アイドル性よりもタレント性重視 | AKB48抒情詩~うたかたの夢~

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AKB48グループに関することを中心にしながら、
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好き勝手に書き綴る「戯言&妄想&言い掛りブログ」です。

・今のAKBを支えるライトファンは、メンバーのアイドル性よりもタレント性に惹かれている

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まゆゆの順位と票数について。



世代交代の象徴とされているまゆゆ。

彼女は優子と共に1位争いの主役の一人にされていたが、結果は3位だった。


優子とまゆゆの今年の票差が35,293票。去年の票差が36,263票。

一年で970票しか縮まっていない事が私は気になります。


まゆゆは次世代の旗頭であり、あっちゃん卒業後のエースとして扱われてきました。

去年の総選挙以降から露出量も増え、序列も上がったにも拘らず、

巨星・優子との差を970票しか縮められていません…。



その理由を大雑把に考えてみると、

「王道アイドル」よりも「バラエティータレント」が評価される傾向にあるからだと思います。


AKBがブレイクしてメディア露出が増えるにつれ、ファンも運営も番組で

「面白い・笑える・楽しい」要素を求めるようになった。

またアイドルに抵抗がある人がタレント的AKBに惹かれてライトファンになっている。

メディアで目立つ事で高評価し、アイドル性よりもタレント性を求めるライトファンが

今のAKB人気、48グループの人気を支えていると言えます。


王道アイドル路線のメンバーが番組やコンサートMCで面白い事

・笑える事を多く話してしまうと、王道アイドルとしての偶像が壊れてしまいます。


恐らくまゆゆはそれを知っているため、人前で弾ける姿を見せない。

優子には弾けた姿を見せればもっと人気が出ると言われているが…。




劇場からメディアへと主戦場を移しているAKBにとって、

「面白いこと・笑えること」が出来るかどうかという「バラエティータレント要素」が

運営やファンの価値観の大部分を占めるようになりつつあります。

アイドル性よりもタレント性が惹かれ、楽しまれています。


これが形となったのが「さっしー1位」「まゆゆ伸び悩み3位」「ゆきりん減速4位」。





メンバーの属性・個性の多様性が売りのAKBであるが、総選挙以降、

王道アイドル路線のメンバーを適正評価しにくい流れが更に強まり、

メディアで目立った者が高評価されるようになる危険性が高いです。