz)にて
毎週金曜日PM12:00〜12:45
「萩原大介の週刊パズルなラジオ」
次回放送は6/19金曜日12:00〜
Listen Radio(リッスンラジオ)
というアプリをダウンロードして頂ければスマホで全国どこからでも聞くことができます。
※また毎週金曜日AM8:15〜9:00まで、先週の再放送もあります!
聞き逃した方は合わせてチェックしてくださいね。